東証プライム市場の株価騰落率〈トップ3〉と〈ワースト3〉…値上がり率1位の銘柄は半導体装置で「世界トップシェア」も、まだまだ割安な“大注目企業”【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2025年1月23日（木）の騰落率ランキングをお伝えします。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位：TOWA〈6315〉……前日比+200円（+10.41%）／終値2,121円

【売買材料】

京都に本社を置く後工程の半導体製造装置メーカーの同社は半導体のモールディング装置で世界トップシェアを獲得しており、「超精密金型技術」においては唯一無二の強みを誇る。スターゲートを背景に生成AI関連向けで需要増大が続くとの期待が高まるなか、同業種のなかで割安さが目立つ同社株への物色が強まっている。

2位：ハイデイ日高〈7611〉……前日比+248円（+9.73%）／終値2,798円

【売買材料】

1月22日（水）取引時間終了後、76万株（発行済み株数の2.0％）、または20億円を上限とする自社株買いの実施を発表。また同時に、25年2月期の期末配当予想を18円から20円へ引き上げることも明らかにしており、これらが好感された模様。

3位：インフォマート〈2492〉……前日比+27円（+9.06%）／終値325円

【売買材料】

1月22日（水）取引時間終了後、24年12月期連結業績予想の営業利益を上方修正すると発表。あわせて25年12月期についても好調な見通しを示しており、買いを集めた模様。

1位：フジ・メディア・ホールディングス〈4676〉……前日比－154.5円（－7.84%）／終値1,817円

【売買材料】

フジテレビの社員がタレントの中居正広氏と女性のトラブルに関与していたなどと一部で報じられるなか、同社へのテレビCMを差し止める動きが広がっている。こうしたなか、中居氏が芸能界からの引退を表明。同社株価はこの日、中居氏の引退表明が伝わると一段安となった。

2位：日野自動車〈7205〉……前日比－46.9円（－7.66%）／終値565.2円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。米国当局との和解が報じられて以降、直近急速に値を戻していた同社株であったが、この日は利益確定の売りに押された模様。

3位：テラスカイ〈3915〉……前日比－150円（－5.76%）／終値2,455円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。