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もう逃げられない…年収500万円の37歳元サラリーマンが青ざめた、日本年金機構からの届いた「赤色の封筒」まもなく訪れる大災難

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年8月13日 8時15分

もう逃げられない…年収500万円の37歳元サラリーマンが青ざめた、日本年金機構からの届いた「赤色の封筒」まもなく訪れる大災難

(※写真はイメージです/PIXTA)

自由に働きたい……そんな夢をみて、脱サラする人たち。ただフリーランスになってすぐに仕事が軌道に乗ることは稀で、多くの人が年収ダウン。食べていくのもやっと……そんななか、やらないといけないのに、ついつい忘れていたことで、とんでもないことに直面してしまうケースも。

独立しても食べていくのもやっと…37歳フリーランスが忘れていたこと

――今はサラリーマンをしているけど、いつかは独立したい

そう思っている人は少なくないでしょう。実際に一歩踏み出せるかどうか、ネックになるのは「安定性」。せめて暮らしていけるだけの収入を得られるかどうか、ある程度自信を持つことができないと、決断はできないものです。

内閣官房『令和4年度フリーランス実態調査結果』で「フリーランスとしての年収」を聞いたところ、過半数が年収400万円以下。一方で、厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によると、会社員(正社員・男女計)の平均年収は544.8万円。会社員からフリーランスになると収入ダウンの可能性のほうが高く、「収入か、それとも自由か」とてんびんにかけたとき、やはり「やっぱり安定の会社員」と選択してしまうのも仕方がないでしょう。

【フリーランスとしての年収

100万円未満:14.1%。

200万円未満:12.6%

300万円未満:12.7%

400万円未満:12.6%

500万円未満:9.5%

600万円未満:6.9%

700万円未満:4.2%

800万円未満:3.3%

900万円未満:2.0%

1,000万円未満:2.1%

1,000万円以上:3.4%

*調査対象=本業または副業において自身で事業等を営んでおり、同居の家族を除き 従業員を雇用していない個人事業主

そのような状況であっても独立を選んだ聡さん(仮名・37歳)。会社員として10年間キャリアを積んだ後、フリーランスに。サラリーマン時代のつながりで仕事はあるものの、収入は700万円→300万円以下に大きくダウン。最近になり、少しずつ軌道に乗り始め、年収は500万円ほどになったといいます。

――自宅で仕事をするから、電気・水道・ガスは絶対止められない

――削れるところは食費くらい。半年で10キロ以上痩せた

当時の苦しい思いをつづりながら、仕事の様子を逐一発信している聡さんですが、そこに気になる投稿。

――この赤色の封筒って、ヤバいやつ?

国民年金保険料の未納を警告する「特別催告状」…ポストに入っていたらかなりヤバい

それは送り主、日本年金機構の黄色の封筒。大きく「至急開封」「大切なお知らせです。今すぐ内容をご確認ください」と印字されています。

何とも仰々しいものですが、これは年金保険料の滞納が続くと届く「特別催告状」。フリーランスになったら、自分で国民年金保険料、月額1万6,980円です(令和6年度)を払わないといけません。独立して間もない頃は、とても保険料を払うことができず、ついつい滞納してしまうことは珍しくないでしょう。

保険料の滞納が発生すると、圧着ハガキで「催告状」が届き、それでも保険料の納付がないと、「特別催告状」が届きます。最初は青色の封筒に入ったもの。ただ青色の封筒は、毎年、誕生月に届く「ねんきん定期便」と同じ色なので、ついつい見落としてしまう場合も。

しかしさすがに次に届く「特別催告状」には気づくはず。それが聡さんが受け取った、黄色の封筒で届けられる「特別催告状」。鮮やかな黄色で、「ついつい見落としてしまった」とは言わせないような色の封筒です。

それでもなお、納付を拒んでいると、最終警告の意味合いか、「赤色(ピンク)の封筒」で「特別催告状」が届きます。「青」→「黄」→「赤」とちょうど信号機と同じく、色によって緊急度を知らせているわけです。

それでも保険料の納付がないと、「最終催告状」が届き、これ以上の滞納では延滞金がかかることが示唆されます。ちなみに延滞金がかかり始めるのは、「催促状」で指定されている納付期限の翌日から。延滞金の利率は、2.4%~8.7%。それでもなお延滞を続けると、差し押さえ予告が送られてきて、以降は予告なしに差し押さえ当日を迎えることになります。

差し押さえは、まさに必要なもの以外は没収といった恐ろしいもの。サラリーマンであれば、給与の一部ももっていかれることもあります。だいたい青色の封筒で警告が来てから差し押さえまでは1年ほどといわれていますが、絶対ではありません。またこのような警告の対象は、控除額所得が300万円以上かつ7ヵ月以上の保険料を滞納している人たち。公平性の観点からも、対象者は拡大傾向にあり、さらに対象者は増加することも考えられます。

――絶対、逃れられない

――きちんと払ったほうが身のため

聡さんの元に届いたたくさんのアドバイス。なかには、実際に差し押さえにあった人からのメッセージも。「もう無視はできない」と観念して、保険料の納付したといいます。

仮に本当に国民年金保険料を払うのが大変な場合は、保険料の免除や猶予の申請をするのがセオリー。無断で滞納を続けていると取り返しのつかない事態に直面します。

[参照]

内閣官房『令和4年度フリーランス実態調査結果』

厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』

厚生労働省『令和5年度の国民年金の加入・保険料納付状況について』

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