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もっと早く出会いたかった…毎月1,000円から可能な資産運用→投資初心者には「投資信託の積立」がおすすめなワケ【杉原杏璃が解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月18日 7時15分

もっと早く出会いたかった…毎月1,000円から可能な資産運用→投資初心者には「投資信託の積立」がおすすめなワケ【杉原杏璃が解説】

数ある資産運用のなかでも初心者におすすめなのが、安定的な運用が期待できる積立投資です。そして、初めての資産運用に最も適した金融商品が投資信託だといいます。その理由と投資信託の特徴について、投資に関する知識ゼロから億り人となったタレント杉原杏璃氏の著書『マンガでよくわかる資産運用1年生 億り人杉原杏璃と一緒に』(かんき出版)より詳しくみていきましょう。

初心者の資産運用には投資信託がおすすめなワケ

初めての資産運用に最も適した金融商品が「投資信託」だと思います。

私が初めて資産運用を経験したのは、投資信託ではなく株式投資でした。なぜなら、私の周りの人で株式に投資している人がとても多かったからです。その時点で、私は投資信託の存在を詳しく知りませんでした。

でも、投資信託がどういう投資商品なのかを知ると、「私の投資人生、投資信託から始めても良かったかも知れない」と思うことがあります。仕事が忙しい時などは特に。

私は芸能界の仕事と同時に自分の会社も経営しています。補正下着のブランド「Andijur」をプロデュースしており、商品の開発から販売まですべてに携わっているので、忙しい時は自分の保有株がどうなっているのかをチェックする時間もないほどです。

そんな時でも投資信託なら安心です。それは、ファンドマネジャーという運用のプロが、ずっと投資先の状況をウォッチし続けてくれているからです。自分でいちいち投資先を探したり、売買のタイミングをはかったりする必要がないのです。

もちろん、物足りないという人もいるかもしれません。でも、株価の値動きに一喜一憂したくないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。そういう人にとって、投資信託はとても魅力的に映るはずです。

では、投資信託とは何か。大勢の人からお金を集めて、それをまとめて「ファンド」を組成し、そのファンドを通じてさまざまな株式、債券などに分散投資するという仕組みの投資商品です。

大勢の人からお金を集めるので、1人ひとりが出すお金は少額でも、ファンド自体の資金規模は非常に大きくなります。

たとえば、1人10万円を出したとして、それを10万人から集めれば総額は100億円になります。10万円ではたくさんの銘柄に分散投資することはできませんが、100億円ならそれも十分に可能です。

つまり、自分の出すお金は10万円でも、実質的に100億円で運用しているのと同じ投資効果を得ることができるのです。これが投資信託の一番の魅力といえるでしょう。

100円からでも運用可能…積立投資のメリット

少額資金でも、大勢の人からお金を集めることによって、スケールメリットを生かした運用ができる投資信託ですが、最低いくらから始められるのでしょうか。

証券会社によっては100円からでも運用ができますが、株式の場合、いくら少額投資ができるといっても、ある程度の資金は欲しいところ。100株単位で取引する銘柄の株価が2,000円だとすると、20万円に。

もちろん、1万円程度の少額資金で株式に投資する方法もないわけではありませんが、たとえば買う時でも売る時でも、寄付き時点の成行注文しかできないという制約が生じたりします。

個別企業の株式は、どうしても日々のニュースに株価が振り回されますし、業績に大きな影響を及ぼすような事態が生じると、あっという間に株価が半分くらいになってしまうこともあるので、その時々の状況に対して臨機応変に対応したいところです。

その意味でも、単元株取引といって100株単位での取引が望ましいですし、それを行うためには、ある程度まとまったお金が必要になります。

でも、投資信託は株式投資に比べて、もっと少ない資金で投資に参加できます。一般的には1万円からですが、毎月の積立購入を前提にすると、月1,000円という少額資金でも購入できるのです。

もちろん少額投資ができるからといって、毎月1,000円の積立金額では、何十年積み立てを続けたとしても、資産形成できる金額はたかが知れています。長期の積立投資で資産を築くためには、最初は1,000円の積立金額でも徐々に増やしていく必要があります。

ちなみにどのくらい増えるのかは、金融庁のホームページにある「つみたてシミュレーター」にて、簡易シミュレーションができます。

たとえば、毎月1万円を30年間積み立てた場合、年間の利回りを平均5%と仮定すると、30年後の総額は832万2,586円になります。もちろん832万円では、皆さんが成人した時から加入しているはずの公的年金と合わせたとしても、老後を豊かに暮らすというわけにはいかないでしょう。

実際にはもう少し頑張って毎月の積立金額を増やす必要がありますが、初めて投資をする時に、「100円からでもできる」というのは、モチベーションのアップにもつながるはずです。

杉原杏璃

投資家

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