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パリオリンピック開幕直前!五輪大会別「日本の金メダル獲得数」ランキング

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月23日 7時0分

パリオリンピック開幕直前!五輪大会別「日本の金メダル獲得数」ランキング

(※写真はイメージです/PIXTA)

いよいよ26日(金)に4年に1度のスポーツの祭典、オリンピックが開幕します。今回の舞台はフランス・パリ。開会式は街の中心を流れるセーヌ川沿いで行われるなど、いままでにない五輪への期待に、段々とテンションが上がってきたという人も多いのでは。注目されるのはやはり日本選手の活躍。そこで、これまでのオリンピックにおいて、金メダルを獲得した日本人選手の活躍を振り返るとともに、大会別に日本の金メダル獲得数をランキングしてみました。

7月26日「パリオリンピック」開幕…日本人選手の活躍に期待!

いよいよパリオリンピックが7月26日(金)に開幕。8月11日(日)までのおよそ2週間にわたり熱戦が繰り広げられます。

パリ五輪・パラリンピック組織委員会は、自国に最大で111億ユーロ(約1兆9,000億円)の純経済利益を生み出すと予測。また日本での五輪での経済効果は、2,500億円程度という予想がされています。

日本選手団が出場するのは31競技。前半戦、8月3日(日)までの注目競技・選手をみていくと、27日(土)にはスケートボード男子ストリートに前回金メダルの堀米 雄斗のほか14歳の小野寺吟雲、柔道女子48kgキロ級には2021年から3年連続オール1本勝ちで世界一に輝いた角田夏実が登場。

28日(日)には、スケートボード女子ストリートに赤間凜音。柔道男子66キロ級、女子52キロ級には阿部一二三、阿部詩の兄妹が2大会連続同日金メダルを目指します。

29日(月)には、体操男子団体総合が行われるほか、フェンシング女子サーブル個人には江村美咲が出場します。

30日(火)には、卓球混合ダブルスに張本智和、早田ひなが登場。前回五輪では日本が初の金メダルを獲得しましたが、果たして2大会連続のメダルとなるか注目です。

31日(水)には、サーフィン男子に五十嵐カノア、体操男子個人に橋本大輝、競泳男子200メートルバタフライに本多灯と、前回五輪のメダリストが登場します。

1日(木)には、陸上男子20キロ競歩に前回五輪の銀メダリスト池田向希が出場。

2日(金)には、柔道男子100キロ超級に過去オリンピック95kg超級で2連覇を達成した斉藤仁を父にもつ斉藤立、トランポリン女子には森ひかるが出場。

3日(土)には柔道混合団体が行われます。

前回の東京五輪では27個の金メダルを獲得。自国大会というメリットもありましたが、今回のパリ五輪では20個の金メダル獲得を目標としています。

五輪別日本人金メダル数…第2位は2大会「1964年東京五輪」…16個

さてここからは、日本の金メダル獲得数を大会ごとにランキング。五輪における日本選手の活躍を振り返ってみましょう。

金メダル獲得数16個、同数で2位になったのはまず1964年に行われた「東京オリンピック」。戦後の復興の象徴として日本で初開催となったオリンピック。東海道新幹線や首都高速道路、羽田空港と浜松町を結ぶモノレールが建設されるなど、現在にも残るインフラの数々が整備されました。

日本初開催の五輪では、金メダル16個、銀メダル5個、銅メダル8個を獲得。金メダルのうち5個はレスリング、体操が4個(団体1、個人3)、3個は柔道男子でした。そして何よりも日本中を熱狂させたのが、女子バレーボール。「東洋の魔女」が優勝した女子バレーボールの決勝は、テレビ視聴率85%を獲得しました。

五輪別日本人金メダル数…もうひとつの第2位「2004年アテネ」…16個

1964年の東京五輪と同数16個で2位となったのは、2004年開催の「アテネ五輪」。近代五輪がギリシャ・アテネで行われるのは108年ぶり。

日本選手の活躍をみていくと、柔道男子では野村忠宏が3大会連続、柔道女子では谷亮子が2大会連続で金メダル。柔道では男女合わせて8個の金メダルを獲得しました。またオリンピック正式種目となった女子レスリングでは吉田沙保里と伊調馨が金メダルに輝くなど、全階級でメダルを獲得しました。

さらに体操男子団体では伝説の名実況「栄光の架け橋だ!」、競泳男子100メートル平泳ぎでは北島康介によって「チョー気持ちいい」という名言が生まれました。

五輪別日本人金メダル数…第1位「2020年東京五輪」…27個

五輪大会別、日本の金メダル獲得数1位は「2020年東京五輪」で27個。新型コロナウイルス感染症の影響により開催は1年延期となりましたが「東京2020」の名称で呼ばれています。開催延期は近代オリンピック史上初、奇数年の開催も夏・冬通して初となりました。

国別金メダル獲得数は、米国39個、中国38個に続いて、日本は3位。日本の総メダル獲得数は58個で、3位ROC、4位イギリスに続き5位でした。

金メダルは柔道で、男子60キロ級で髙藤直寿、66キロ級で阿部一二三、73キロ級で大野将平、81キロ級で永瀬貴規、男子100キロ級でウルフアロン、女子52キロ級で阿部詩、70キロ級で新井千鶴、78キロ級で濵田尚里、78キロ超級で素根輝と、9個を獲得。

同じく日本のお家芸であるレスリングでは、男子65キロ級で乙黒拓斗、女子50キロ級で須﨑優衣、53キロ級で向田真優、57キロ級で川井梨紗子、62キロ級で川井友香子が優勝。水泳では女子200メートル・400メートル個人メドレーで大橋悠依が二冠。男子体操個人では橋本大輝が鉄棒と男子総合、ボクシングでは女子フェザー級で入江聖奈が金メダルを獲得しました。

初めて正式種目となった空手では男子形で喜友名諒、同じく初めて正式種目となったスケートボードでは、男子ストリートで堀米雄斗、女子ストリートで西矢椛、女子パークで四十住さくらが初の金メダリストに輝きました。

ほか、野球、ソフトボール、男子エペ団体、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得しています。

五輪大会別「日本の金メダル獲得数」すべてを振り返り

大会別に日本の金メダル獲得数をみてきましたが、近代オリンピックにおいて日本選手が初めて金メダルを獲得したのは、1928年に開催されたアムステルダムオリンピックで、陸上三段跳びの織田幹雄でした。また同大会では競泳男子200メートル平泳ぎで鶴田義行も金メダルに輝いています。

また戦後、国際スポーツへの復帰が認められた日本が初めて出場したヘルシンキオリンピックでは、レスリング男子フリースタイル57kg級で石井庄八が金メダルを獲得しました。

これまで日本人が獲得した金メダルは169個。パリで初めに金メダルに輝く日本人選手が170個目となります。

パリ五輪まであとわずか。今回の五輪では時差の関係でリアルタイムでの応援が大変ですが、4年に1度の熱戦を期待したいところです。

■五輪別「日本のメダル獲得数」

開催年  開催都市      金メダル(個)   メダル総数(個) 
1912年 ストックホルム 0 0
1920年 アントワープ 0 2
1924年 パリ 0 1
1928年 アムステルダム 2 5
1932年 ロサンゼルス 7 18
1936年 ベルリン 6 20
1952年 ヘルシンキ 1 9
1956年 メルボルン 4 19
1960年 ローマ 4 18
1964年 東京 16 29
1968年 メキシコシティ 11 25
1972年 ミュンヘン 13 29
1976年 モントリオール 9 25
1984年 ロサンゼルス 10 32
1988年 ソウル 4 14
1992年 バルセロナ 3 22
1996年 アトランタ 3 14
2000年 シドニー 5 18
2004年 アテネ 16 37
2008年 北京 9 25
2012年 ロンドン 7 38
2016年 リオデジャネイロ 12 41
(2020年) 東京 27 58

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