1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「人より努力しているのに結果が出ない」と嘆く人へ伝えたい…効率的に成果を出すために、今すぐやめるべき「仕事のやり方」【月10時間労働で「年収1,000万円」を稼ぐ起業家が助言】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月17日 11時15分

「人より努力しているのに結果が出ない」と嘆く人へ伝えたい…効率的に成果を出すために、今すぐやめるべき「仕事のやり方」【月10時間労働で「年収1,000万円」を稼ぐ起業家が助言】

(※写真はイメージです/PIXTA)

ビジネスにおいて「結果を出す」ことは最重要事項といっても過言ではありません。しかしながら、「人の数倍努力をしているはずなのに、結果につながらない」と悩んでいる人も少なくありません。そこで本記事では「月10時間労働で年収1,000万」を稼ぐ起業家である藤野淳悟氏の書籍『60%の力でうまいこと結果を出す思考100』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集し、効率的に結果を出すために必要なことについて、解説します。

問題は「起きてから対処する」

準備は大切だが、準備段階で考えすぎて動き出せない人が多すぎる。準備は60%くらい。いや、それ以下でもいい。まずやってみる。問題は起きてから対処すればいい。問題自体は問題ではなく、どう解決するかが問題なのだ。

要するに「つべこべ言わずにとっとと動け」ということである。

行動をすれば問題は起きるもの。問題を起こしたくない。でも、人の意見を聞くのも面倒だからと、自分ひとりで考え続けるだけで、頭でっかちになると、本当に頭が重くて動けなくなる。

少し話はそれるが、僕には以前、仕事でどうしても合わない人がいた。会うたびに腹が立ち、仕事に支障が出そうなほどであった。でも、どうしてもこの人と付き合わないといけない。この問題をどう解決したか。

冗談みたいな話だけど、「きっと前世で命を助けられた」と思い込むようにした。これで、精神的にラクになり、ビジネスは順調に進んだ。

これは合わない人と、どうしても付き合わなくてはいけない場合の僕の解決法。ひとつ問題が起きたことで、ひとつ人間関係の解決法を手に入れた。これを覚えておけば、次に苦手な人に出会った場合も対処ができるし、無駄に嫌な思いをすることもなくなる。

結論。問題は起こしてもいい。でもその後の行動が大事。何が問題だったのか考える。そして同じ問題に対しては、同じ失敗を繰り返さないように対処すること。これを積み重ねていくことで、自分の武器が増えていく。

結果を出す人ほどパクるのがうまい

オリジナルにこだわる人がいる。それ自体は問題がないし、素晴らしいことだ。しかし、オリジナルにこだわるあまり、遠回りをしてないだろうか? 正直、先人が残したやり方を「パクる」ほうが成功する確率は高くなる。効率も断然いい。

今、残っているやり方は、先人たちが時間をかけて、作って、試して、改良させた集大成だ。それをあなたが突然、画期的な方法を見つけられると思うだろうか。その画期的な方法は、先人がすでに試したものかもしれない。うまくいく可能性も極めて低い。

だからと言って、オリジナルを追求することを否定はしない。オリジナルというのは、まず先人の真似をして基礎の正攻法を学び、その上にあなたらしさをプラスしていくことでも生まれる。

結果が出ない人ほど独自のやり方にこだわる。

「独自のやり方にこだわること」が結果につながらないワケ

実際のところ、僕も完全に独自のやり方にこだわる人間だった。特に20歳で起業したときは、謎の自信と意味不明なプライドのせいで、人と違うやり方、人と違う方向にこだわりすぎて、見事に迷走していた。人の真似をしたり、手伝ってもらったりして、結果を出している人を見て、プライドはないのかと馬鹿にしていた。

自分には人の数倍は努力している自信があった。しかし、全く結果につながらない。それどころか、自信を失い、動くのが怖くなっていた。幸い僕は、諦める前に真似る大切さを学べたが、たいていの人はここで諦めて辞めてしまう。

根本的に人と違うやり方、人と違う方向と、こだわるということ自体が、ズレている。このことに気づいたのは、失敗し尽くした後だった。「結果を出すために必要なこと」と、「人と違うやり方、人と違う方向にこだわる」のはベクトルの違う話なのだ。

誰かの真似をすることで得られる1番のメリット

人と違うやり方、人と違う方向にこだわる人の根底にあるのは、承認欲求だと思う。僕自身もそうだった。今思えば未熟すぎた。

オリジナルはかっこいい。しかし、それは結果を出してからの話だし、自分がオリジナルだと思っているものは、すでに誰かがやっていて、オリジナルでさえないかもしれない。ほとんどの成功者は何かを始めるときは、誰かの真似をし、結果を出していることが多い。誰かの真似をすることの一番のメリットは、成功の仕方を学べることではなく、失敗する確率を減らすことができることだ。

先人が失敗し尽くした結果、導き出した答えを真似しないのは愚策だ。自戒を込めて次の言葉を送りたい。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

藤野 淳悟 起業家

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください