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自分の短所との向き合い方がわからない……。どうすれば気にしなくなる?【人の悩みを描く漫画家の助言】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月10日 11時0分

自分の短所との向き合い方がわからない……。どうすれば気にしなくなる?【人の悩みを描く漫画家の助言】

(※漫画:コハラモトシ)

自分を変えたいと思っても、なかなか難しいですよね。漫画家のコハラモトシ氏は著書『一人反省会をして、いつも落ち込んでしまう人へ』でそんな人へのアドバイスを伝授しています。一体どんなものがあるのでしょうか? 一部をご紹介します。

自分の短所と向き合う2つの方法

●1どんな気質も活かし方次第! ●2短所を直すよりも活かす!

他人の顔色をうかがいすぎたり、細かいことを気にしすぎる繊細な人がいます。この繊細さを「短所」ととらえる人がいるけど、ぼくはそうは思わないです。繊細だからこそ、些細な日常の変化や見逃しがちなチャンスにだって気づけるし、自然や芸術の美しさも深く感じられます。繊細だから危機管理能力が高いし、不安を解消するために色々調べたり、情報を集めて知識を蓄えていくと思うんです。

「繊細さを直すよりも、良い面を利用するほうがいい」と考えています。繊細な気質は短所ではないし、繊細だからこそ得られる幸せもあります。ポジティブとネガティブもそうです。ポジティブだから幸せ、ネガティブだから不幸ではないです。

人には色々な気質があり、良い面と悪い面の両面あります。長所か短所かは、受け取り方によって変わるし、どんな気質も活かし方次第です。たとえば、〝熱しやすく冷めやすいタイプ〞で、「飽き性」と呼ばれる人たちは、興味を持ったらすぐにやるけど、その熱量でいつまでも長続きすることはありません。始めてはやめて、始めてはやめての連続で、それを繰り返しがちです。

「飽き性」っていうと悪いイメージだし、短所ともいえますね。でも、だからといって、自己嫌悪したり、直そうとする必要もありません。人生の時間には限りがあるからです。時間が無限にあるなら、飽き性を直すことに時間を使ってもいいけど、そこに時間を使うなら、もっと他のことに使うほうが有意義な人生になる可能性があります。

時間を使っても直る保証もないので、短所としてなげくのではなく、飽き性ならではの良い面を利用して、自分に合った生き方を探すほうが、人生が豊かになります。たとえば、飽き性の人は、流行に敏感で情報収集をすることが多く、色々なことに関心や興味を持つ特徴があります。

すぐに手をつけるので行動力があり、物事を経験する数が多くなったりします。経験が多ければ、色々な視点で物事を考えたりもできますね。それに、幅広く知識や技術を持っているので、色々な分野で過去に経験したことが役立つこともあります。

自分では短所と思っていることが他人からはそうではないこともある

ぼくも〝熱しやすく冷めやすいタイプ〞だけど、色々な経験で培った知識と技術が創作活動にも活きているし、こうして本の執筆にも役立っています。仕事でも、飽き性の良い面を活かすこともできますね。

そもそも、自分では「短所」と思っていることが、他人から見たらそう思わない場合もあります。人は好き嫌いで評価することが多く、だからこそ人の評価はあいまいで、〝絶対に正当な評価〞ってのはないです。漫画の持ち込みで、ある出版社ではボロクソにいわれたけど、別の出版社では褒められたみたいな話もよく聞きます。

明確な基準と数値で評価できないものは、人の好き嫌いの影響が大きいです。自分自身でも、自分の気質の好き嫌いがあるので、嫌いな気質を「短所」としちゃうことがあります。そうして正当に自分を評価できないこともあるので、自分では、短所と思っていたことが、他人から見たら、〝個性〟や〝魅力〟と受け取られることもあるんです。

ぼくも短所と思っていた気質が、見方を変えて武器に変わったこともあります。まずは自分の気質を理解し、それを短所として直すのではなく、活かせる方法を探すことをオススメします! 気質は良い悪いじゃなく、活かすかどうかです! あなたの気質に合った生き方や幸せは、きっと見つかります!

コハラモトシ 漫画家

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