東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率3位の銘柄は大規模な〈自社株買い〉を発表→株価は“16年ぶり”の高値水準に【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年10月15日（火）の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位：ジンズホールディングス〈3046〉……前日比+1,000円（+19.38%）／終値6,160円

【売買材料】

ストップ高。10月11日（金）取引時間終了後、25年8月期連結業績予想にて、増収増益を発表。加えて、年間配当予想を前期6円増の67円としたことが好感された模様。

2位：広済堂ホールディングス〈7868〉……終値：前日比+80円（+16.16%）／終値575円

【売買材料】

ストップ高。10月11日（金）取引時間終了後、これまで発表を延期していた24年4～6月期の連結決算を開示。営業利益が前年同期比2.7倍となるなど好調な業績が好感された模様。

3位：TSIホールディングス〈3608〉……前日比+150円（+16.03%）／終値1,689円

【売買材料】

ストップ高。10月11日（金）取引時間終了後、取得総数340万株（発行済み株式総数の4.68％※自己株式除く）、取得総額30億円を上限とする自社株買いの実施を発表したことが材料視された。2008年以来およそ16年ぶりの株価水準まで上昇している。

1位：ビーウィズ〈9216〉……前日比－139円（－7.65%）／終値1,679円

【売買材料】

10月11日（金）取引時間終了後、25年5月期の第1四半期（6～8月）連結決算を発表。減収減益となったことが嫌気された模様。

2位：技研製作所〈6289〉……前日比－124円（－6.27%）／終値1,854円

【売買材料】

10月11日（金）取引時間終了後、24年8月期の通期決算を発表。増収増益も、同時に発表した25年8月期の経常利益予想について、市場コンセンサスをやや下回る水準であったことが失望売りを誘った模様。

3位：PR TIMES〈3922〉……前日比－92円（－5.52%）／終値1,576円

【売買材料】

10月11日（金）取引時間終了後、24年第2四半期決算を発表。売上高は上期の過去最高を更新するなど好調な業績が確認されたものの、材料出尽くしによる売りが優勢となったか。