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「娘とLINEで通話」「PayPayで買い物」91歳の超人気インフルエンサーが教える【スマホに依存せず、メリットだけ享受するコツ】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月3日 8時0分

「娘とLINEで通話」「PayPayで買い物」91歳の超人気インフルエンサーが教える【スマホに依存せず、メリットだけ享受するコツ】

(※写真はイメージです/PIXTA)

スマホは上手に活用できれば便利ですが、操作方法が分からなかったり、依存して時間を浪費してしまったり……なかなか使いこなせていないという人もいるかもしれません。本記事では、「日々を心地よく楽しむヒント」と「共感できるツイート」に溢れたX(旧Twitter)が世代を超えて絶大な人気を誇る“91歳インフルエンサー”の大崎博子氏による著書『90歳、ひとり暮らしの知恵袋 お金をかけない素敵な毎日の過ごし方』(宝島社)から一部抜粋し、「スマホやSNSを通して老後の生活を豊かにするコツ」を紹介します。

スマホとタブレットは、生活の中に溶け込んでいます

私がパソコンを始めたのは、2010年12月、78歳のときです。ロンドン在住のひとり娘から、「パソコンが使えるようになれば、日本とロンドンでも無料で通話できる」と言われたことがきっかけです。

以前は、国際電話をすると、ものすごくお金がかかったんです。電話代がかからなくなるなら、すごく便利だな、と。それと、大好きだった東方神起の動画も観られるとも聞いて、それなら始めてみたいと考えたのです。

パソコンは、Macを選びました。なぜなら、当時、アップルストアでは、「1年間通い放題で9,800円」というパソコン教室を開催していたからです。本来は機械オンチな私ですが、身近にパソコンを教えてくれる人がいなくても、通い放題の教室なら、何度でも教えてもらえそうと考えました。

だから、使えるようになるまで、せっせと銀座のアップルストアまで通いました(※)。

※現在、アップルストア銀座でのパソコン教室は開催されていません。

せっかく使えるようになったパソコンですが、今は、スマートフォン(iPhone)とタブレット(iPad)中心で、パソコンはほとんど開かなくなりました。

私は、朝の太極拳の後、石神井公園の中をお散歩するのですが、そのときに見つけた季節の花など、きれいなものを探し歩いては、スマホのカメラで撮影しています。

季節の花を撮ったときは、Google(グーグル)の画像検索で、花の名前も確認します。フォロワーの方から花の名前をたずねられたときにも、すぐ答えられるようにしておくんです。

以前は撮影したらすぐ、その場でTwitter(ツイッター)にアップしていたんですが、今は、太極拳の仲間といっしょに歩いているので、アップするのは自宅に戻ってから。きれいなものを見つけたら、みんなに見てもらいたいですものね。

Twitterを本格的に始めたのは2011年3月。それから毎日のようにアップしていたら、Twitterのフォロワーが20万人を超えました(2024年6月現在、約20万6,000人)。ツイートに「いいね」やリプライ(返信)をもらえることも、アップする励みになりますね。

それと、お散歩のときはお財布を持たないようになりました。スマホにPayPay(ペイペイ)のアプリが入っているので、散歩に出たついでに、「そういえばアレがそろそろなくなるな。ちょっと買っておこう」なんてときにも、スマホだけで大丈夫。便利になったなと実感しています。

タブレットは、特定定額給付金で新しく購入しました。主には、ロンドンに住む娘とのLINE(ライン)のビデオ通話に使っています。私はだいたい夕食を摂るのが、毎日午後6時半くらい。食事とおつまみをテーブルに並べて、お酒を飲み始めようかなと思う頃に、娘から電話がかかってくるんですよ。

ビデオ通話をしながら「あ、髪切った?」とか、「ごめん、今、化粧していないわ」などと笑い合いながら、毎日の暮らしの出来事を報告し合っています。

使う際の注意点

デジタル機器はとても便利ですが、使う際にいくつか注意が必要です。まず、スマホやタブレットはセキュリティのアプリを、パソコンはセキュリティソフトを入れておかないと、怪しいウェブサイトを閲覧した際などに、ウイルス感染するリスクがあります。

さらに、スマホは使い続けているうちに、何か操作していないと落ち着かなくなるなど、「スマホ依存症」になってしまうことも。そのため、使いすぎには要注意です。

Point1

ウイルスに感染したファイルや詐欺のメールをうっかり開くと、スマホが使えなくなったり、パスワードを盗まれたりと大変なことに! 差出人が怪しいメールは、開かずゴミ箱へ!

Point2

スマホを使いすぎてしまうと、肩こりや腰痛、眼精疲労など体調不良を起こすことも。寝る2時間前には手放す、などルールを決めましょう。

スマホの文字を「太く」する

スマホの文字が読みにくい場合、文字を大きくするだけでなく、太くしましょう。「設定」を開いてさらに「画面表示と明るさ(ディスプレイ)」をタップすると、文字の大きさや太さの設定を変更できます。

スマホで外出が楽しくなる

「散歩中に見かけた花の名前を知りたい」「駅の広告に出ている芸能人の名前が思い出せない」といったときに便利なのが、Google(グーグル)の画像検索です。

カメラで撮影した画像から、検索結果を表示してくれるので、疑問をすぐ解消することができます。ただし、便利だからといってなんでもかんでもすぐ画像検索するのではなく、思い出そうとすることも忘れずに!

他人とつながるアプリを活用しよう

SNSを使うと知り合いだけでなく、世界中の人たちとつながることができます。でも、いちいち文章を入力するのは面倒だと感じたときは、TwitterやInstagram(インスタグラム)に写真だけアップすればOK。散歩中や外出先で撮った写真をアップすれば日記代わりにもなりますし、散歩の励みにもなるはず!

Point1

写真を見た人からのリアクション(「♡」やコメント)があるとうれしいもの。コメントをくれた人とのやりとりが始まり、意外な人脈が生まれることもあります。

Point2

毎日の食事をアップすれば備忘録になりますし、おいしそうにできた料理には「♡」がたくさんつくかもしれませんよ。

Point3

写真といっしょに簡単なコメントもつけられるので、余裕があるなら一言添えるようにすると、より多くの人に共感してもらえます。

私はメッセージを打ち込めるTwitterを活用しています。

大崎 博子

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