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格安SIMに対抗!? auの新料金プランは月額1980円〜

&GP / 2017年7月11日 8時0分

格安SIMに対抗!? auの新料金プランは月額1980円〜

格安SIMに対抗!? auの新料金プランは月額1980円〜

auが、従来プランより大幅に安くなる新しい料金プランを発表した。利用するデータ量に応じて料金が変動する「auピタットプラン」と、大容量をお得に利用できる「auフラットプラン」だ。どちらも2017年7月14日より提供される。

▲発表会には、auのCMに出演する斉藤由貴さん、夏帆さんも登場。左はKDDIの田中孝司社長

 

◼︎使ったデータ量が少ない月は安くなる「auピタットプラン」

「auピタットプラン」は、購入する機種ごとに定められた一定額を24か月間割引する「毎月割」が適用されない代わりに、毎月の利用料そのものを大幅に安くしたプランだ。国内通話がかけ放題の「カケホ」、5分以内かけ放題の「スーパーカケホ」、通話料が従量課金の「シンプル」の3タイプから選べ、データ通信料は使ったデータ量によって変動する仕組みだ。

▲新プランは段階式なので、経済的に使えることがメリット

たとえば5分以内かけ放題の「スーパーカケホ」の場合、データ量が1GBまでなら3480円、2GBまでなら4480円、3GBまでなら5480円といった仕組みだ。しかも、「auスマートバリュー」に加入している場合は、2GBまでなら500円、2GB以上なら1000円が割引され、さらに、2017年12月31日までに新規契約・機種変更をした場合は「ビッグニュースキャンペーン」が適用され、1000円×12か月の割引が適用される仕組みだ。

※auのプレスリリースより

従来プランで、「スーパーカケホ」に「データ定額3(3GB)」を組み合わせた場合、スーパーカケホ1700円+LTE NET300円+データ定額4200円=月額6200円かかる。新しい「auピタットプラン」で月に3GB使った場合は、1年目が月額4480円で、2年目以降は月額5480円となる。しかも、使用データ量が少ない月は、自動的に安くなる。「毎月割」がなくなるとは言え、2年間で2万9280円も安くなる計算なので、多くの人がその恩恵を受けられるはずだ。

▲「auピタットプラン」は、月によってデータ使用量にばらつきがある人に最適

 

◼︎データ量を気にせずに使いたい人向けの「auフラットプラン」

毎月5GB以上を使う人に向けて、大容量をお得に使える「auフラットプラン」も提供される。通話の利用頻度に合わせて「カケホ」「スーパーカケホ」「シンプル」から、データ容量は20GBまたは30GBから選べる。どのプランでも、「auスマートバリュー」に加入している場合は月額1000円が割引され、さらに「ビッグニュースキャンペーン」によって1年間は月額1000円が割引される。

※auのプレスリリースより

従来プランで、「スーパーカケホ」に「データ定額20(20GB)」を組み合わせた場合、スーパーカケホ1700円+LTE NET300円+データ定額6000円=月額8000円だが、新プランでは1か月あたり1500円も安い月額6500円となる。

▲「毎月割」はないが、従来プランよりも圧倒的にお得

 

◼︎現行ユーザーもプラン変更が可能

「auピタットプラン」と「auフラットプラン」は、すでにauのスマホを使っている人もプラン変更が可能。ただし、新プランに変更すると、「毎月割」が適用外となるので注意が必要だ。

なお、「ビッグニュースキャンペーン」が適用されるのは、新しいスマホを購入した場合のみで、当面はAndroidスマホのみが対象となる。iPhoneは対象外となるので、「毎月割」が適用される従来プランを契約したほうがお得だ。ただし、田中孝司社長いわく「iPhoneについても検討中」ということなので、今後、発売されるiPhoneの新モデルについては、新プラン向けの割引施策の対象となるかもしれない。

 

◼︎端末の分割支払金が減額される新サービスも導入

新しいプランは、端末代と利用料を分離するプランだ。利用料は安くなるが、端末代が実質的に高くなるのでは? と心配する人もいるだろう。それに応えて、新たに導入されるのが「アップグレードプログラム EX」だ。月額390円(不課税)のプログラム料を24回支払うことで、購入した端末の分割支払金の最大半額が免除されるサービスだ。

例えば、7万2000円のスマホを48回払いで購入した場合、24回目の分割金を支払った時点で、新しい機種に買い換えると、7万2000円の分割支払金の残金3万6000円は支払わなくていいという仕組み。月額390円×24回=9360円で、端末代金は実質的に3万6000円安くなるので、約2万6000円も安くなる計算だ。

※auのプレスリリースより

発表会では、田中社長が「完璧」と自信を示した新プランだが、従来プランも継続して提供されるので、ユーザーにとっては、選択肢が増えて、複雑になったとも言えなくない。ただし、auの広報担当者に聞いたところ、新プランは「使い方にもよるが、従来プランよりも約2割ほど安くなる想定」とのことなので、これからauのスマホを購入する人は、新プランを軸に考えて間違いないだろう。

注:記載した価格は、すべて消費税別です。

>> au

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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