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日経平均は反落、422.06円安の38,220.85円で取引終了…堅調な米景気がもたらす「ハイテク株安」のリスク【11月18日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月18日 18時0分

日経平均は反落、422.06円安の38,220.85円で取引終了…堅調な米景気がもたらす「ハイテク株安」のリスク【11月18日の国内株式市場概況】

2024年11月18日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

11月18日の日経平均株価は、先週末の米株安の流れを引き継ぎ、朝方から大きく下落。特に、米ハイテク株安を受けた国内半導体関連銘柄の下落が目立ちました。先週15日の米国では、10月の米小売売上高や11月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回り、想像以上に堅調な米景気を受けた利下げペース鈍化の思惑から米長期金利が上昇。これにより米ハイテク株が大きく下落していました。こうしたなか、本日の日経平均株価は終日軟調な展開で、前日比422.06円安の38,220.85円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが89銘柄、値下がりが132銘柄、変わらずが4銘柄。

日経平均株価の寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、NTTデータ〈9613〉、スズキ〈7269〉、エムスリー〈2413〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、良品計画〈7453〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は17億3,300万株、売買代金は3兆7,718.13億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、海運業、パルプ・紙、鉄鋼、証券業、倉庫・運輸関連業などが上昇した一方、医薬品、銀行業、機械、電気機器、卸売業などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がマクロミル〈3978〉で+150円(+15.45%)の1,121円、2位がギフティ〈4449〉で+163円(+14.93%)の1,255円、3位がミルボン〈4919〉で+420円(+13.98%)の3,425円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がジョイフル本田〈3191〉で-217円(-10.94%)の1,766円、2位がペプチドリーム〈4587〉で-310円(-10.75%)の2,574.5円、3位が電通グループ〈4324〉で-410円(-10.01%)の3,687円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは28銘柄、年初来安値を更新したのは47銘柄でした。

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