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「勝てるのはほんの一握りの天才だけ」といわれるFXだが…凡人が稼ぐには?【月利30%のプロトレーダーの助言】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月25日 17時15分

「勝てるのはほんの一握りの天才だけ」といわれるFXだが…凡人が稼ぐには?【月利30%のプロトレーダーの助言】

※画像はイメージです/PIXTA

「FXは怖い、稼げない」など、FXに関する否定的な噂を耳にし不安を抱えている人は多くいるはずです。そのような噂は本当なのでしょうか? 今回は、凡人であってもFXで大きく利益を生み出すチャンスを掴むための心得を株式会社ソーシャルインベストメントの清水一喜氏が解説します。

投資ジャンルのなかでもネガティブな意見が多いFX

FXはリスクが高く、投資初心者には向いていないという噂を耳にしたことがある人は多くいるでしょう。リスクが高いという理由だけならまだしも、「FXは稼げない」、「プロトレーダーとして稼げている人はほんの一握り」など、FXに関してネガティブな意見を持っている人が存在します。確かに、リスク管理を正確に行わないと大きな損切りにつながる可能性があります。しかし、リスク管理の重要性は投資分野において、どの投資方法でも等しく考えるべき要素です。

今回は、なぜFXは投資ジャンルのなかでもネガティブな意見が多いのかを解説し、その指摘が正しいのかどうかも検証していきます。

なぜFXは否定されがちなのか

なぜFXにはネガティブな意見が起こりがちなのでしょうか。その答えはFX自体の難易度が要因で、トレーダーとしての成長過程を登りきった人が少ないという点に隠されています。

FX自体の難易度を考えていきましょう。FXは、心理的な高いハードルを越え、トレードのスキルを高めていかなければならない投資ジャンルです。そのため、副業感覚で始めてしまった初心者トレーダーがふとした乱高下で大きな損失を被り、相場の世界から退場してしまうという話が頻発するのです。FXトレーダーとして大きく成長するためには、非常に長い時間の努力を継続する力が必要です。

しかし、多くのFX参入者は短期間で莫大な資産を築こうと安易に相場に参加してしまいます。トレードスキルやトレーダーとしての精神力が鍛えられてない一方で、最大限のロットを張ってしまうため、利益よりも損失のほうが大きくなってしまいます。このような鍛錬を積み重ねずにFXトレーダーとして相場に参加し、大きな損失を出してしまう人が多いことから、FXにはネガティブな意見が多いと推測できます。

プロトレーダーが反証する疑問

ここからはプロトレーダーが、FXでよく起こる3つの疑問を反証していきます。自分のトレードに自信を持てない人は、ぜひ自分のトレードに当てはめて考えてみましょう。

Q1.FXで稼げるのは一瞬だけで持続性がない?

FXに関する疑問のひとつとして、利益の持続性がないという指摘があります。果たして、FXは長期で考えて稼げない投資ジャンルなのでしょうか。

確かにFXはほかの投資と比較して短期間で莫大な利益を生み出すチャンスがあります。その一方で、FXは短期間で多大な損失を出す可能性もあります。投資の世界ではリスクとリワードは表裏一体の関係です。短期間で大きな利益を目指すからには、短期間で大きな損失を被ることを受け入れなければいけません。

稼げる持続性がないという指摘は、リスクとリワードの関係性を十分に理解できていない可能性があります。FXはロット数の変更などリスクをコントロールすることができます。自分のトレードスキルを考慮し、リスクを最適化すれば、継続的に利益を生み出すことは十分に実現可能といえるでしょう。

Q2.トレーダーとして稼げているのは一部の層だけ?

FXで稼げている人はほんの一部の層だけと考える人も多いでしょう。確かにこの指摘は半分的を得ています。「一部の層だけ稼げる=自分は稼げない」と結論づけてしまうのはとてももったいないでしょう。どの業界でもトップアスリートは存在します。同じように、FXの世界でも群を抜くトッププレイヤーは存在します。しかし、FXはトッププレイヤーだけが利益を享受しているわけではありません。FX界にも自分の目標金額を着実に積み上げているトレーダーは多くいます。

「稼げているのは一部だけ」という理由でトレードを諦めてしまってはもったいないです。自分の才能を開花させるためにも自分自身の目標設定を丁寧にこなしていくといいでしょう。

Q3.FXでテクニカル分析をしても意味がない?

3つ目は値動きが激しいFXでは、テクニカル分析は機能しないという意見です。

確かにFXはほかの投資ジャンルと比べて乱高下することが多くあります。しかし、テクニカル分析が機能しないというのは噂でしかありません。FXは時間軸によってテクニカル分析の精度は異なりますが、トレーダーは人間であるため、注目する価格帯や心理状態はチャートに反映されます。その結果、テクニカル分析が機能します。「FXでテクニカル分析をやめてしまうのは成長を諦めたこと」と同義といっても過言ではないでしょう。

一度、客観的な立場でFXを俯瞰してみる

今回は、巷で噂されているFXに関する疑問を検証しました。確かにFXは投資のなかでもトレードの難易度は高いでしょう。しかし、正しいテクニカル分析とトレードにおけるメンタルを鍛えることで利益を享受するチャンスは格段に上がります。トレードを行っていくなかで壁にぶつかることはたくさんあります。そのような状況で、いかにして客観的な分析ができるかが、その後の結果に結びついてきます。

無意味な噂に惑わされず、自分の目標に真摯に向き合っていくといいでしょう。

清水 一喜

株式会社ソーシャルインベストメント

執行役員

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