部屋が常に綺麗な人の「1日たった10分」の習慣【整理のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月21日 9時30分
![部屋が常に綺麗な人の「1日たった10分」の習慣【整理のプロが解説】](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/goldonline/goldonline_61555_0-small.jpg)
(※写真はイメージです/PIXTA)
忙しい毎日のなかで、部屋を片づけたくてもどこから手をつけていいかわからない、いざ片づけはじめても途中で挫折する……そんな悩みを抱えている人も少なくないでしょう。そこで、『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)より、片づけの成功率をグッと高める方法をみていきましょう。著者の西﨑彩智氏が解説します。
「まとまった時間」をあてにしない
![](https://ggo.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/800m/img_023f17d1f1d2de182fedb61bff90f0d5101278.jpg)
かつて私の家も「片づかない家」でした。離婚協議成立までの2年ほどは特にひどかったです。片づかない状態が続き、私は、いかに自分が面倒くさがり屋で大雑把であるかということを思い知らされました。
そもそも家が片づかないのは、全てを後回しにするからです。「明日やろう」、「週末にやろう」、「月末にやろう」……、果ては、「時間ができたらやろう」。
断言してもいいです。そんなにまとまった時間がとれることなんて絶対にありません。
それに、もしも頑張って「まとまった時間」が取れたとして、それを片づけのために使うなんてもったいないと思いませんか? せっかくなら大切な人と旅行したり、自分の好きなことをしたりする時間にしたいと思いませんか?
かつての私は、いつもイライラしていました。週末になるまで家事をため込んで、バタバタ、バタバタする週末を迎えるのが本当に嫌だった。自分のことは、全て後回し。「家族はそれぞれ好きなことをしているのに、どうして私ばかりがこんなに忙しいの? 何もかも放り出したい!」と思ったこともしばしば……。
本当は、「休みの日」は家族みんなとのんびり過ごす日にしたかった。ただ、それだけでした。
「ためないこと」で、片づけを習慣にしていく
それなら、どうすればよかったのか。今の私なら、わかります。一番大切なことは「ためないこと」。ためていいことなんて一つもありません。
例えば、私はアイロンがけが大嫌いです。嫌いだと、ついついためこんでしまいますよね。私もかつては、5枚、10枚ためこんでいました。楽しいことなら、30分かかっても、1時間かかっても、鼻歌でも歌いながらできる作業かもしれません。でも嫌いなことだと、苦行でしかないわけです。
忙しいからといって、スキップすればするほど、未来の自分に負荷がかかるんです。今の自分ができないのに、未来の自分ができるわけがないですよね。未来の自分に期待してはいけないんですよ。
片づけも同じなんです。ためこむから嫌になる。「私は一体、何をやっているんだろう」、そう自分を責めたくなる。
矛先は自分だけじゃなく、家族にも向くでしょう。そんな自分がまた嫌になって、ますます自分を責めてしまう。もう、負のループです。この負のループから抜け出すためにはどうしたらよいのか。その方法はただ一つしかありません。
それは、発想を転換すること。「面倒くさがりな自分が、どうすればできるのか」。そういう発想を持つこと。自分を変える必要はない。習慣を変えればいいだけ。
そう。今の自分が、「できる習慣」を見つければいいんです。
「帰宅したら、バッグを自分の部屋にしまう」…まずは小さなことから
片づけ下手な人ほど、片づけを「一世一代の大仕事!」と思っている傾向があります。かつての私もそうでした。でも、大仕事だととらえるから、一歩が踏み出せなくなってしまうのです。だからこそ発想を変えて、できることから始めてみましょう。
・毎日、寝る前に必ずキッチンの食洗機から食器を出してしまおう
・ネットショッピングで買い物をしたときに出る段ボール箱はすぐに畳んで捨てよう
・仕事から帰ったら、お仕事バッグは必ず自分の部屋にしまおう
まずはこんな小さなことからでいいんです。どれも、5分程度でできること。これを積み重ねていくと、目の前の景色が変わります。そして、目の前の景色が変わっていけば、説得力が生まれます。
とはいえ、毎日10分程度の片づけを45日間やれば、家がスッキリきれいになるかというと、それは現実的ではありませんよね。
でも、とくに初めの一歩を踏み出すとき、この10分の意義はとても大きいのです。ちょっとした片づけでも、「あ、私、できたじゃん。変われたじゃん」必ず自信が生まれ、「またやろう!」という気持ちにつながります。
これを次の日も、その次の日も……というように、どんどん経験していくと、やがて抵抗なくスッとできるようになっていくんです。
今日、今、この瞬間から、「10分でできること」を始めてみませんか?
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毎日のちょっとした習慣で、ためこみ癖はなくなる
西﨑 彩智 株式会社Homeport 代表取締役 お片づけ習慣化コンサルタント
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