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さすが私の推し!“ファッサマ清少納言”、定子の最期に「この人にお仕えしていてよかった…」

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月22日 12時15分

さすが私の推し!“ファッサマ清少納言”、定子の最期に「この人にお仕えしていてよかった…」

NHK提供

俳優の吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合・午後8時)の第28回「一帝二后」が7月21日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、一条天皇に入内した定子(高畑充希さん)のもとに女房として出仕する、ききょう(清少納言)を演じるファ―ストサマーウイカさんのコメントを紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部編集・修正しております)

悔しい、悲しい…でもやっぱり「かっけ~!」

――藤原定子の最期のシーンについて

もちろん亡くなるシーンっていうのは悲しいですけれども、お別れのシーンなので。ただ個人的には、別れのシーンより、やっぱり最後に二人で過ごしたシーンのほうが悲しくて。なぜならそれは(定子さまが)いなくなっちゃうのがわかっているから悲しいんですけど。

だから亡くなっていくシーンはむしろ悔しい。隣で伊周が泣き怒っているそばでたたずんでいますけれども、気持ちは伊周と同じだなと思いながら「なんでこんなふうになっちゃうんだろう」「どうして彼女はこんな悲しい人生を歩まなければならなかったんだろう」という。やっぱり解せないというか、悔しい悲しい怒りみたいなことのほうが大きくて。

それでやっぱり改めて「素晴らしい人だな、定子は」と思ったところが、最期の定子の辞世の句が几帳のところに結んであって、ききょうがそれを見つけて伊周に渡すというシーンですけど。あそこに歌がくくりつけられてあるということは、定子はどこかで悟っていたのかもしれない。

心も体もいろんなものに蝕まれているような状況を察して、そしてみごもった最後の3人目の子どもを産むときに「もしかしたら私、産んだらいなくなるかもしれない」と、どこかにわずかによぎっていたからなのか、というふうに感じるわけですよね。

結んである瞬間に、遺書というかその覚悟、そして産んで彼女の命を全うして、残された人たちに最後生きた証というのを、歌とともに命とともに残して消えていったというのが、本当に「さすが私の推し」というか。「この人にお仕えしていてよかった」というのが、あの手紙を見つけて開く瞬間にわ~っとあふれ出たものはありましたね。

「かっけ~!」って。本当に登場から最後までずっとまっすぐ一本の軸を持って生き続けた。かっこいいっす。最高!

第28回「一帝二后」あらすじ

年の暮れ、まひろは道長(柄本佑さん)との子を出産。宣孝(佐々木蔵之介さん)は子を賢子と名付け、約束通り我が子として育て始める。

一方、道長は入内させた娘の彰子(見上愛さん)を中宮にし、定子と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。

詮子(吉田羊さん)や行成(渡辺大知さん)が一条天皇(塩野瑛久さん)の説得にあたるが、当の彰子が一条天皇の心を捉えられる気配はなく……。

『光る君へ』

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

THE GOLD 60編集部

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