1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

月利30%のプロトレーダーが「もっと稼ぎたい」と思ったときに徹底する、たった1つのこと

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月18日 17時45分

月利30%のプロトレーダーが「もっと稼ぎたい」と思ったときに徹底する、たった1つのこと

※画像はイメージです/PIXTA

トレード中に「もう少し含み益を伸ばしたい」「トレード回数を増やしてもっと稼ぎたい」など、欲が生じた経験がある人は多いでしょう。それはプロトレーダーであっても同じです。そのようなとき、どうすればよいのでしょうか? 今回は、FXトレーダーの欲との向き合い方を株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏が解説します。

欲に忠実に従ったトレーダーの末路

FXでトレードをしているときに、利益確定で迷ったことのあるトレーダーは多くいるでしょう。多くのトレーダーは、含み益を失いたくないという気持ちと、もっと含み益を伸ばしてから利益確定したいという相反する気持ちに陥ってしまいます。相反する気持ちに整理をつけられないと、利益確定のタイミングを逃すことに繋がります。

欲に忠実になりすぎてしまうトレーダーは、合理的な判断をする前に欲に駆られた非合理的な行動をとってしまうため、継続して利益を積み上げることができません。トレーダーとして重要なことは、いかにして自分の感情をコントロールし、事前に考えた戦略をもとに淡々とトレードを重ねていくかということです。初心者トレーダーがよく経験する利益が小さく、損切りが大きくなってしまう現象は、このような心理的なプロセスを経て現れるのです。

すでに稼いでいるプロトレーダーも「いま以上に稼ぎたい」と思っている

世間一般的に「欲にまみれることは悪だ」と揶揄されることがありますが、必ずしも欲があることは悪いことではありません。人間にとって欲は大きな原動力になります。なにか新しいことを始めたいと思った人が、最初の一歩を踏み出すためのパワーは欲に隠されています。「なにかを成し遂げたい」、「なにかを得たい」など「〇〇したい」という欲は、人々に大きな原動力とモチベーションを与えます。

多くのプロトレーダーもFXを「いま以上にお金を稼ぎたい」という単純な欲から始まり、そのような欲を原動力としてトレードの世界で精進しています。プロトレーダーは自分の感情をコントロールし、欲と論理的な思考のバランスを保つことで多くの資産を築き上げているのです。

しかし、多くの行動の原動力となる欲ですが、扱い方を間違えてしまうと本来人間がコントロールするはずの欲に思考をコントロールされる事態に陥ってしまいます。FXでトレードするうえで自分の感情をうまくコントロールすることは非常に重要です。気持ちをコントロールできないトレーダーは、無駄な損切りや自分のキャパシティ以上のロットでトレードをしてしまいます。自分の能力の限度を超えるトレードを行ってしまう原因は欲です。

トレーダーには「もっと〇〇したい」という欲望と向き合うことが求められます。欲に負けてしまうことはFXでいま以上の結果を出せないことを意味します。

欲望を抑えるプロトレーダー

毎月安定した利益を出すプロトレーダーは、欲をコントロールすることが非常に上手い傾向にあります。利益を出すことのコツが自分のメンタルコントロールにあることを知っているプロトレーダーは、一見成果につながらないようなメンタル面の学習でも怠ることはありません。

トレードを始めたてのトレーダーはテクニカル分析など、自分のトレードに直接的に関係がある学習を急ぎます。しかし、トレードで結果を出すためにはメンタルコントロールの方法も学習する必要があります。継続的に利益を出しているプロトレーダーは、基礎的なテクニカル分析を抑えていることを前提としています。そして収益に差が出る要因は自身のメンタルコントロールに隠されていることを知っています。

そのため、プロトレーダーは自身の欲望を客観的に捉えて、いま自分がどのような心理状態にあるかを徹底的に分析します。その結果、初心者トレーダーが起こしてしまうような初歩的な損切りのミスを回避することができます。小さいミスの積み重ねを回避するプロトレーダーは、結果的に大きな利益を積み上げることができるのです。

資金と欲望を同等に徹底管理

今回は、FXで利益を上げていくために必要な欲望の管理について解説しました。多くのトレーダーは、資金管理を徹底することがFXで利益を積み上げるためのコツであることを知っています。実はFXでは資金管理と同等に欲のコントロールをすることも重要です。欲は行動力の源となる強い作用がある一方で、人間の心理要素に漬け込んで行動を支配しようとする側面もあります。

欲のコントロールの重要性を知っているプロトレーダーは、自身が欲に支配されないための工夫を日々のトレードに取り入れています。欲のコントロールは、取引ロットの管理やテクニカル分析による利確位置の決定など、さまざまな行動に取り込めるでしょう。必要以上の損切りや、想定よりも小さい利益確定をしてしまうトレーダーは、テクニカル分析の研究と同じくらいの重きをおいて学習していくといいでしょう。  

清水 一喜

株式会社ソーシャルインベストメント

執行役員

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください