お弁当にもぴったり!「BALMUDA The Gohan」で作る冷凍おにぎりが美味!
&GP / 2017年6月10日 7時0分
お弁当にもぴったり!「BALMUDA The Gohan」で作る冷凍おにぎりが美味!
トースターやポットに続き、そのビジュアルや独特な調理方法で大きな話題となった「BALMUDA The Gohan」。お米は週末などにがっつり炊き、おにぎりにして冷凍保存する筆者としては、&GPの発表会レポート(>> 土鍋派も大満足!バルミューダの炊飯器、美味しさの秘密は蒸気にアリ!)で「おにぎりが冷めていてもおいしい」というコメントが非常に気になっていました。もしかして「BALMUDA The Gohan」で炊いたごはんを冷凍おにぎりにすれば、とっても便利&美味しいのではないかと…。
そして実際につくってみたら、これがびっくりするほど美味しかったんです。
■保温ができない! ならば “冷凍おにぎり” にしてみよう
デザイン、調理工程、味と、いろいろな意味で驚きのある「BALMUDA The Gohan」。とっても美味しく炊けるらしいのですが、やはり気になるのが “保温機能がついていない” こと。炊飯器には保温機能が当たり前のようについているものだと思っていたので、正直これにはショックでした。同じような理由から購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。
かといって毎回炊くのもちょっと面倒。どうにかこの美味しいごはんを毎日(できれば毎食)食べられないものか…。そして「普段からお米は一度にたくさん炊いておにぎりにして冷凍していること」と「発表会レポートで “おにぎりがおいしい” 」とあったことから、もしかして “冷凍おにぎり”ならイケるのでは? と思いついたんです。
そんなタイミングで「BALMUDA The Gohan」を使わせてもらえる機会が! これはやっぱり試さねば!
▲本体は取っ手タイプではなく、お鍋のような持ち手がちょっとレトロでかわいい。そして釜のようなものと謎の小さな容器がそれぞれふたつずつ…
ということで、さっそく届いた「BALMUDA The Gohan」を開封! 箱を開けると本体(内ぶたつき)、内釜、外釜、米計量カップ(1合)、水計量カップ(約200ml)が入っています。従来の炊飯器と異なるのは、外釜と水計量カップがついていること。これがもしかして、あの“蒸気のちから”で炊くための秘密兵器?
■“200mlの水”が肝! さっそく炊いてみた
早く食べたい衝動をおさえつつ、さっそく通常炊飯で炊いてみます。3合まで炊けるのですが、保温機能がついていないため、一度にたくさん炊きたい気持ちをぐっと抑えて今回は2合で我慢することに。
さっそく炊こうと思ったんですが、最初にやるべきことがあるんです。従来の炊飯器なら、お米と水を内釜にイン→スタートボタンを押してあとは待つだけ、ですが、「BALMUDA The Gohan」はそうではありません。
最初に付属の水計量カップで200mlの水を外釜に入れるという工程が入ります。この水が、のちに大きな違いを生むことになろうとは…。
▲外釜に水を入れます
▲水を入れた外釜の中に内釜をセットして完了
▲蓋をして炊飯ボタンをポチッとな。操作はシンプルで、かつボタンが蓋の上についているため、筆者のように床に直置きして炊飯する人でも操作しやすい
■米一粒の存在感たっぷり
炊飯開始から待つこと約1時間、とうとう炊けました。待ちきれないのでしゃもじですくってつまみ食いしてしまいました。ふぉぉ! これはたしかに感動するほどおいしい。味付けせずに食べたのですが、口に入れた瞬間にお米の甘みが口いっぱいに広がって、噛むと甘みが出てきます。決してパサパサしていません。“硬め”という話も聞いていましたが、硬いというよりも、米一粒ずつが口の中でしっかりわかるという感じ。口に含みながら、こんなにも米“粒”を食べている感覚があるごはんは初めてでした。
▲一粒ずつの存在感があります。 アイドルで言うならグループでもソロでもいけちゃう感じ。あぁ美味しそうに写真が撮れないのがもどかしい…
お米は柔らかめが好きなのですが、この硬さは許容範囲。常温で数時間置いたものも食べてみたのですが、炊きたてよりも少しさっぱりした味だったものの、パサパサ感はほとんど感じられず美味しくいただけました。これにもちょっと感動。
■他の炊飯器で作った冷凍おにぎりと比較
炊きたても時間が経っても美味しいことがわかったので、ついに問題の“冷凍おにぎり”に。せっかくなので比較用に、自宅で愛用中の炊飯器で炊いたお米のおにぎりも用意しました。
それぞれ冷凍し、レンジで解凍して味の違いを比較してみます。同じ銘柄のお米を2合、通常炊飯で炊いたものをおにぎりにしてラップにつつんで冷凍、食べる前に2分レンジで加熱しました。
他社の炊飯器で作った冷凍おにぎりは、毎回そうなのですがお米の甘みは感じられるものの米粒どうしがくっついてしまいベチャッとした食感に。時間は経っているし、再加熱しているし仕方ないのかな…と思っていたのですが、「BALMUDA The Gohan」で作ったほうも食べてみると! 米粒どうしがくっつくことなく、食感も冷凍前とさほど変わらずなんです。
時間が経ち冷凍、レンジでチンしたにもかかわらずお見事! びっくりを越えて、美味しい! のひと言です。当初は保温機能がついていないことにガッカリしていましたが、この味がキープできるならば、保温機能なしでも問題ないかも。
■「BALMUDA The Gohan」の冷凍おにぎりには鮭フレークがぴったり!
何もつけなくても、塩むすびでも十分おいしいのですが、せっかくここまできたので、冷凍おにぎりと相性のいい具を探してみることにしました。
▲左から鮭フレーク、塩昆布、梅干し、ごはんですよの4種類で比較
今回試したのは、おにぎりの定番4種類。食感や相性など総合的にみると、個人的には鮭フレークがベスト・オブ・冷凍おにぎりの具でした。米の粒がしっかり感じられるので、パラパラした鮭フレークとちょうどいい塩梅に絡まって絶妙な食感! これはリピート確定です。
▲せっかくなので、作ったおにぎりを持って近所の公園へ。外で食べる美味しいおにぎりって最高です!
小腹がすいたときの間食や夜食はもちろん、具のバリエーションを増やしてお昼ごはんとして持っていくこともできそう。
「BALMUDA The Gohan」の冷凍おにぎり、おすすめです!
(取材・文/南場みなみ)
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