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「きれいな部屋をキープできる人」がやっていること・やらないこと

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月4日 9時30分

「きれいな部屋をキープできる人」がやっていること・やらないこと

(※写真はイメージです/PIXTA)

ある日思い立って、一気に部屋を片づける。でも、その「きれいな状態の部屋」をキープできない……そんな悩みを抱えている人は少なくありません。では、きれいな部屋をキープできる人は、どうしているのか、またどんなことを“やっていない”のか…… 『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)より、著者の西﨑彩智氏が解説します。

【関連記事】部屋が常に綺麗な人の「1日たった10分」の習慣【整理のプロが解説】

コレで片付いた状態を保てる!

散らかるのは、こんな理由から

「一生懸命に片づけたのに、すぐに散らかってしまった」。これでは意味がありませんよね。大事なのは片づいた状態を保つこと。きれいな状態をキープできる人は、あることをしています。それが、「使いづらい!」の解消です。

例えば、キッチンでラップやタッパー、調味料などが手を伸ばして取れる場所にありますか? 掃除したいとき、サッと掃除用具を取り出せますか? ゲームを片づける場所は決まっていますか? 薬箱を棚の上の取りにくい場所に置いていませんか? 実は、「いつも使うモノ」「必要なモノ」を取り出しやすい場所に置き、「使いづらい!」を改善することで、片づいた状態を保てるようになっていきます。では、具体的に見ていきましょう。

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使う場所に、使うモノを置く

「使いづらい!」を解消すると、散らかりにくくなる

ここ数年続いたコロナ禍により、「家で過ごす時間」が増えた、という方が多いのではないでしょうか。長時間過ごしているうちに、今までは気づかなかった「使いづらさ」に気づいたことはありませんか?

例えば、キッチンで、サッとタッパーを取り出せますか?ラップは、すぐ取り出せる場所にありますか?毎日使うお皿やコップなども同様です。これはキッチンだけに限りません。リビングや寝室、洗面所などでも同様で、使いやすさという点で見たとき、必要なモノをすぐ取り出せて、かつすぐ戻せる場所にあるのかはとても重要なことなんです。

実はその「使いづらさ」は今に始まったことではないのかもしれません。小さな問題だから、いいや。自分がちょっと我慢すればいいから、いいや。そんなふうに考えて、使いづらさを放置していませんでしたか? 

ちょっとの我慢も積み重なれば、大きなストレスになります。結局、使いづらさを放置することは、自分に試練を与えているのと同じこと。苦しいですよね。

大事なのは、できるだけ手間を減らして、「面倒くさいがなくなる仕組み」をつくっていくこと。

「どうやったら楽になるか?」から考える

では、「面倒くさいがなくなる仕組み」は、どのように作ればよいのでしょう。片づけの前提として、具体的なイメージを描くことが大切だというのは前述の通り。「なりたい自分」を考えるには、「何が嫌?」「どんな自分が嫌?」と問いかけることが必要だとお伝えしました。

仕組み作りも同じステップで考えてみましょう。「この家で、私が嫌だと思っていることは何だろう?」そういう目で周囲を見渡すことから始めてください。

例えば、女性がよく使う場所としてキッチンを例に挙げて考えてみましょう。よく使う場所だからこそ、本来ならノーストレスで過ごしたいですよね。でも意外と、「これ、なんでここに入っているんだっけ?」というモノが見つかることがあります。

Mさんがキッチンで嫌だと感じていたのは、ストックバッグの収納場所でした。ストックバッグは、食品を分類して収納したり、小分けしたりするのはもちろん、調理にも使えるので、そのお宅では非常に登場回数が多いとのことでした。

それなのに、そのお宅では、なぜかストックバッグが、踏み台を持って来なければ取れないような、キッチンの吊戸棚の一番上にある平たいスペースに入っていたのです。「なぜその場所に入れておくのか」と聞いたところ、ストックバッグを並べて収納しておくのに、その平たい場所がストックバッグの箱にピッタリだったから、との答えでした。

でも考えてみてください。登場回数が多いストックバッグが吊戸棚の一番上に入っていたらどうなるか。踏み台を持ってくる、踏み台に乗って吊戸棚を開ける、ストックバッグを引き出して取って戸棚を閉める。作業をしたら、また踏み台に乗って、戸棚を開けて、ストックバッグを戻して、戸棚を閉めて、踏み台を降りて、踏み台をしまう……。

ストックバッグを使って、片づけるまでに、一体、何工程かけているのでしょう。ストックバッグを使うたびに、その工程を繰り返さなければならないとしたら、実はとても労力がかかっていますよね。

モノを取り出したり、戻したり、つまり「モノを出し入れするのに必要な動き」を「アクション数」と呼んでいます。だからこそ、アクション数を考えてみてほしいのです。もしも仕組みを変えてうまくいったら、とても快適になると思いませんか?

一度、仕組みを変えてしまえば、「ああ、使いづらい!」とモヤモヤしながら家事をしなくて済むようになります。仮に10分、15分かかったとしても、1カ月単位で見たら、すぐに取り戻せると思いませんか。

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モノを「取り出し&戻す」ときのアクション数を減らそう

西﨑 彩智 株式会社Homeport  代表取締役 お片づけ習慣化コンサルタント

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