「入居者が決まらない」というストレスから解放…運営会社に丸投げでも利益を得られる「国」と「物件の種類」は?【海外不動産投資のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月21日 9時15分
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海外不動産投資の一口にいっても、どの国・どの物件にするか、選択肢はさまざまです。そんななかで海外不動産投資に精通する町田健登氏がおすすめするのが、「フィリピン」で「ホテル」に投資するというもの。本記事では、町田健登氏の著書『フィリピン不動産投資術 ~月6万円から始められる年利8%のホテル投資のコツ~』(ビジネス教育出版社)より一部抜粋、編集して、その理由を解説します。
フィリピンで「ホテル投資」がベストと考える理由
フィリピンは国全体が成長しているため、フィリピン不動産購入には大きなチャンスがあるというのが私の考えです。
ただ、ここで大切なポイントがあります。「フィリピン不動産ならどんな物件でも良い」というわけではありません。あらゆる角度から多面的に判断した結果、多くのフィリピン不動産の中でも、私は「ホテル物件への投資」が良いと考えています。
その理由の一つに、住民のトラブル対応などの管理が不要な点があります。通常の居住用不動産の場合、家具や水道が壊れた場合に対応が必要になります。さらに、海外不動産の場合、壊れた家具の修理や買い換えに関しても、管理会社からの不当な高額請求を受けるリスクがあります。
その点、ホテルの場合、トラブル対応や家具の購入もホテル側が対処してくれます。宿泊客のニーズを満たしたハイセンスな家具を選んでくれることでしょう。このように、竣工してしまえばホテルが稼働する限り、オーナー側でやる作業は特にありません。
そして、大きな魅力は「ストレスフリーである」ことです。住民トラブルに対応する必要がないだけでなく、収入面でも精神的な安定が得られます。プロフィットシェア型のホテルでは自身の部屋が空室か満室か関係なく、ホテル全体の稼動率に応じて家賃を得られます。
つまり、居住用不動産やオフィスのように、「入居者の客付けに苦戦し、ずっと支払いだけが続き収入を得られない」という精神的負荷がないのです。ホテルの場合、当然ながら宿泊客はホテルが集めてくれます。
そのため、オーナーが客付けする必要がありません。「なかなか入居者が決まらずに、家賃が3カ月入らなくて焦ってきた…」といった不安がないのです。この精神面のメリットは、すでに居住用不動産のオーナーの方にとっては、理解して頂けると思います。
管理不要で高利回り、売却という出口戦略もあり自由度が高い
しかし、「ホテルだと、コロナで収益が減っているのでは?」と感じる方も当然いると思います。確かに、コロナで打撃を受けたホテルもあります。ただ、その点も考慮して、最初からフィリピンでも隔離病棟などの施策の対象になるホテルを選んでおけば、リスク回避が可能です。
特に、政府とタイアップしているホテルや、疫病などでの隔離病棟に指定されているホテルなどが狙い目です。もちろん、情報収集は必要になりますが、コツがわかれば大した時間はかかりません。
とはいえ、ホテルですから稼働しないと収入がないため、リスクはゼロではありません。ただ、成否を分けるのは立地が9割です。そのため、購入前の周辺競合ホテルのリサーチが大切になってきます。
もし仮に、周辺に強力な競合になり得る新しいホテルが建設するという情報が入った場合、その競合ホテルが竣工する前に売却することで、リスクを回避できます。ホテル物件は希少価値が高いので、中古物件でも転売しやすい傾向にあり、価格が下がって損する可能性は低いと言えるでしょう。
私のコミュニティでは、実際に私も購入している優良なホテル物件の情報をお伝えしています。このように、複眼的にデータを集めた上で、総合的に判断すると、やはりフィリピンのホテルは大きな可能性を秘めていると言えます。
私は、金融の専門家ですが、株式投資や様々な案件に投資してきた投資家としての立場からも、フィリピンホテルは超優良な投資対象だと考えています。投資の目的が「自分で住む」「フィリピンでビジネスをする」こと以外なら、ホテルがベストだと考えています。
なぜなら、高利回りの安定的な収入があり、ストレスがなく、キャピタルゲインも狙えるからです。そして、しっかり管理と集客をしてくれる運営会社を選んでおけば、丸投げで利益が上がるからです。
フィリピンホテルの大きなメリットは、管理不要で高利回りであるだけでなく、何より売却という出口戦略もあり、自由度が高い点です。特に、過去に投資経験のある方ほど、このメリットの重要性を理解してもらえるのではないでしょうか?
町田建登 ライフシフト合同会社 代表
※本記事は『フィリピン不動産投資術 ~月6万円から始められる年利8%のホテル投資のコツ~』(ビジネス教育出版社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。また、投資による結果に編集部は一切責任を負いません。投資に関する決定は、自らの判断と責任により行っていただきますようお願いいたします。
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