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「収納家具を増やす」は逆効果!?…“片づけベタな人”がやりがちな、整理整頓の〈NG行動〉

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月25日 9時30分

「収納家具を増やす」は逆効果!?…“片づけベタな人”がやりがちな、整理整頓の〈NG行動〉

(※写真はイメージです/PIXTA)

部屋をきれいにしようとしたとき、収納家具を増やすという選択肢を思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、実はこの選択は「NG」なのです。『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(すばる舎)より、お片づけ習慣化コンサルタントの西﨑彩智氏が「正しい片づけの方法」を紹介します。

【関連記事】朝起きてからの“10分”で決まる…「部屋が綺麗な人」と「そうでない人」の決定的な差【整理のプロが解説】

狭いスペースから始めるとはかどる

冷蔵庫や食品庫、靴箱などがオススメ

皆さん、よくおっしゃるのが「どこから手をつければいいかわかりません」というものです。私がオススメしたいのは、できるだけ狭いスペースからスタートすること。なぜなら、狭い場所なら、比較的、早く片づけを終えることができるからです。

張り切って、いきなり広いスペースを片づけようとすると、くじけてしまいがち。あれもこれもやらなくてはいけなくなってしまい、先が見えない状態になると、「もうこれ以上できません!」と投げ出したくなるのではないでしょうか。

「始まり」があれば、必ず「終わり」があります。その「終わり」までの過程は、短ければ短いほど、ありがたいですよね。何事も自分の力で終えられて、「できた!」と達成感が得られれば、頑張るための気力が湧いてくるというもの。

片づけも同じです。一つ一つの「できた」の積み重ねが自信につながっていくはずです。具体的に場所を挙げるなら、冷蔵庫や食品庫といったキッチンのスペースや、お手洗いや靴箱、洗面所、キッチンなどがオススメです。

なぜオススメなのかと言えば、「狭い」という条件をクリアしている上に、それらの場所は、家族みんなが使う場所だからです。家族が使っている場所が使いやすくなったら、きっと家族も喜んでくれるはず。家族が喜んでくれる姿を見たら、嬉しくなりませんか。

この場合、残すモノの基準は、「家族が使っているかどうか」。そして、片づけの基準は「家族が使いやすいかどうか」。共用のスペースだからこそ、「家族みんなが使いやすい場所」を目指して片づけるようにしましょう。

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達成感を味わえる場所から取り組もう♪

「空きスペース」をつくろう

少なくても2〜3割は空けておく

片づけに大切なのに、見逃されがちなモノとして挙げたいのが「空きスペース」。

モノを置いてよいスペースの上限を意識するようにしましょう。目安としてお伝えしているのは、一戸建てなら6~7割。マンションなら7~8割。残りのスペースは、しっかり空きスペースとして残しておくようにしましょう。

皆さん、片づけというと、単純に「モノがきちんと収納されている状態にすること」と思われるようですが、実は、そう単純なものではありません。

片づけ下手な方がやってしまいがちなのが、収納場所に、モノを隙間なく詰め込むこと。たとえて言うなら、テトリスのように向きを変え、凹凸を考え、うまくはまった状態を良しとしてしまう……、そのときは「やった! できた」と思うかもしれませんが、隙間なく詰まった状態だと、結局何が入っているかどうかもわからないし、取り出しにくい。

やはり2~3割のスペースを空けて、見やすさ、取り出しやすさを考えてしまうようにするとよいと思います。

モノを整理せず、モノを入れるための収納家具を増やすということは、それだけ床面積も減らしていることに気づきましょう。つまり、空間をどんどん狭くしていることにつながるのです。

単なるモノの移動、詰め込みにならないよう、スペースを意識しながら片づけるようにしましょう。

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空きスペースがあると、取り出しやすく戻しやすい機能的な収納に

西﨑 彩智 株式会社Homeport  代表取締役 お片づけ習慣化コンサルタント

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