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日経平均、542.64円安の「38,411.96円」で取引を終了…市場は「連続陰線」に関する12年前の記録に注目【10月22日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月22日 17時45分

日経平均、542.64円安の「38,411.96円」で取引を終了…市場は「連続陰線」に関する12年前の記録に注目【10月22日の国内株式市場概況】

2024年10月22日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

10月22日の日経平均株価は、前日比542.64円安の38,411.96円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが25銘柄、値下がりが199銘柄、変わらずが1銘柄。

10月27日に日本の衆議院選挙、11月5日にアメリカ大統領選挙を控え、日米政治情勢の不透明感から積極的な買いが入りにくいとの声も。

そのような背景のなか市場で注目されたのが、日経平均株価の日足チャートの終値が始値を下回る「陰線(いんせん)」の連続回数。前日までに「9日連続」で陰線となっており、2012年に記録した「13日連続」を更新するのも近いのでは?と注目されていました。

結果は本日も陰線となり、これで10日連続。取引時間中に買いが続かない弱い相場が続いています。

日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、セイコーエプソン〈6724〉、味の素〈2802〉、キッコーマン〈2801〉、TDK〈6762〉、伊藤忠商事〈8001〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億8,400万株、売買代金は3兆8,079.86億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、海運業、ゴム製品が上昇した一方、機械、建設業、不動産業、証券業、銀行業などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がラクーンホールディングス〈3031〉で+74円(+10.34%)の790円、2位がイオンファンタジー〈4343〉で+199円(+8.94%)の2,424円、3位が古野電気〈6814〉で+136円(+5.99%)の2,407円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がIDOM〈7599〉で-252円(-19.64%)の1,031円、2位がインソース〈6200〉で-74円(-7.11%)の967円、3位がメドレー〈4480〉で-255円(-6.20%)の3,860円で取引を終えました。

年初来高値を更新したのは10銘柄、年初来安値を更新したのは16銘柄でした。

なお、明日10月23日(水)には、大型IPO案件「東京地下鉄(東京メトロ)」〈9023〉の上場が控えています。

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