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「捨てたら後悔するかも」…片づけが進まないときに使える“意外なテクニック”【整理収納アドバイザーが紹介】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月4日 9時30分

「捨てたら後悔するかも」…片づけが進まないときに使える“意外なテクニック”【整理収納アドバイザーが紹介】

(※写真はイメージです/PIXTA)

しばらく着ていない洋服たち。「処分しなきゃ」と思っても、なかなか踏ん切りがつかないという人も多いでしょう。とはいえ、タンスやクローゼットはもうパンパン……そんなときに使える“意外な整理収納のテクニック”を、整理収納アドバイザーみや氏が紹介します。著書『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』(エムディエヌコーポレーション)からみていきましょう。

手放すか迷ったら、3か月“寝かせる”

服を手放しはじめて約4年。だんだんと手放すかどうかで「迷う」ことは少なくなりました。それは、「いまの自分」に必要な服や「自分の好き」がわかってきて、必要、不要の判断がラクにできるようになったからだと思います。

でも、かつては迷うこともしょっちゅう。基準をもとに判断しても、「必要かも」という思いに直面し、迷った結果、手放せないこともありました。

ただ、これまでの自分の体験を通して一つ気づいたのは、手放して困るものは迷う余地がないということ。

例えば、いつも使っているスマートフォンを「手放そうかな」とは思わないですよね。手放して困るものは「必要」と断言ができ、「迷うもの」は、あってもなくても困らないものなのではないかなと思うのです。

とはいえ、迷うときは無理して手放す必要はないと思っています。手放したことで不安にさいなまれてしまったら、自分の快適や心地よさのために手放しているのに、それどころではなくなってしまいますよね。

私も迷うときはあります。そのときは、自分なりの一定期間(私は3か月程度)を決め、目の届かないところに隠します。それで、思い出すこともなく出番がなければ、いまの自分には不要な服なのだと思えます。

あとは、1日着て出かけてみたり、鏡を見て「これで、女友だちと食事に行けるかどうか」と想像してみたり。改めて袖を通してみると、「あれ、違うかも」と思えて、サクッと手放せることもあるものです。

クローゼットを片づけると、「バッグの中」も見直せる

クローゼットが山積みだった頃の私は、バッグの中身も、てんこ盛り! ちょっとのお出かけにも大きなリュックを持ち、あれもこれもと詰め込んでいました。

でも、クローゼットを片づけて、そのほとんどが使わない服であったことがわかってくると、バッグの中の「不要なもの」の存在にも気づいていきました。

当時はどこに行くにも、折り畳み傘を年中無休で携帯。化粧品はファンデーションからリップグロスまでフルセット。まるで旅行者のように大きなポーチにパンパンに詰め込んでいました。

さらに、自分は不要であっても、自分以外の誰かが「必要になるかも」という思いからのど飴とか生理用品なども常に入れていました。もう、何を入れていたかも思い出せないくらい(笑)。

とにかく、不安な気持ちをものでかき消すかのように詰め込んでいたわけですが、重いし、いざ必要なものを取り出そうとしても、ものが多くてすぐ取り出せないし、バッグの中はぐちゃぐちゃになるし。それだけでイライラしていたものです。

いま思えば、あの頃は天気予報を確認する時間さえもなかったのだと思います。そして、取捨選択する余裕がないものだから、とりあえず「何もかも」詰めていたんですよね。

いまは、天気予報を見てから傘の有無を判断しますし、「今日の自分」がどこに行く、何をするかで、「いるもの」だけを詰めています。

大きなリュックも手放して、小さなショルダーバッグが相棒です。

みや 整理収納アドバイザー

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