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“片づけ=めんどうなこと”の思い込みを変える「意外な習慣」とは【整理収納アドバイザーが解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月12日 7時5分

“片づけ=めんどうなこと”の思い込みを変える「意外な習慣」とは【整理収納アドバイザーが解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

せっかく部屋を綺麗にしても、いつの間にかモノで溢れている……忙しい現代人は、日々の片づけ・掃除にげんなりしている人も多いはず。そこで、整理収納アドバイザーみや氏の著書『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』(エムディエヌコーポレーション)より、“片づけ=めんどうなこと”という思い込みを変える「意外な習慣」を紹介します。

片づけは後始末ではなく「未来のための準備」

片づけをはじめて約4年。「いつまで続けるの?」そんなふうに言われることがあります。

でも、片づけに「終わり」はないんですよね。だって、そもそも「片づける」ということは、出したものを元に戻すこと。生活していれば、必ずものを使うし、それを戻さない、しまわないから、散らかってしまうのです。

わが家の場合は、そもそも収まっていなくて、戻すべき場所からもあふれていました…。まずは戻す場所をつくり、スムーズに戻せるようにするために、「ものを減らす」ことをしてきました。

ところで、「終わりがない」なんて聞くと、ちょっとげんなりしてしまいますよね。でもそれは「終わりがある」と思っているからではないでしょうか。片づけって生活とセットだから、生きている限り食事が続くように、片づけも続くものだと思うのです。

とはいえ、「片づけ」のために、食事がおろそかになったり、寝る時間が減ったりしたら、それは心身ともに不健康。「自分にとって何が大切か」を見失わないことが大事だし、あくまでもそれをかなえるための手段です。

そうそう、「片づけ」というと「後始末」のような印象があって、少し面倒な気がしますよね。でも、見方を変えれば「次の作業の準備」なんですよね。

夕食後の作業は、片づけと思わず、「翌朝、料理をスムーズにするための準備」。終わったことのためにではなく「未来のために」。そう思うと、少しラクな気持ちになりませんか?

片づけを習慣化するために、「できたこと」を書きとめる

ご飯を食べたり、歯を磨いたり、顔を洗ったり。これって私たちが無意識のうちにできていることだと思うんです。だから、面倒とも、苦痛とも思わないですよね。

片づけも無意識になれば、「やらなくちゃ」とも「やりたくない」とも思わなくなっていくのだと思います。そうなったら、生活の一部として習慣化したと言えるのかもしれません。

とはいえ、すぐには歯磨きのようにはいきません…。でも、少しずつコツコツと習慣化できればいいなと思っています。

いまは、毎日出勤前に「さっと掃除する」を習慣にしています。他にも、「やる」と決めていることがいくつかありますが、それらは、だんだんと生活の中に組み込まれていき、自分の中にもインプットされてきました。

でも、最初のうちは忘れてしまったり、面倒でやらなかったりしたんです。だから、「できたこと」「やること」を日記につけたり、書き出したり、SNSに投稿することで、自分の中で意識づけをしていきました。そうすることでだんだんと身につけることができたのだと思います。

もちろんできないこともあります。でも、できなかったとしても追い込んだり、落ち込んだりはしません。だって、片づけや掃除と、遅刻しないことのどちらが大事かといったら、当然、後者ですよね。

片づけは暮らしの一部です。だから、「やろう」という意識は大事にしつつも、「できる範囲で」という柔軟さも大切にしています。

みや 整理収納アドバイザー

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