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新しい服を買う=悪ではない!服好きが「綺麗なクローゼットを保つ」ための“セブンルール”【整理収納アドバイザーが解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月25日 9時30分

新しい服を買う=悪ではない!服好きが「綺麗なクローゼットを保つ」ための“セブンルール”【整理収納アドバイザーが解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

覚悟を決めてクローゼットを大掃除して「よし! スッキリ!」と思っても、翌年にはまた服が溢れている……。こうした経験がある人も多いのではないでしょうか。そこで、時間が経っても新しい服を買っても「綺麗なクローゼット」を維持する方法について、整理収納アドバイザーみや氏の著書『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』(エムディエヌコーポレーション)から紹介します。

買うのは簡単、捨てるのは大変

昔の私は「買えばいいや」が基本。「着たい服がなければ買う」「合わせるものを買う」。買うというのは、私にとってすごくラクな逃げ道だったと思うのです。

いまの私には、買わない生活が定着し、1つのものを選ぶのにも慎重になりました。そうは言っても「買う」のは簡単。せっかくものを減らし、すっきりしてきたので、この空間をキープしたい。そのためには、「不要なものを買わない、入れない、増やさない」ための工夫が大事だと思います。

それから、約1年前に「整理収納アドバイザー」の資格も取りました。心地よい空間を維持するためには収納のノウハウも必要で、それが、ものを増やさないためにも役立っています。

1つ買ったら、1つ“以上”手放す。スッキリを保つ「7つのルール」

1.1つ買ったら1つ以上手放す

1つ増えても1つ減らせば、当然「プラスマイナス、ゼロ」。至極単純ですが、これが徹底できれば現状よりも服が増えることはありませんよね。もちろん、「1つ以上」手放せば、手持ちの数を減らすこともできます。

「新しく買う」ことは決して悪いことだと思っていません。服は消耗品なので、清潔感を保つためにも新調は必要ですし、私もすてきな服があれば、吟味はしますが、もちろん購入します。

でも、そのときに大事なのが、買った分だけ「手放す」ということ。「現状よりも増やさない」を意識することが、服に限らずすっきりをキープするために重要です。

2.ハンガーは数を決めておく

おもちゃの場合も、「このかごに入るだけ」と決めていたように、ものに合わせて収納を増やしたり、大きくしたりするのではなく、収納に合わせてものの量を固定することが大事です。洋服の場合は、服の数に合わせてハンガーの数を決めておきます。

そして、そのハンガーの数以上の服を持たないことがルール。つまり、新しい服が入ってきたら、いずれかの服を手放してハンガーをゆずります。

この法則でいけば、「1つ入れたら、1つ減らす」ができるので、もとからある数より、服が増えることがありません。

着た服を戻す方向を決めることで「眠ったままの服」が可視化

3.着用した服は一定方向から戻す

右でも左でもわかりやすいほうでOKですが、私の場合は着た服を、常にいちばん右側にかけていきます。

こうしていくと、必然的に出番が少ない服が左側に集まっていきますよね。新しい服を買ってどれかを「手放す」場合、「何を手放していいかわからない」「迷ってしまう」となると、減らすことにストップがかかってしまいます。

必ずしも、これだけで決めなくてもいいのですが、参考になる要素があると手放しもスムーズ。

色ごとやアイテムごとにまとめてかけるというのも、すっきり見せる1つのワザですが、私は、次に「手放す服」を視野に入れてこのかけ方にしています。

4.ときどき手に取って状態を点検

3.のように戻していくとふだん「出番が少ない服」がわかってきます。

でも、出番がないことには、何かしらの理由があると思うのです。そういった服も、ときどき手に取り、理由を見つけるようにしています。すると、黄ばみが目立っていたり、ボタンが取れていたり…。

以前気づいたダメージのケアを忘れていたということもありますよね。そういった場合、手入れすれば、また頻繁に着る服になるかもしれません。あるいは、「もう着ない」と認識できて、早々に手放す決断ができることも。

管理するうえでは、ただただ眠っている服をつくらないことも意識しています。

5.欲しいものは手帳に記録して吟味

新しいものを購入するときは、とても慎重になりました。欲しいものがあるときはすぐ購入せず、書きとめておき、本当に必要か、似たものがないか、レンタルできないかなども考えます。

例えば、子どもの発表会のドレスなどは、何度も使う服ではないのでレンタルすることも。そして、高くても安くても、どんなブランドでも、1つのもの。

スペースを使うことや、管理することに差異はないので、「安いからいいや」の妥協もしません。とはいえ、あまり慎重になりすぎると疲れてしまいます。「買うこと」が悪では決してないので、ほどよい加減も大事にしたいです。

ネットショッピングは便利だけど…ムダをなくすには「試着」が必須

6.試着は必須。ネットでは買わない

私が手放した服の多くは、ネットで購入したものでした。

ネットショッピングはゆっくりリサーチもできるし、近くに店舗がなくてもお目当ての服が買えるメリットがあります。でも、やはり試着ができない、実物を見られないことがデメリット。

以前、白い服を購入したときに、届いた服は自分が想像していた「白」と全然違ったことがありました。同じ「白」でも、少し違うと雰囲気が違い自分好みではなかったのです。

不要な服を買えば、手放す手間もかかります。そうならないようにいまは「試着」ができるリアル店舗か、返品も可能なネットショップを利用しています。

7.クローゼットに余白を残す

クローゼットに空間があると、つい服を詰め込みたくなりますよね。でも詰め込んでしまうと、どんな服があるのか把握しにくくなるし、取り出しにくくなってしまいます。把握できなくなると、使わない服を生んでしまったり、「足らない」などとも思いがち。

また、取り出しにくいということは、戻しにくいということ。戻さなければ、当然散らかる原因になってしまいます。だから、詰め込むことはせず、つねに「余白」がある状態をキープしています。

それから、余白があるほうが湿気も溜まりにくいので、服も傷みにくいですよね。

みや 整理収納アドバイザー

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