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日経平均は257.68円高の38,283.85円で取引終了…3日ぶり反発も「一段高」を阻む株式相場の“重荷”【11月22日の国内株式市場概況】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月22日 18時30分

日経平均は257.68円高の38,283.85円で取引終了…3日ぶり反発も「一段高」を阻む株式相場の“重荷”【11月22日の国内株式市場概況】

2024年11月22日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

11月22日の日経平均株価は、昨日の米株市場で注目されていたエヌビディアが買われたほか、フィラデルフィア半導体指数が上昇したことなどを受けて、朝方から上昇。東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉などの半導体関連銘柄が指数を押し上げ、指数は一時前日比400円近く上昇しました。

しかし、日経平均の価格帯別売買高は3万8,000円~3万9,000円の水準がボリュームゾーンとなっており、この水準では売りが膨らみやすいことに加えて、12月の日銀金融政策決定会合での政策金利引き上げ観測が強まっていることなどから指数は伸び悩み、前日比257.68円高の38,283.85円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが148銘柄、値下がりが74銘柄、変わらずが3銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉、NTTデータ〈9613〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、スズキ〈7269〉、第一三共〈4568〉、オムロン〈6645〉、TDK〈6762〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億8,100万株、売買代金は3兆7,897.02億円となり、前日と比べて増加。

業種別では、石油・石炭製品、繊維製品、非鉄金属、サービス業、鉱業が上昇した一方、海運業、医薬品、電気・ガス業、輸送用機器械、精密機器などが下落しました。

 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がID&Eホールディングス〈9161〉で+1,100円(+20.45%)の6,480円、2位がセレス〈3696〉で+311円(+13.35%)の2,640円、3位がさくらインターネット〈3778〉で+445円(+9.94%)の4,920円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がユニオンツール〈6278〉で-500円(-8.71%)の5,240円、2位がYLT〈1773〉で-5円(-7.58%)の61円、3位がケアネット〈2150〉で-45円(-6.89%)の608円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは27銘柄、年初来安値を更新したのは12銘柄でした。

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