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息切れしないうちに一気に貯める!副業を始めるために必要な「種銭」をつくる方法【資産数億円の元メガバンカーが解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月3日 7時15分

息切れしないうちに一気に貯める!副業を始めるために必要な「種銭」をつくる方法【資産数億円の元メガバンカーが解説】

(※写真はイメージです/PIXTA)

副業を始める際、基本的に必要になるのが元手となる「種銭」です。種銭の効率的な捻出法は劇的な節約生活などではなく、意外とシンプルな心掛けであるといいます。本記事では、数億円の資産を保有する元メガバンカーの坂下仁氏の新刊『新版いますぐ妻を社長にしなさい』(フォレスト出版)より一部を抜粋し、副業の資本金を無理せず貯める秘訣を解説します。

元手となる「種銭」の捻出法はシンプル

副業をする際、情報ビジネスのようにわずかな軍資金で始められるものもありますが、物販ビジネスや賃貸ビジネスではそれなりの元手が必要になります。その元手となる「種銭」をどうやって捻出すればよいのか?

種銭を準備する段階で大切な考え方は、じつはとてもシンプルです。なぜなら、足し算と引き算から成り立っているからです。要は、財布への「入り」を増やして(足し算)、「出」を少なくする(引き算)。それだけなのです。

考え方自体はこのようにシンプルで簡単なのですが、実践するのが難しい。そこで、ここではポイントとなる考え方をしっかりと押さえておきましょう。

財布への「入り」を増やすため、エンジンを2つにする

最初に、財布への「入り」を増やす方法からお話ししましょう。じつは、種銭をつくる段階では、「自分のため」に、時間(労働力)を切り売りするのが一番手っ取り早い方法になります。

なぜなら、収入が安定している上に、働いてからお金をもらえるまでの間にタイムラグがないからです。

「他人のため」に貢献しても、当初は収入が不安定な上に、あなたの手許にお金が流れ込んでくるまでの間には大きなタイムラグが発生してしまうので、種銭を貯めにくいのです。

したがって、この段階では夫と妻の共働きが理想的です。私たちが破産の縁に立たされた際にも、妻は「お金のために」パートやバイトに出て働きました。小さなエンジンが2つあったからこそ、種銭も早く貯まったのです。

家計を「見える化」して、ふるさと納税の寄付金控除も活用する

次に「出」を少なくする方法です。出費を抑える特効薬は、目に見えないお金の流れを「ざっくり見える化」すること(ざっくり見える家計術)です。

その他、ふるさと納税も上手に活用しましょう。ふるさと納税は寄付金控除といって、地方公共団体などに寄付をした場合に受けられる所得控除です。たとえば1万円寄付すると8,000円の所得控除が受けられて実質2,000円の負担で済みます。

ふるさと納税の返礼品は寄付額の3割以下なので、1万円寄付すると3,000円前後のお礼がもらえて、差し引き1,000円ほど得をするという計算です。上手に使えば、家計の支出を抑えられて、少しですが種銭を増やせます。

ただし落とし穴もいろいろあるので、予めしっかりシミュレーションしてください。ポイントだけお伝えすると、次の通りです。

・やりすぎると損することがあるので、シミュレーションサイトで試算すること。

・確定申告不要なサラリーマンなどは、便利なワンストップ特例を活用すること。

・その年の年収と他の所得控除とのバランスを意識しながら寄付を続けること。

息切れしないうちに一気に貯めるのが王道

次に、現実的にいくらくらい貯めればいいのかについては、何を副業の主軸に据えるのか、いつ頃からそれを始めるのかによって、ガラリと変わってきます。したがって、種銭を貯めてから考えるのではなく、あらかじめターゲットを明確に定めておきましょう。

種銭を貯める期間が長すぎると、どこかで必ず息切れしてしまいます。ですから、できるだけ短期間で貯めましょう。1年以内が理想ですが、どんなに長くても3年以内にとどめてください。

私たちの場合も、究極の極貧生活を続けることで最初の1年間で資本金相当額の300万円を貯めることができました。

坂下仁

お金のソムリエ協会会長

※本記事は『新版いますぐ妻を社長にしなさい』(フォレスト出版)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。このメソッドによる結果に編集部は一切責任を負いません。自らの判断と責任により行っていただきますようお願いいたします。

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