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“会話泥棒”しちゃってない? 複数の人と話すときに真似したい〈大谷翔平〉の話し方

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月5日 11時15分

“会話泥棒”しちゃってない? 複数の人と話すときに真似したい〈大谷翔平〉の話し方

(※写真はイメージです/PIXTA)

“ちょっとしたパーティ”やイベントなど、どう過ごしてよいのかわからず、苦手に感じる人も少なくありません。何を話していいかわからずについ空回りしてしまうことも……。そこで本稿では、渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌の記者に転身した山田千穂氏による著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部抜粋し、大人数でのコミュニケーションで心がけるべきポイントについて解説します。

大人数の場所でも一目置かれるふるまい

パーティーやイベントで会話泥棒をしない

大人数で集まって話すパーティーやイベントが苦手な人、多いですよね。なんとなくグループができて、なんとなく会話がはじまるので、どのタイミングでどんな話をすればいいのか、私も最初はわかりませんでした。

わからなければわからないなりに、おとなしくしていればよかったのですが、今も思い出すだけで恥ずかしい失敗をしたことがあります。大人数が集うパーティーで、あるグループが人気アイドルの衣裳の話をしていたのです。

そこへ入っていった私は、別の推しアイドルが「超かっこよかった」という話をぶち込んでしまい、一瞬、場が凍り付きました。「ヤバい!やらかしてしまった」と気づいたときは時すでに遅し。そのアイドルの衣裳の話で繋げばまだよかったのですが、まったく違う話をしたため話の方向が変わり、せっかく盛り上がっていた場が白けた雰囲気になってしまいました。

新人記者時代にも、109時代の癖で「私はこうで〜」と上司の会話を奪うことがありました。発言したあとの雰囲気で、「やばい!109時代の自分語りをしてしまってるわ……」と気づき、あらためるべく心がけるようになったのですが、そんな矢先、別の上司に「山田さんはいつになっても自分が主役でいたいのよね?」と言われ、ありがたいとどめを刺されました。気をつけていても、それまでのクセはそんなにすぐに変えられないものなんですね。

「自分語り」「会話泥棒」から脱却できたのは、この言葉のおかげかもしれません。ガツンときました。この痛い失敗を機に、「これは本当に注意しないといけない!もう集まりに呼んでもらえなくなる!」と焦った私は、パーティーに行くたびに「会話泥棒にならないように気をつけよう!」と自分に言い聞かせて意識するようになりました。

大人数の会話は流れるプールのようなものです。最初は2人、3人と会話がはじまって、だんだんみんなの会話が同じ方向に流れていきます。だから、その流れに入るときは、会話の話題はどのくらいの深さで、どっちの方向に流れているのかまず確認する必要があるのです。

会話の深さと方向に合わせて、飛び込んでいくようなイメージで入っていかないといけないんですね。そこを間違えると失敗します。逆に言うと、話題と方向性さえ間違えなければ、どんな大人数の場でも会話が怖くなくなるのです。

複数の人と話すときは大谷翔平を真似る

メジャーリーガーの大谷(おおたに)(しょう)(へい)選手のコミュニケーションがすばらしいことは、メディア業界でも有名です。何がすごいって、誰に対しても笑顔で、目配りも均等にするのです。

大人数の中で質問する人がいても、質問者がどこにいるか探して、その質問者に向かってきちんと答えを返します。大人数の取材の場合、時間が限られているので、1人あたりの質問に対して10秒前後で端的に話をまとめるのも上手です。

そのおかげで話が長かったり短すぎたりせず、均等に大谷選手のコメントが行き渡るので、取材陣も気持ちよく会場を後にすることができます。

そのような場面も含めて、大谷選手の人に対する振る舞いはテレビ越しに観察しても勉強になります。私も複数の人と話すときはもちろん、自分にもできそうと思えば、どんどん真似しています。あなたもぜひ、大谷選手のコミュニケーションを参考にしてみてください。

山田千穂 記者

編集協力:樺山美夏

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