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怪文書にあった道綱の名前…大好きなかわいい弟・道長の元に向かった道綱の思いとは?【上地雄輔に聞く】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月3日 21時15分

怪文書にあった道綱の名前…大好きなかわいい弟・道長の元に向かった道綱の思いとは?【上地雄輔に聞く】

NHK提供

俳優の吉高由里子さんが主演する大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合・午後8時)の第42回「川辺の誓い」が11月3日(日)に放送され、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイト内で更新された。今回は、藤原道長の兄で藤原道綱を演じる上地雄輔さんのコメントを紹介する。(※読みやすいようにコメントを一部編集・修正しております)

怪文書にあった道綱の名前

――怪文書に道綱の名前があって

怪文書がきているのは噂では聞いていたとは思うんですけど、まさか最初に自分の名前が挙がるとは思っていなかったですし、まず本当に驚いたしすごくショックだったっていう気持ちと、あと不安にかられた気持ちもあったと思うので、道綱は本当に純粋に道長のことを弟として本当にかわいがっているので、すごく「どうしよう どうしよう」っていう不安な思いでいっぱいだったと思います。

ふがいない兄ではあるけれど…

――釈明する道綱

純粋に「あれは違うからな」っていうことを伝えに行ったとは思うんですけれども、本当に本能のまま動く人間であり、損得を気にしないで誰かを蹴落とそうだとか、のし上がろうって気持ちがそこまでない人間だと思っているので、誰かの顔色をうかがうとかもあまりないですし、

ただ大好きなかわいい弟の道長に対して「あれは違うからな」っていうこと、真実を伝えに行きたかったんだと思いますし、逆に不安になって道綱が道長に対して「もしかしたら疑われているんじゃないかな」って不安になるのも、道長を信じていないわけではないですけど、そういう怪文書でいろんなことが起こる時代でもあったので、慌てた部分はもちろん正直あったと思うんですけど、改めて自分のことばで目を見て伝えたかったていう気持ちを兄として、ふがいない兄ではありますけど、本能のまま「絶対会いに行って伝えるんだ」っていう気持ちを大切に向かいました。

「自分の思いはちゃんと伝えなきゃいけない」と思ったっていうのがたぶん道綱であり、そこでもしかしたらみんなに疑われちゃうかもしれない、そんなわけないのにって不安に思ってしまう弱さというか、かわいらしさというか人間らしさも道綱だと思うので、その道綱らしさをしっかりと弟夫婦に言いに行ったという感じですね。

(道長が)病にかかっているにも関わらず、行ってしまうっていうのは道綱だなって思いました。

第42回 「川辺の誓い」あらすじ

宮中で、道長(柄本佑さん)と三条天皇(木村達成さん)が覇権争い。道長は娘・妍子(倉沢杏菜さん)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あきさん)を皇后にすると宣言。

そこで道長は権力を誇示するため、ある計画を立てる。しかし体調に異変が……。

一方、まひろは里帰り中に、娘の賢子(南沙良さん)がケガをした双寿丸(伊藤健太郎さん)を連れているところに出くわし……。

『光る君へ』

『光る君へ』は、平安時代中期の貴族社会を舞台に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。のちの紫式部であるまひろが、藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で「光源氏=光る君」のストーリーを紡いでゆく姿を描く。脚本を手掛けるのは、『セカンドバージン』や『知らなくていいコト』『恋する母たち』などで知られる大石静さんで、今回が2度目の大河ドラマ執筆となる。

THE GOLD 60編集部

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