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嫌な相手には「より丁寧に」接する…苦手な相手との会話をストレスフリーにする6つのテク<br />

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月17日 11時15分

嫌な相手には「より丁寧に」接する…苦手な相手との会話をストレスフリーにする6つのテク&lt;br /&gt;

(※写真はイメージです/PIXTA)

誰しも自分と「相性が悪い人」が身の回りに1人や2人はいるもの。プライベートであれば距離を置けばよいだけですが、仕事の関係者だった場合はそうもいきません。そこで本稿では、渋谷109のカリスマ店員から有名週刊誌の記者に転身した山田千穂氏による著書『ずるい聞き方 距離を一気に縮める109のコツ』(朝日新聞出版)より一部抜粋し、相性の悪い人とのやり取りをストレスフリーにする「6つのテクニック」をご紹介します。

苦手な相手も「良いところ探し」で

どんなにイヤな人、苦手な人でも、視点を変えれば別の顔が見えてきます。苦手な人と話をしなければいけないときは、その気持ちを相手に悟られないように、良いところを1つでも探すと自分をごまかせます。

たとえば、苦手な上司が家族とキャンプに行った話をしていたら、その上司は家庭では「最高のパパ」「最高の夫」なのかもしれません。

職場ではわからないその人の別の顔を知るためには、休日の過ごし方を聞くと意外な一面がわかることがあります。

プライベートまで詮索しなくてもよくよく観察してみると、「声が重低音で魅力的」「デスク周りがきれい」「さりげなく、床のごみを拾って捨てていた」「重いものを運んでいる人の荷物をそっと持ってあげていた」といった今まで気づかなかった魅力が見つかることも。

良いところを探したら、「前から思ってたんですけど、○○さんの声が私の父の重低音ボイスと似ていて親近感を覚えるんです」「○○さんっておしゃれですよね。好きなブランドとかあるんですか?」と言葉にして伝えます。

そのように意識的にプラスの印象を持つと、心の壁も薄くなっていきます。

仮に「話したくもない!」というほど嫌悪感が強い人でも、挨拶だけは自分からしたほうがいいでしょう。プラスの印象が持てないなら、せめてマイナスの印象は与えないことです。自分が苦手だと思っていると、相手にも伝わるもの。悟られないようにすることで、もし相手があなたにいい印象を持ってくれたら、関係性が変わることもあるかもしれません。

相性が悪い人を敵に回さないコツ

会話もメールも普通にやりとりしているのになかなか噛み合わない。話をするたびにモヤモヤイライラする。こんな風になぜか相性が悪い人、いませんか? どんなに人当たりが良い人でも1人や2人はいるのではないでしょうか?

付き合わないですむ相手なら離れればいいだけですが、仕事関係者だとそういうわけにもいきません。であれば、相手を敵に回さないように当たり障りなく接したほうが、ストレスやトラブルを回避できます。

接客業と記者業で、ありとあらゆるタイプの人と接してきた私は、人付き合いで大前提としていることがあります。それは、生まれ育った環境も見てきた風景も、価値観も考え方も違う他人であれば、相性が合う人のほうが少なく、むしろ合わない人のほうが多くて当たり前だということです。

そのため、「みんな自分とは違う人間」ということをまずは受け入れ、相性が悪い人にはより丁寧に接することを心がけています。

苦手な相手との会話をストレスフリーにする6つのテクニック

具体的なポイントをいくつかご紹介しましょう。

  • 相手に対して何かを伝えるときは、一度立ち止まって考えて丁寧な言葉遣いで発する。
  • メールを送るときは、件名に要件を明記し、内容とのずれがないか確認する。
  • 最初に「寒くなってまいりましたが、お変わりありませんか?」「昨日は遅くまでお疲れさまでした」と気遣いの言葉を入れ、最後に「いつもありがとうございます」「急なお願いにご対応いただき○○さんには大変感謝しております」といった感謝の言葉を入れる。
  • 曖昧な表現に気をつける一方で、「できません」「違います」といった断定や否定を避ける。言いかえる場合、「できません」→「○日頂戴できればお引き受けできます」「違います」→「行き違いがあったようです」など表現を和らげる。
  • 失礼な言葉遣いやわかりにくい文章がないか、全体を2回は読み返す。
  • 来たメールに返信するときは、なるべく相手が使った言葉や言い回しを使う。

このような点を意識して気持ちよくやりとりできるようになれば、相性の悪さもさほど気にならなくなっていくでしょう。

ストレスの9割は人間関係の悩みといわれています。何かイヤな予感がした相手には、こちらから先手を打ってリスク回避したほうが余計なトラブルやストレスを抱え込まずにすむのです。

山田千穂 記者 編集協力:樺山美夏

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