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読み書きの常識を変えそうなほどソニー「デジタルペーパー」は(神)紙ってる!

&GP / 2017年6月6日 8時22分

読み書きの常識を変えそうなほどソニー「デジタルペーパー」は(神)紙ってる!

読み書きの常識を変えそうなほどソニー「デジタルペーパー」は(神)紙ってる!

これまで数々のノートPCやタブレットが最先端のデジタル技術を駆使して、アナログな筆記感覚の再現に挑戦してきた。それらとは一線を画し、異なるアプローチでペンやノートに近い手書き機能を備えたのが、ソニーの「デジタルペーパー DPT-RP1」だ。

▲単に読み書きができるだけでなく、PCとの連携で本体に保存したPDFファイルを閲覧できたり、星印でマーキングした個所をすぐに探せたりと便利な付加機能も満載だ。電子ペーパーの性質上、表示色はモノトーンに限られる。画面サイズは13.3型。内蔵メモリは16GB。W224×H302.6×D5.9㎜、約349g

大きな違いはディスプレイにある。ノートPCやタブレットが液晶パネルなのに対し、DPT-RP1は電子書籍端末に使われる“電子ペーパー”を採用。これに加えてフィルムに電子ペーパーをマウントする独自技術で、圧倒的な軽さと薄さを実現した。しかも消費電力が少なく1回の充電で最長約3週間も使用可能。バッテリー切れの心配も少ない。

▲ペン先にはフェルト素材と樹脂素材を用意。それぞれ鉛筆風とボールペン風の書き味を楽しめる

肝心の読み書きも良好だ。自発光の液晶パネルとは異なる反射光タイプなので、例えば直射日光下でも視認性もバッチリ。解像度やコントラストが高く、細かい文字も実に見やすい。専用のペンと独自開発の“薄型ノンスリップパネル”による適度な摩擦は、まるでアナログのペンと紙のよう。ペン先と描画位置のズレが少なく違和感なく筆記もできる。

▲次のページを表示するには、右から左へとフリックするだけ。使い勝手はノートに限りなく近い

液晶パネルの機器では味わえない紙のような使い勝手の良さは“神がかり的”! 手書き機能のデバイスとして電子ペーパーの多様な優位性を体現してみせたDPT-RP1により、電子機器での読み書きの常識は大きく変わるもしれない。

▲電子ペーパーの中では高解像度な1650×2200ドット仕様。コントラストも高くて読みやすい

▲ふたつのファイルを同時に表示させる機能も搭載。さまざまな閲覧スタイルが選べるのも魅力だ

実勢価格:8万6400円前後

>> SONY「デジタルペーパー DPT-RP1」

 

(文/田尻 健二郎[グッズプレス編集部]、写真/湯浅立志[Y2])

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