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週5のパート妻「食後の皿くらい洗って」と激怒!昨夜、23時帰宅〈年収600万円・44歳サラリーマン夫〉、反撃を試みるも「あえなく撃沈」【妻と夫の家事時間の実態】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月19日 5時0分

週5のパート妻「食後の皿くらい洗って」と激怒!昨夜、23時帰宅〈年収600万円・44歳サラリーマン夫〉、反撃を試みるも「あえなく撃沈」【妻と夫の家事時間の実態】

(※写真はイメージです/PIXTA)

夫婦にとって喧嘩の火種になりやすい「家事負担」。圧倒的に妻のほうが負担を負っていることが多く、「もっとやってよ」と不満はたまるばかり。夫は夫の言い訳があるものの、撃沈するのがパターンのようです。

教育費増に夫の給料では足りず…妻がパートを増やして対応

愚痴じゃないけど……と前置きをして、愚痴を投稿する、44歳のサラリーマン。

――23時に帰ってきて夜ご飯。翌朝、「食べ終わった皿くらい自分で洗って!」と、キレる妻

――私も仕事に家事に忙しいんだから……って、パートなんだから、時間、あるだろ

中学2年生の長男、小学6年生の次男、そして妻の4人家族。地方在住で、月収は40万円、年収600万円ほど。「地方で暮らすには十分すぎると思う」と男性。しかし、長男が受験に向けて塾に通いだすと、「あなたの給料ではとてもじゃないけど足りない」と妻。週に3日、扶養内でパートをしていましたが、週5日に増やし、扶養から抜けて働くように。諸々差し引いても、世帯収入でみるとプラスとなり、家計に余裕は出てきたとか。

ただ「妻が働くようになり、家事の負担を求めるようになった」というのが男性の不満。(自分が食べたものの)皿洗いから始まり、朝のゴミ捨て、(ちょっとした)買い物……元々、帰宅が夜遅く、家事は妻任せだったことに対し、「いまどき、家事は妻任せというのはいけないこと、というのは分かっているけど……」と前置きしつつ、「得意な人が得意なことをするほうが効率的」と自論を展開します。

国立社会保障・人口問題研究所『第7回 全国家庭動向調査』で夫婦の家事負担についてみていくと、1日の平均家事時間は平日で妻が247分、夫が47分。休日は妻が276分で、夫が81分。共働きの増加によるところもありますが、近年、妻の家事時間は減少傾向にあるのに対し、夫の家事時間は増加傾向。ただし、実際の家事時間には、夫と妻で大きな差があります。

また年齢別にみていくと、妻の家事時間は30~40代が高いのに対し、夫の家事時間は年齢を重ねるごとに少なくなっていきます。「男は仕事、女は家事」という意識がまだまだ強いからでしょうか。とはいえ、20代以下でも、平日、妻の家事時間は夫の3倍。休日では2倍以上。昔ながらの感覚は、若者世代でも同様といえそうです。

◆年齢別「妻と夫の家事時間」(平日)

   妻の家事時間   夫の家事時間 
20代以下    226分  69分
30代  253分  60分
40代  252分  46分
50代  241分  39分

◆年齢別「妻と夫の家事時間」(休日)

   妻の家事時間   夫の家事時間 
20代以下    237分  106分
30代  274分  110分
40代  281分  78分
50代  276分  64分

妻「夫への家事期待」…年齢を重ねるごとに減少

さらに家事の内容別に夫婦の分担をみていくと、夫が「毎日・毎回やる」と回答した家事で多かったのが「ゴミ出し」で21.5%。妻は29.1%なので、「ゴミ出しくらい、やってよ!」という妻に、応える夫は多いようです。ただ「日常の買い物」3.3%、「部屋の掃除」2.7%、「風呂洗い」13.5%、「洗濯」13.5%、「炊事」6.6%、「食事の片付け」17.9%。対し妻は順番に、33.6%、37.5%、39.0%、75.0%、86.5%、81.0%。毎日やらなければならない家事である、炊事や洗濯は、圧倒的に妻任せ、というケースが多いよう。また基本的に「家事は妻主導」というケースが多いことも分かります。

そんな夫に対して、妻の思いは?

夫の家事に対して「期待する」、「期待しない」と回答した妻の割合をみていくと、20代以下では「期待する」が69.5%だったのに対し、30代では58.7%、40代では41.0%、50代では35.4%と年々低下。これを「年齢を重ねるごとに収入が増えていく夫、仕事を支える妻」と解釈するか、それとも「夫への期待値が、年齢と共に低くなっていく妻」と解釈すべきか……恐らく、後者のパターンが多いのではないでしょうか。

話は男性に投稿に戻り、「妻が専業主婦だった頃が楽だった……」と懐古すると、「自分の皿を洗うのは家事ではない」「妻はあなたの召使か?」とお叱りの反応。それでも「妻は年収200万円程度で俺は3倍以上。家事負担は3分の1以下でいいはず」と開き直り。

ただ、あのあと家事の負担で夫婦が言い争いになったときに、息子たちが妻に加勢。

――僕らのほうがお手伝いしている

――お父さん、本当にダサい

――いつか離婚されるよ、お母さんに

妻の言葉よりも子どもたちの言葉のほうが心にグサッと刺さったようで、「心を入れ替える」と投稿。まずは「夜、遅く帰ってきて一人で食事をした際には、皿は自分で洗う」から始めているといいます。

[参照]

国立社会保障・人口問題研究所『第7回 全国家庭動向調査』

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