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理想の部屋に長く住むのがベスト!ひとり暮らしの部屋を整える前の心構え

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月1日 11時0分

理想の部屋に長く住むのがベスト!ひとり暮らしの部屋を整える前の心構え

(※写真はイメージです/PIXTA)

快適な部屋で過ごしたいですよね。勤務医で賃貸オーナーのこう氏は著書『ひとり暮らし大全 自分空間を整えれば人生は好転する!』で理想の部屋にまつわるヒントを伝えています。どんなことを知ればいいのでしょうか? 本書から紹介します。

理想の部屋に長く住むのがベスト

部屋づくりは少しずつ進めていけますが、部屋選びを失敗すると、取り返しがつかないことになります。「どうせ、いつかは引っ越す」ということを前提にして、安かろう悪かろうな部屋を選んでしまうと、理想の部屋にするため調整していく意識をもちにくくなります。部屋を借りるときには〝長く住むことを前提〟にしてください。

退去時に原状回復のため多額の費用を求められるケースは多いのですが、経過年数によって入居者が負担すべき額が減っていく規定もあります。引っ越しにかかる費用はかなりのものです。コスパを考えても〝理想の部屋に長く住む〟のがベストです。理想の部屋づくりのファーストステップはやはり部屋選びなのです。

部屋のダウングレードは絶対に避けるべき

ただ、そうはいっても、ひとり暮らしの人が同じ部屋に永住するケースはあまりないかと思います。引っ越しをする際、部屋のダウングレードは避けたいところです。郊外から職場に近い都心に引っ越して、家賃は上がったけれど部屋は狭くなったといったケースであれば納得もできるかもしれません。しかし、以前より狭い部屋に引っ越すと、精神的にきつく感じやすいうえに、家具をそのまま使えなくなるケースなども出てきます。

広い部屋にアップグレードできれば、それだけでも部屋にいたい気持ちが増します。ひとつの部屋に住んでいるうちに気分を変えたくなったり、趣味が増えたりすることもあるはずです。私の場合は、ずっとそんなことはしていなかったのに、急に大きなプラモデルを作りたくなって、実際に作ったことがありました。そういう発想をもった場合にしても、ある程度、部屋に余裕がなければ、飾るところがないので断念するしかなくなります。

部屋に余裕があれば、家具でもオーディオセットでもトレーニング器具でも、思いついたときに購入しやすいものです。部屋が狭ければ、何かを始めるにも思い切りがつかないことになりがちです。部屋の広さに余裕があれば、心にも余裕が生まれ、さまざまなチャレンジをしていこうという気になりやすい。人生を豊かにすることにもつながります。

部屋づくりと経験値

理想の部屋づくりを実践したことがある人は、次に引っ越しすることになったときも、いい部屋を見つけて、いい空間をつくっていける成功率が高くなるものです。実際のところ、マイナス点がまったくないような快適な空間をつくるのは簡単ではありません。あそこはこうすればよかった……といった反省はどうしても出てきます。だからこそ、一度目の引っ越しよりは二度目、二度目よりは三度目のほうが理想に近づきやすくなります。

モデルルームのようなものを見て、自分もこんな部屋にしようと思う人もいるのでしょうが、いざ住んでみれば「自分のスタイルには合わない」と感じることも少なくないはずです。人それぞれ習慣の違いもあれば好き嫌いもあるので、やはり自分流という要素は必ず入ってきます。住まい選びや引っ越しは、大きなお金が動くビジネスなので、不動産会社やインテリア業界などは、さまざまなかたちでPRや売り込みをしてきます。

そうした声に流されてしまうと自分の理想とのズレが生じやすいので、経験を生かしながら自分の感覚を大切にすることが重要です。引っ越しの回数は少ないに越したことはないにしても、理想の部屋づくりを何度か経験することで自分の価値観ができていくと、本当の意味での理想が実現しやすくなるものです。

部屋づくりのヒントは意外に少ない

人によってどんな部屋が理想なのかは違ってきます。リモートワークがあるのかないのか? 家賃を抑えたワンルームの中で工夫をするのか? 家賃が上がっても部屋数を増やす選択をするのか? プライオリティをどこに置いているかによって、部屋づくりの方向性が変わってきます。

雑誌に掲載されている部屋のレイアウトなどに合わせて、同じような部屋をつくったとしても、それが自分に合っているかはわかりません。大人になると友人の部屋などへ行く機会が減るので、みんながどんな部屋に住んでいるのかはイメージしにくいところがあります。

当たり前のことながら、ドラマの登場人物が住んでいるような部屋は、現実味の薄い別世界のようなものです。結局のところ、部屋づくりは自分なりに手探りをして進めていくしかないのです。ヒントが少なく、答えがひとつしかないわけではない―。だからこそ、この本では、できるだけ多くの人の参考になるようなヒントを提示したいと考えました。

こう 賃貸オーナー

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