1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

許せない!嫁の実家近くに「30年・月15万円返済」で新築戸建てを購入した〈月収45万円・40歳のサラリーマン家族〉に、67歳の姑の怒り爆発の「トンデモ理由」

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月14日 8時15分

許せない!嫁の実家近くに「30年・月15万円返済」で新築戸建てを購入した〈月収45万円・40歳のサラリーマン家族〉に、67歳の姑の怒り爆発の「トンデモ理由」

(※写真はイメージです/PIXTA)

住宅価格が上昇しているなか、マイホームを手に入れるハードルは高まるばかり。頭金を捻出して綿密に返済プランを立て、お金の工面ができたら、あとは決断するのみ……実はそれだけでは不十分、ということもあるようです。

住宅価格高騰!マイホームの夢が遠のくが…

国土交通省『不動産価格指数』の最新となる2024年8月の数値をみていくと、「住宅地」は116.5で対前月比2.0%増、「戸建て住宅」は117.8で1.8%増、「マンション(区分)」は206.4で1.9%増。住宅全体では140.5で2.4%の増加でした。

*全国の不動産価格の動向を月単位で表す指標。住宅用と商業用の2種類があり、2010年1月~12月までの不動産の平均値を基準としている

この5年を振り返ると軒並み指数は上昇し、住宅全体では26.8ポイントも上昇しています。そのぶん、給与も上がっているのであれば何ら問題はありませんが……庶民の夢であるマイホームは、一層遠ざかっている状況です。

【不動産指数の推移】

2020年…113.7/98.4/101.5/152.9

2021年…123.1/108.1/108.2/168.7

2022年…131.9/111.1/117.0/183.2

2023年…134.5/113.8/115.8/191.5

2024年…140.5/116.5/117.8/206.4

※数字左より、住宅全体/住宅地/戸建て住宅/マンション(区分)

山本大輝さん・(仮名・40歳)麻衣さん(仮名・38歳)夫婦も、住宅価格上昇のなか、マイホーム購入には二の足を踏んだといいます。しかし、長男の就学前にはマイホームを実現したい……そのような思いから、戸建てを建てる決断に至りました。

【山本さんのマイホームプラン】

●価格…土地、建物合計7,000万円

●頭金…2,000万円

●借入…5,000万円

・返済総額…5,464万7,191円

・利息分…464万7,191円

・月返済額…15万1,798円

※返済方式:元利均等、返済頻度:毎月、金利:年利0.6%、返済期間:30年

山本さんの月収は45万円、手取りにすると34.5万円ほどです。返済負担率は24%ほどとなり、負担は少々重め。麻衣さんもパートをして家計を支える予定です。

順風満帆なマイホーム計画。幸せな家族そのものかと思いきや、想定外のトラブルに見舞われているといいます。それは大輝さんの母、聡子さん。戸建てを建てることを報告したところ、激怒されたというのです。

住宅購入で夫の母激怒!そこには子への重すぎる愛情が…

大輝さんの母、聡子さんの怒りの原因は、家の立地。麻衣さんの実家に近いことに納得がいかないというのです。

そもそも、大輝さんの通勤の便がよいことと、子育てのサポートを得られやすいことから、もともと麻衣さんの実家近くの賃貸マンションに暮らしていた山本さん夫婦。家を建てるときも同じ理由から、自ずと麻衣さんの実家近くで土地を探したといいます。

そして家を建てることが決まり、聡子さんに報告したところ、思わぬ反対にあったという顛末。

母・聡子さんの怒りの主張は以下の通り。

・大輝はひとり息子で長男。家を持つなら、義実家近くではなく、実家近くにすべきではないか

・義実家に家を持つというのは、婿にいったようなもの。それはとても看過できない

主張の根底にあるのは、まず「息子への執着」。特にひとり息子の場合、母親は息子との絆を非常に重視し、息子が結婚後も自分の影響下にあることを望む傾向が強いといわれています。そして「嫁への嫉妬」。息子の愛情や注目が嫁に向けられることへの不満から、息子の人生における自身の重要性が脅かされていると感じているのかもしれません。また「長男なんだから、こうあるべき」という、伝統的な家族観や価値観も垣間見ることができるでしょう。

聡子さんの想いもわからなくもありませんが、だからといって、実家近くに家を持つのはあまりに非現実的。現在、大輝さんの通勤時間は30~40分ほど。もし実家近くに家を持つことになると片道2時間はかかり、転職をしなければなりません。そう大輝さんが主張すると、「それであれば、せめて実家と義実家の中間くらいに家を建てるべきではないか!」と、怒りはさらに助長してしまったといいます。

ちなみに実家と義実家の中間くらいに家を建てるというのも非現実的。中間となるとより都心近くとなり、とても一般人がマイホームを持つところではありません。

家は完成間近だといいますが、いまだに母・聡子さんの怒りは収まらず、関係の修復には至っていないといいます。

[参考資料]

国土交通省『不動産価格指数』

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください