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〈FX〉で稼げるメンタルを身につけるために、トレード以前に必ずマスターしておきたい「テクニック」とは?【YouTubeで人気のプロトレーダーが助言】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月10日 10時45分

〈FX〉で稼げるメンタルを身につけるために、トレード以前に必ずマスターしておきたい「テクニック」とは?【YouTubeで人気のプロトレーダーが助言】

FXを続けていると、スタイルが確立されていくにつれて口座内の資金も増えていきます。そのような場合、資金確保のために「しかるべき動き」をすることが重要と、FXトレーダーであるHiro氏はいいます。Hiro氏の著書「FX 環境認識の定石」(日本実業出版社)より、FXで稼ぐために有効な「資金管理の方法」について、詳しくみていきましょう。

メンタルを安定させてトレードも冷静に→マネープレッシャーへの解決策

トレードにおけるマネープレッシャーとは、口座内の資金が増えたことで増大するリスク意識です。適切な資金管理と出金ルールを設定することで、トレードの安定性とモチベーションの維持が可能となります。

マネープレッシャーとの向き合い方

しっかり資金を守って自分のトレードが確立してくると、自然と口座内のお金は増えていくと思います。特に2%ルールで安定してくると、複利の力でどんどんロットも大きくなることで、1回で稼げる金額も大きくなってきます。しかし、そこで次第に問題になってくるのが「マネープレッシャー」です。

FXはレバレッジをかけて運用する投資商品という性質もあり、普段なかなか使うことのない金額を動かすことになります。そのおかげで、会社員の1か月分の給料を軽く超える金額を稼ぐこともあれば、それ以上の額を一瞬で失うこともあるわけです。ここにマネープレッシャーを感じる原因があります。つまり、トレードをするのが怖くなってしまう、ということです。

これを気合いや根性などの意志の力でどうにかしようとすると、100%どこかで無理がきます。自分のトレードが確立したあとは、マネープレッシャーとどうつき合っていくかがテーマになってきます。一番早い解決策は、口座から出金して、そもそもロットを張れないようにすることです。そこそこの利益で満足しながら、利益分はしっかり出金して稼ぎとして確保する。これがマネープレッシャーと向き合うには有効だと私は思います。

反対に、口座内の資金を出金もせずに最短最速で大きくしようとするから、負けたときのダメージが大きくなるわけです。つまりは、今までの努力が無になるような怖さを感じてしまうのです。こうならないためには、しっかり出金をして、それまでの努力、成果を確定することです。そうすることで、マネープレッシャーの根本にアプローチすることもできます。

適度な出金を心がける

私たちはお金を稼ぐためにFXをしているわけですが、お金を稼ぐことを目的にFXをしている人はおそらくいないと思います。稼いだ先に買いたいものや、やりたいことなど、何かしらに使うことを目的にしているはずです。だったらその目的を少しずつ叶えていくことで、これからも長く続くであろうトレード人生のモチベーションにしていきましょう。

目的もなく何かを継続することは、とても難しいことです。あるときは魔が差してしまい、ルールを破ったトレードをした挙げ句、資金を失ってしまうこともあるかもしれません。そうした行為を事前に防ぎ、モチベーションを維持しながらトレードしていくためにも、適度に出金してしっかり使っていく、この考え方は重要だと感じます。

口座内にあるうちはただの数字の羅列にすぎないのです。その状態でトレードをする可能性がある以上、それはあなたが自由に使えるお金ではありません。出金してはじめてあなたのお金となるのです。資金管理はお金が動く各フェーズで損失を限定するアプローチを行なう。そのような観点からも、適度に出金をするルールをしっかり設けることを検討してみてください。

家計簿をつけて収支を把握…資金管理の重要性

家計の資金管理はトレード成功の前提条件となるものです。収支を把握し、無駄な支出を削減することが重要です。

家計は黒字であることが最低条件

資金管理の最後に、さらに大事な話をします。あなたは、家計の管理はしっかりできていますか? 耳が痛いことを聞かれたと思った方もいたかもしれません。

言葉を選ばずに言いますが、お金に困っているからFXというレバレッジをきかせた投資をやっているわけですよね?そうであれば、まずやるべきなのはFXで増やそうとすることではなく、家計の資金管理です。

家計の管理もできない人間が、より大金が動き、かつ繊細さが求められるトレードの世界の資金管理など、できるはずがありません。これは、私個人の経験からの持論です。

投資は余剰資金で行なうべきである以上、少なくとも家計は黒字であることが最低条件です。何をもって余剰資金と言えるかは家族構成やそのときの状況によって変わります。何にいくらくらい使っているのかを把握して、将来の支出予定を把握することも必要になってきます。

そのために一番有効な方法が家計簿をつけること。家計簿というと面倒で続かないという人もいるかもしれませんが、今ではさまざまな便利なアプリがありますし、紙の家計簿のほうが楽しく続けられるという方もいるかもしれません。

完璧な家計簿を目指さなくとも、クレジットカードや銀行口座をうまく使い分けることにより、おおよそのお金の流れを把握することは可能です。まずは自分のお金の流れを把握するようにしてください。

種銭がないのなら、まずは労働による収入アップを

繰り返しになりますが、家計の管理ができない人間にトレードの資金管理なんてできるわけがない……このマインドで取り組んでみてください。固定費の見直しなどをすることで、意外な家計の無駄も見えてきます。

こういう話をすると、「そんなことはとっくの昔にやっている、それでも自分はお金に困っているからFXを始めたんだ」という声が聞こえてきそうですが、あえて言わせてください。私も職なし貯金なしからFXを始めたので、痛いほど気持ちはわかります。だったら家計の見直しに加えて、まずは労働による収入アップを考えるべきです。事実、100万円くらいまでは正直FXで稼ごうとするより労働収入で稼いだほうが早いし確実です。

FXも投資である以上、軍資金は絶対に必要です。FXには資金ゼロから大金を生み出す魔法はありません。まずは収入を増やすアプローチを徹底的に模索してください。

その際は、現在の自分のスキルを横展開できないか、新たにスキルを身につけて今持っているスキルと組み合わすことはできないかなど、いろいろと考えを巡らせてみてください。「副業なんて自分にはできっこない」と思う方もいるかもしれませんが、自分のスキルを眠らせている方や、少しだけスキルを身につけるだけで収入アップが望める方は意外と多いように感じます。

他には、現在勤務している会社と時給交渉することも考えられます。もちろん、その際は交渉できるだけの成果やスキルは用意します。もし交渉にすら応じてもらえないようなら、それは転職を考える人生のターニングポイントなのかもしれません。

FXに真剣に向き合うことは、人生に向き合うこと

ここまで厳しいことを言っているように聞こえたかもしれませんが、FXに真剣に向き合うことは、人生に向き合うことであるとも私は思っています。相場の世界はそんなに甘くない。だから何度でも言います。まずは無駄な支出を削って、労働収入を最大化させる。そのうえでトレードを行なってください。

資金がない間はトレードスキルを磨く期間に当ててください。実際にトレードをスタートしたあとも、自分が満足できる金額を稼げるようになるまでは追加入金を続けて種を大きくしてください。

これが私も通ってきた道ですし、遠回りであるようで実は最短最速でFXで稼ぐ近道だと私は確信しています。

Hiro FXトレーダー

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