トランプ再選後の「円安・米ドル高⇒円高・米ドル安」に連れて、豪ドルは対円で下落 ~2週間分のオーストラリアマーケット動向を分析【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月22日 9時45分
(※写真はイメージです/PIXTA)
三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2024年11月5日~2024年11月19日のオーストラリアマーケット動向について解説します。
為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、小幅に下落しました。11月5日に豪州準備銀行(RBA)による金融政策決定会合において、事前予想通り政策金利の据置きが決定され、インフレ率が持続して目標圏内に戻ることを確認するまで、金融政策は引締めを継続すると発表されました。こうした状況の中、同日から投開票が行われた米国大統領選挙において共和党のトランプ候補が勝利し、円安米ドル高となり、連れて豪ドルは対円で上昇しました。7日の米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ決定の翌8日には、今度は円高米ドル安が進み、連れて豪ドルは対円で下落しました。期間を通じてみると、豪ドルは対円で小幅に下落しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、横ばいとなりました。11月5日のRBAによる金融政策決定会合において事前予想通りに政策金利の据置きが決定されましたが、市場は米国の大統領選挙のトランプ候補の勝利を受けて米国国債利回りが上昇したことに反応し、連れて豪州3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。その後14日のパウエルFRB議長の今後の利下げを急がないとの発言を受けて翌15日は米国株安となりました。米国国債利回りが低下したことに連れて豪州3年国債利回りは低下したものの、期間を通じてみると、同利回りは横ばいとなりました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『トランプ再選後の「円安・米ドル高⇒円高・米ドル安」に連れて、豪ドルは対円で下落 ~2週間分のオーストラリアマーケット動向を分析【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
この記事に関連するニュース
-
台湾株などが上昇する一方、インド株や香港株などが下落 ~アジア・マーケット動向の振り返り【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月11日 10時25分
-
豪ドルは「対円」で下落する場面も…米大統領選“前”のオーストラリア・マーケット、2週間の動向【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月8日 9時50分
-
トランプ再選がもたらす「残酷な結末」 ~米大統領選後の「金融市場」の展望【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフグローバルストラテジスト】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月7日 16時55分
-
日本株は「徐々にレンジを切り上げる展開」を予想 ~先月の金融市場の振り返りと見通し【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフリサーチストラテジスト】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月7日 9時50分
-
ここ2週間の「オーストラリア・ドル」は対円で小幅上昇【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月24日 18時0分
ランキング
-
1ジャパネット2代目に聞く「地方企業の生きる道」 通販に次ぐ柱としてスポーツ・地域創生に注力
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 8時0分
-
2相鉄かしわ台駅、地元民は知っている「2つの顔」 東口はホームから300m以上ある通路の先に駅舎
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 6時30分
-
3クシュタールの会長「セブン&アイとの統合で小売業のチャンピオンに」…敵対的買収は「考えていない」
読売新聞 / 2024年11月22日 9時5分
-
4日本史の偉人「意外と二面性ある」驚きのトップ3 戦国時代や幕末の偉人も、どんな二面性?
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 9時20分
-
5「観光客が土下座強要?」に見るFENDIの反省点 インバウンド対応を迫られる各企業が今すべきこと
東洋経済オンライン / 2024年11月22日 9時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください