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日経平均、38.43円高の「38,143.29円」で取引終了…一部では「大きな変動を推定する指数」の上昇で警戒感も【10月24日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月24日 17時15分

日経平均、38.43円高の「38,143.29円」で取引終了…一部では「大きな変動を推定する指数」の上昇で警戒感も【10月24日の国内株式市場概況】

2024年10月24日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株の騰落率ランキングなどをお伝えします。

10月24日の日経平均株価は、前日比、38.43円高の38,143.29円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが73銘柄、値下がりが148銘柄、変わらずが4銘柄。

本日の日足は「陽線」となり、前日まで11日間連続で続いていた「陰線」はストップ。しかし、10月27日に日本の衆議院選挙、11月5日にアメリカ大統領選挙が控えていることもあり積極的な買いは入りにくく、小幅高にとどまりました。

市場の一部では、日経平均株価の今後1ヵ月の変動を推定する「日経VI(日経平均ボラティリティー・インデックス)」が昨日の数値を上回って「33」まで上昇したことが話題となり、下落への警戒感が強まっています(通常は20~30ポイント程度のレンジで推移)。

日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉、コナミ〈9766〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ファナック〈6954〉、ニトリ〈9843〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は17億1,500万株、売買代金は3兆7,099.14億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、電気機器、その他製品、倉庫・運輸関連業、食料品、その他金融業などが上昇した一方、電気・ガス業、ゴム製品、海運業、鉄鋼、輸送用機器械などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がI-ne〈4933〉で+329円(+20.04%)の1,971円、2位が日本航空電子工業〈6807〉で+151円(+5.91%)の2,704円、3位がジンズホールディングス〈3046〉で+300円(+5.35%)の5,910円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がKOA〈6999〉で-101円(-8.99%)の1,022円、2位がHIOKI〈6866〉で-650円(-7.45%)の8,070円、3位がFPパートナー〈7388〉で-159円(-5.58%)の2,689円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは11銘柄、年初来安値を更新したのは43銘柄でした。

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