ストレスフリーで1年で300万貯まる!おいしく食費を節約する方法【FP2級を持つ主婦が伝授】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月19日 11時0分
(※写真はイメージです/PIXTA)
節約って辛いイメージがありますよね。しかし、そんなイメージが変わるかもしれません。4人家族の主婦ぴーち氏は著書『ストレスフリーで楽しく実現! 1年で300万円貯まる超節約術』で、とにかくムリなく楽しく続けられる節約術を伝えています。一体どんな節約術か一部を本書から紹介します。
食材を丸ごと食べておいしく節約!
買った食材は使い切り、“食品ロスゼロ”を目指しています。一般家庭の食品ロス率は、3.7%といわれています。4人家族の平均的な1カ月の食費は8万8000円といわれているので、3000円以上もムダにしていることに。お金を出して買った食材を捨てるのは、その分のお金を捨てているのと同じ。もったいないですよね。
食品ロスゼロのために、毎晩夕食作りのときに賞味期限をチェックしています。賞味期限が短くなったものは、冷蔵庫の見やすい場所にまとめておいて早めに使うようにしています。そして、食材の食べられるところはすべて食べます。
たとえば、ニンジンの皮は薄いのでむかずに食べたり、大根はむいた皮を千切りにしてきんぴらにしたり。そのほかにも、アレンジレシピを考えて楽しんでいます。
買ってきた長ネギは傷みやすい青い部分だけすぐにカット。みじん切りにしてフリーザーバッグに入れたら冷凍庫へ。冷凍ネギは味噌汁や和風パスタに入れたり、ネギ味噌にしたりと幅広く使えます。使い終わった出汁パックは、中身をフライパンで空炒りし、ゴマなどを加え醤油で味付けしてふりかけにしています。
家族みんなのお気に入りが、細かく切った鶏肉の皮をフライパンで焼いて作る、鶏油(チーユ)。ラーメンやチャーハン、野菜炒いためなど、どんな料理も絶品にしてくれる上に、市販の油の節約にもなります。傷まないように冷蔵庫に入れて、2週間ぐらいで使い切ります。脂を取ったあとのカリカリ鶏皮チップスは夫のおつまみにはもちろん、子どもたちも大好きです。
食材を余すことなく食べれば、生ゴミも減るのでまさに一石二鳥! 自治体指定の有料ゴミ袋がある地域ではゴミ袋代の節約になりますし、ゴミが少なければゴミ捨て場に行く労力・時間も減ります。
料理は“回数”を減らして光熱費と手間をカット!
食費を節約するのに一番効果的なのは、お金がかかる外食をしないこと。どんなに安い店でも4人家族で外食すると、2000~3000円はかかります。わが家の1カ月の食費は4万5000円なので、外食1回で1.5日分にもなってしまいます。だからといって、毎食自炊をするのは大変。だから私は、料理をする“回数”を減らすことにしました。
ちゃんと料理をするのは基本1日1回。夕食のメニューのおかずを多く作り、翌日の朝食や夫のお弁当、おかずのストックにしてしまうんです。毎食作ることに比べれば、1回に同じものをたくさん作るのは大変ではありません。料理の回数を減らせば、光熱費も節約できます。
多めに作ったおかずは翌日“リメイクごはん”として出すこともあります。前日と同じものをただ出すだけだと「昨日と同じ……」とがっかりされますが、ひと手間加えて別のおかずにすることで、家族の満足度もアップ。できているものを少しアレンジするだけなので、食事の準備の時短にもなります。
“疲れたとき”の奥の手に。おかずを冷凍ストック!
1日1回多めに作る夕食は、翌日の夫のお弁当と冷凍ストックにも回します。わが家はメインの冷蔵庫と単体の冷凍庫の2台持ち。セカンド冷凍庫も活用しながら冷凍ストックを保存しています。量が1人前程度でも、少しずつストックを増やしていくことで、ちゃんとした4人前のおかずになります。
大量に作ることができてストックしやすいのは、ハンバーグや唐揚げなど。ミートソースや牛丼の具も1度に多く作ったものを密封容器に1食分ずつ小分けして冷凍します。ごはんを多めに炊いておにぎりを作って冷凍しておくと、お弁当や朝食に活用できてラクです。
レンジでチンするだけの冷凍ストックは、スーパーのお惣菜やお弁当の購入防止に効果的です。しかも、解凍する際の電気代は2円程度。一から料理をした場合のガス代に比べて割安な上に、手間もかかりません。
スーパーのお惣菜も半額なら許容範囲。お買い得な揚げ物などを見つけたら購入し、フリーザーバッグに入れて冷凍しています。外食に頼りたいときもありますが、割高な上に、子ども連れだと気をつかうもの。冷凍ストックは、疲れたときの強い味方です。
シールの時間のチェックで「おつとめ品」をゲット
セカンド冷凍庫を買ってからは、できるものは何でも冷凍。惣菜以外でも割引シールが貼られたお得な「おつとめ品」はフル活用しています。たとえば最近買ったものだと食パン1斤70円、納豆が半額の40円、サンマの干物2枚で140円、豚肉100g50円など。特売品より安く購入できました。でも、おつとめ品を見つけるのはけっこう大変。店によって割引シールを貼る時間はまちまちだからです。
おつとめ品をゲットするには、割引シールが貼られる時間を店舗ごとに把握することが大切です。私はまずいろいろな時間帯にスーパーに行って、シールの貼られる時間を調べてみました。
今では、その時間をねらって買い物に行くので、かなりの高確率でおつとめ品をゲットできています。初めは少し面倒でも、近隣スーパーを巡って時間を調べるのがオススメです。
フルーツもねらい目なおつとめ品。傷むのが心配なら、凍らせておけばフローズンデザートになります。特にブドウやバナナ、みかんは冷凍するとシャーベットのようでおいしいですよ。「フルーツは高くてなかなか買えない」という人はおつとめ品をチェックしてみましょう。
4人家族の主婦ぴーち 2人の子どもを持つアラフォー主婦
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