【市場動向】25年1月21日~25年2月4日の「豪ドル/円」「豪州債券」を振り返る【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年2月7日 10時45分
(※写真はイメージです/PIXTA)
三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、25年1月21日~25年2月4日のオーストラリアマーケット動向について解説します。
為替
ここ2週間の豪ドルの対円レートは、下落しました。1月24日に日銀は利上げを決定し、一時的に円高となりました。その後は、中国新興企業「ディープシーク」による人工知能(AI)の新モデル発表に伴う27日の米ハイテク株の急落や、29日に発表された豪州の2024年第4四半期の消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化が確認されたことなどから、豪ドルは対円で下落しました。28-29日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)後にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が追加利下げに慎重な姿勢を示しましたが、トランプ米大統領による追加関税の発動と延期をめぐり豪ドルは対円でもみ合う展開となり、期間を通じて豪ドルは対円で下落しました。
金利
ここ2週間の豪州3年国債利回りは、低下しました。中国新興企業「ディープシーク」によるAIの新モデル発表に伴い米ハイテク株が急落し、米国国債利回りが低下したことや、豪州CPIの発表を受けて豪州の早期利下げ観測が高まったことなどを背景に、豪州3年国債利回りは低下(債券価格は上昇)しました。その後、パウエルFRB議長が追加利下げに慎重な姿勢を示し、豪州3年国債利回りはわずかに上昇しましたが、トランプ米大統領による追加関税が注目を集める展開となり、期間を通じてみると同利回りは低下しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『【市場動向】25年1月21日~25年2月4日の「豪ドル/円」「豪州債券」を振り返る【解説:三井住友DSアセットマネジメント】』を参照)。
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