「自分の思っていた母上とは違うのかもしれない…」近づいていく?母・まひろとの距離感【南沙良に聞く】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月27日 21時15分
NHK提供
俳優の吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合・午後8時)の第41回「揺らぎ」が10月27日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、まひろの娘で藤原賢子を演じる南沙良さんのコメントを紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部編集・修正しております)
明るく、かわいらしい賢子
――藤原賢子を演じて
情熱的で明るくて自分から動くタイプというか、すごくかわいらしい利発な女の子かなと思っているので、そこをステキに表現できればなと思って頑張っています。
意識していることは、やっぱり時代的にも今と違って、ことばが重たい時代というか、一つ一つのことばが大事な時代だと思うので、その意識を持ってセリフは言っていますね。
あと賢子の明るさというか、かわいらしさが、しぐさに出ればなと思ってちょっと頑張っています。
惹かれ合う賢子と双寿丸
――双寿丸について
双寿丸は初めて会ったときに助けてもらって、たぶんもうそこですごくひかれていたと思うんですけど、自分とはやっぱり全然違う生き方をしてきたから、そこも含めてとても魅力的に賢子からは見えているんじゃないのかなと思います。
もどかしい、母との距離感
――母・まひろについて
たくさんお土産も、もらうじゃないですか。でも心の奥できっと「そうじゃない」と思っていたと思うし、もっと一緒にいたかったのかなとは、賢子が思っているのかなとは思うんですけど。
でも、きっと尊敬している部分もあると思うし、うん……。
でも、叔父上(惟規)が亡くなって、そこで母上が初めて泣くのを見て、なんかこう自分の思っていた母上とは違うのかもしれないってそこで思って、母上のそこで、距離だったりとか心の距離もそうですし、見え方が違ってきたのかなとは思いますし。
でもそこまで時間もたっているわけでもないし、まだ完全に親子っていう距離感ではないですけど、きっと近づこうと思っているし、近づきたいとも思っているんじゃないかな思います。
でもなんか不思議な距離感だなと思いますね。
第41回 「揺らぎ」あらすじ
即位した三条天皇(木村達成さん)と道長(柄本佑さん)の間では、早くも水面下で覇権争いが始まろうとしていた。道長の息子たちの序列争いも表面化し…。
その頃、まひろ(吉高由里子さん)は天皇を失った悲しみに暮れる彰子(見上愛さん)を慰め、和歌の会を催すことに。
すると、招かれていないききょう(ファーストサマーウイカさん)が現れる。
さらにまひろの実家では、娘の賢子(南沙良さん)と若武者・双寿丸(伊藤健太郎さん)が仲を深めはじめ…
『光る君へ』
『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。
THE GOLD 60編集部
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