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「いろんな愛を見つけられたがゆえに苦しかった」一条天皇、最期の歌は誰に宛てたもの?【塩野瑛久に聞く】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月20日 21時15分

「いろんな愛を見つけられたがゆえに苦しかった」一条天皇、最期の歌は誰に宛てたもの?【塩野瑛久に聞く】

NHK提供

俳優の吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合・午後8時)の第40回「君を置きて」が10月20日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、道長の甥で一条天皇を演じる塩野瑛久さんのコメントを紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部編集・修正しております)

一条天皇を演じていて感じる「苦しみ」

――「光る君へ」で一条天皇を演じて

「光る君へ」の一条天皇に関していうと、すごくやっぱり人間味があって、人間くさくて。そして上に立つ者だからこそ見える景色があって。それは多くの人には共感されないのかもしれない。

それでもやっぱり、自分の中で信じている信念だったりとか、思っていることっていうのを、たぶん答えは見つけているんだけど、世の中そうもいかない、っていうような壁にぶち当たり続けていった人物だったなっていうふうにすごく思いますね。

そして、当たり前ですけど人に生かされて、でも、その人の思惑に巻き込まれて。自分の信念があって。とにかく、一条天皇を演じていて思うのは、苦しかった。

いろんな愛だったりとか、人のつながりとか、そういったものをたくさん見つけられた人生でもあるとは思うんですけれども。見つけられたがゆえに苦しかった。

一条天皇が詠んだ「最期の歌」の真意とは

――中宮彰子について

僕の中では本当に、すごく言いたいことだったりとか、思っている気持ちだったりとか、すごくたくさんあるんですけど。最期の歌を詠むシーンも含めて、史実の一条天皇がどちらに歌を詠んだかということも含めて、今回の『光る君へ』でも、そこは見てくださっている方の判断だったりとか、そういったものに委ねようかなと思っていて。

だから僕が彰子のことをどう思っていたかっていうのも、僕なりの正解はちゃんとあったりとかしたつもりなので、それを映像で見て、みなさんが感じていただけたらいいなと思ってはいます。

第40回 「君を置きて」あらすじ

まひろの書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇(塩野瑛久さん)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。

中宮・彰子(見上愛さん)の前では、気丈に振る舞う天皇だったが、道長(柄本佑さん)の元に、占いによる不吉な予兆が報告されたことで、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。

まひろが天皇の容態を心配する彰子に付き添っていると、道長がやってくる。そこで彰子は道長に対して感情を露わにして……

『光る君へ』

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

THE GOLD 60編集部

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