東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率2位は〈半導体関連〉の主力銘柄【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年8月1日（木）の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位：エンプラス〈6961〉……前日比＋1,500円（＋19.61%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高および営業利益の情報修正を発表したことが好感された模様。

2位：アドバンテスト〈6857〉……前日比＋834円（＋13.83%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高および営業利益の情報修正を発表したことが好感された模様。また、これまで未定としていた中間配当予想を19円（前期中間16円25銭）とした。

3位：住友ファーマ〈4506〉……前日比＋55円（＋13.16%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、25年3月期の第1四半期連結決算を発表。前年同期比増収となったほか、前年同期は400億円近い赤字となっていた最終損益にいついて、今回約160億円の黒字となったことが好感された模様。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3

1位：山崎製パン〈2212〉……前日比－675円（－18.15%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、24年12月期の上半期決算を発表。好調な業績を受けて、通期の利益予想を上方修正したものの、市場のコンセンサスを下回ったことが嫌気された模様。また、同日に137億6,030万円を上限とした自己株式の取得を行うと発表したものの、ポジティブ視されなかった。

2位：ジャパンインベストメントアドバイザー〈7172〉……前日比－255円（－17.29%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、24年12月期の上半期決算を発表。純利益は前年同期比2.4倍と好調な業績が確認されたものの、同社株は業績好調見込から先んじて上昇しており、材料出尽くしとの見方から売りが雄星となった模様。

3位：デジタルアーツ〈2326〉……前日比－700円（－14.69%）

【売買材料】

7月31日（水）取引時間終了後、25年3月期の第1四半期連結決算を発表。経常利益が前年同期比で減益となったことが嫌気された模様。