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すべて15分以内で完成!晩酌で食べたい簡単&おいしい燻製5選

&GP / 2017年5月28日 17時0分

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すべて15分以内で完成!晩酌で食べたい簡単&おいしい燻製5選

仕事を終えて帰宅。そして直ぐさま冷蔵庫を開け、缶ビールをプシュ〜……!
至福のひと時と、明日への活力を与えてくれる“晩酌”。そんな取っておきの時間に欠かせないものと言えば、“おつまみ”の存在です。

コンビニやスーパーで買って手軽に済ますのもいいですが、たまには“手作り燻製”なんていかがでしょうか?  燻製と聞くと「時間も手間もかかりそう……」と感じるかもしれませんが、鍋タイプの燻製器を使えば、たったの15分で本格的な燻製が楽しめちゃうんです。冷蔵庫にある定番おつまみを、極上の燻製料理に変えてしまいましょう!

使用するのは、アウトドア用品を販売する、SOTO製の新感覚スモーカー「スモークポット」。鍋型なので、キッチンに置いてあってもまったく違和感がありません。贅沢に美濃焼を使用したスタイリッシュなデザインに、期待が高まります。

「スモークポット」以外に準備するものは、市販の「スモークチップ」のみ。定番のさくらなど、さまざまな種類がありますが、今回は燻製特有の色味がしっかり出る“ブナ”でつくってみることにしました。

▲「スモークポット」は、ナベ本体・金網・フタ・温度計がセットになっている。赤、茶、黄色の3色展開

まず、鍋本体の底にまんべんなくスモークチップを敷き、金網を置きます。スモークチップは10〜30グラムが目安。今回はすべて10グラムでつくります。準備はたったこれだけです。

▲1回の燻製で使うチップの量は以外と少ない

「スモークポット」はガスコンロで直接火にかけて使用します。チップで加熱燻製後に火を止め、フタをしたまま余熱で燻すだけで、燻製が完成してしまうとか。加熱時間は食材や好みに応じて調整可能ですが、今回は「加熱燻製時間7分」、「燻す時間3分」に設定しました。

■まずは定番・カマンベールチーズの燻製からつくってみます

まずは、間違いなく美味しくできるであろう、カマンベールチーズから燻製にしてみました。チーズなど“そのままでも食べられる食材”は50〜80℃、肉や魚などは80〜120℃の温度で燻すと良いそうです。スモークポットはフタの部分に温度計が付いているので、温度も一目瞭然です。

アルミホイルを敷いてチーズを乗せたらフタを閉め、チップを加熱していきます。

スモークポットは、中火よりも弱い火にかけて使用します。今回は弱火で、70〜80℃くらいの温度で加熱しました。

調理中、思ったよりも煙は出ませんでしたが、臭いがしますので必ず換気をしながら使用してください。また、加熱中や加熱直後は鍋本体もフタも、とても熱くなっています。くれぐれもヤケドには気をつけてくださいね。

7分の加熱後、火を止めて待つこと3分間。フタを開けてみると…

燻製の香りが一気に広がります! なかなか、いい感じに色づいて、美味しそう!
切ってみると……

とろ〜り、ほんのり溶けています。食べてみると、なめらかな舌触りが絶妙。チーズというとワインを連想するのですが、カマンベールチーズは焼酎にも合うのだそう。ぜひ試してみたい……!

■テッパンで美味しいやつ!コンビーフ&味玉

続いては、コンビーフ&味玉の燻製をつくります。コンビーフは缶詰のもの、味玉は作り置きしておいたものを使いました。

調理時間が同じものなら、違う食材でもいっぺんに調理できて便利ですね。コンビーフは、缶の下の部分だけを残して火にかけます。

完成!コンビーフはもともと色が濃いため、ほとんど見た目の変化はありませんが、しっかり燻製の香りがついています。そのままで食べるよりも風味が増し、美味しく感じました。塩気がいいアクセントになっていて、ビールやハイボールはもちろん、バケットを添えてワインと合わせても良さそうです。

味玉はやはり安定の美味しさ! これは、つい「もう一本だけ…」とビールに手が伸びてしまう味です。もともと、やや半熟の味玉をつくっていたのですが、黄身が固まってしまうこともありませんでした。タルタルソースにしたり、ポテトサラダに混ぜたりしても美味しそうです。

■スーパーで特売品のお刺身を燻製に!

4つ目の食材はお刺身。今回はマグロ赤身、ビンチョウマグロ、サーモンの3種が盛られた、ぶつ切りのお刺身で試してみました。

この時はお刺身に何も手を加えずスモークしたのですが、本当はクッキングペーパーなどに包み、1時間ほど冷蔵庫で水切りするのがオススメです。水分が多いままだと煙が出やすく、フタを開けた時に一気に“むわっ”ときますので注意。(目にしみます……)

スモークお刺身の完成!

マグロ赤身とビンチョウマグロは脂が落ちたせいか、少し淡白になりすぎた気が……。お刺身を燻製にするなら、適度な脂分があった方がいいのかもしれませんね。サーモンは香りと旨味が増して美味しく出来上がりました。白ワインや日本酒に合いそうです。

■冷凍餃子の燻製にもチャレンジ

5品目は冷凍餃子。餃子は解凍した状態のものを使いました。

徐々に白い皮に色がついてきました。

スモーク餃子・完成!皮の端が少し固くなってしまいましたが、口に入れると、ふんわり燻製の香りが広がります。醤油や酢をつけてもいいですが、個人的には何もつけない方が香りを楽しめて好きかも。ビールやウーロンハイ、紹興酒と一緒にどうぞ。

■番外編:フルーツの燻製

ここで、ちょっとした番外編レシピをご紹介。「ウイスキーやブランデーと合うらしい」ということで試してみたのが“バナナ&ドライマンゴー”の燻製です。バナナは皮付きのままカットしてスモークします。

ドライマンゴーは、個人的には歯にくっつく感じがダメだったのですが、一緒に調理していた編集さん(男性)は「甘みが増して美味しい!」と言っていました。一方、バナナは“ねちょっ”とした感じがして、味もイマイチ。これは筆者も編集さんも苦手な感じでした。フルーツ系は好みが分かれるかもしれませんね。

■番外編2:何でもスモーク風味になる裏技!スモーク醤油をつくってみた

醤油や味噌、オリーブオイルなど、調味料も燻製にできるらしいので、今回は醤油で試してみました。器に入れた醤油をそのままスモークポットへ……。あまり量が多いと表面にしか香りがつかないため、量は少なめにしています。前途したように、水分が多いと煙が出やすくなりますので、注意。

もともと黒色なので、スモーク前後でまったく見た目は変わりません。しかし、この醤油が以外とイケるんです! 香ばしさがプラスされ、コクが深くなっています。この醤油で、晩酌後の〆に卵かけご飯を食べたいです。(ちなみに、先ほど淡白になってしまったマグロの燻製につけたら、ぐっと美味しくなりました。)

今回試したものは全品、食材を切る時間など含めても15分以内で完成しました。やればやるほど魅了されてしまう「燻製料理」。ほんの一手間で、普段の晩酌タイムをちょっぴりリッチにしてくれます。さまざまな食材で試して、自分のお気に入りレシピを探すのも楽しそう!ぜひ、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

 

(取材・文/浅野 智恵美)


あさのちえみ/ライター

ウェブ制作会社にて、ディレクター及びライターを経験後、フリーランスに。コンテンツ企画を得意としています。趣味はフェス・ライブ参戦とヘアカラー。知らない道を歩くのが大好きです。

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