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日経平均は反発、193.58円高の38,414.43円で取引終了…一時300円超上昇も「一段高」とはいかない理由【11月19日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月19日 17時45分

日経平均は反発、193.58円高の38,414.43円で取引終了…一時300円超上昇も「一段高」とはいかない理由【11月19日の国内株式市場概況】

2024年11月19日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

11月19日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株高を受けて朝方から上昇。アドバンテスト〈6857〉をはじめとした半導体関連銘柄の一角が買われ、指数を押し上げました。日経平均株価の上げ幅は一時300円を超える場面もみられましたが、引けにかけて上昇幅を縮小させ、前日比193.58円高の38,414.43円で取引を終えています。株価が伸び悩んだ一因には、20日に控える米半導体大手エヌビディアの24年8〜10月期決算があったとみられています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが154銘柄、値下がりが68銘柄、変わらずが3銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、NTTデータ〈9613〉、ファーストリテイリング〈9983〉、第一三共〈4568〉、フジクラ〈5803〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、リクルートホールディングス〈6098〉、TDK〈6762〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は18億0,300万株、売買代金は3兆8,060.33億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、非鉄金属、銀行業、保険業、輸送用機器械、証券業などが上昇した一方、サービス業、電気・ガス業、パルプ・紙、空運業、その他製品などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がKADOKAWA〈9468〉で+700円(+22.99%)の3,745円、2位がサンウェルズ〈9229〉で+150円(+19.28%)の928円、3位が日本製鋼所〈5631〉で+673円(+11.55%)の6,499円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がラクス〈3923〉で-120.5円(-5.62%)の2,023円、2位がイトーキ〈7972〉で-74円(-4.42%)の1,601円、3位がノジマ〈7419〉で-102円(-4.29%)の2,277円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは34銘柄、年初来安値を更新したのは15銘柄でした。

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