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今さら聞けない!家で外で大活躍な「スキレット」の正しい手入れ方法とは

&GP / 2017年7月22日 8時0分

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今さら聞けない!家で外で大活躍な「スキレット」の正しい手入れ方法とは

少し前から“おしゃれに見えてSNS映えする!”と話題の鋳鉄製のフライパン“スキレット”。ニトリで販売された通称“ニトスキ”で一躍有名になりましたよね。焼いたり揚げたり煮込んだり蒸したり…。一般的なフライパンよりも用途が広く、いろんな料理ができるのが大きな特徴です。スキレットで調理した肉や野菜って、ほどよく食感を残しつつも味はしっかりしみ込んで美味しいですよね。

でもこの“スキレット”、とっても重宝するけど「錆びやすい」という声もよく聞きます。そう、一般的なフライパンと同じようなお手入れだと錆びてしまうんです。お手入れと言っても特別なことをするわけではなく、長持ちさせるポイントは、①洗剤を使わずタワシ洗い、②空焚き、③油塗りの3つだけ。今回はそんな “いまさら聞けないスキレットの正しいお手入れ方法” を、簡単アウトドア調理法と合わせてご紹介します!

 

■食材をカットして調味料を入れるだけ!

スキレットを洗うために、まずは汚さなければいけません(笑)。ということで、さっそくスキレットで料理を作ることに。天気もいいし、スーパーで食材を調達して、スキレットとバーナーを持って近所の河川敷でアウトドア料理開始! 風が気持ちよくて、キャンプしている気分になれるのでオススメです。

今回は鶏モモ肉と野菜を蒸し焼きにすることにしました。通常だと下茹でが必要な野菜も生のままザク切りするだけでOK! 味付けはマジックソルトとハーブのみ。シンプルすぎる気もしますが、素材の旨みが出てくるのでこれだけで十分なんです。うーん、とってもお手軽!

▲蒸し焼きするので、野菜も下茹での必要ナシなのがうれしい

▲材料を入れただけでもSNS映えしそうなビジュアルに

スキレットに蓋をして(持ってきた他の食材をつまみ食いしながら)待つこと約30分。肉はふっくら、野菜も肉の脂でほんのり焼き色がついて、いい感じに完成! 蒸し焼きすることにより、パリパリ、ふっくら、ジューシーの三拍子揃った食感になりました。

▲肉の旨みが野菜に移っていい感じ!

フライパン調理よりも素材の食感を残しつつ、素材の旨みを逃さずに調理できるのはスキレットならでは。この美味しさを考えたら、お手入れなんて苦ではない! もうお皿に移さずそのままナイフとフォークでダイレクトに食べちゃいましょう。簡単だしラクだし美味しいし、あぁ幸せ。そして贅沢。あっという間に完食しちゃいました。

▲お皿に移さずダイレクトにいただきます! ができるのもいいところ

▲調理開始から約1時間。ごちそうさまでした

 

前振りがだいぶ長くなってしまいましたが、本題に入りましょう! ここからはスキレットのお手入れです。

 

【お手入れポイント①】洗剤を使わずタワシ洗い

まずは油でベトベトになったスキレットを洗うところからスタートします。フライパンであればスポンジに洗剤をつけて洗うところですが、スキレットではこれは御法度。スキレットは鉄製で錆びやすく、酸素や水分はまさにサビの原因となります。フライパンのようにテフロン加工などもされていないため、サビを防ぐため表面に油を塗って膜をつくっておくことが大切。洗剤を使うと、膜となる油まで落ちてしまいます。長く使うためにも、できるだけ洗剤を使わず、タワシで汚れを落としましょう。

▲洗剤を使わずタワシでゴシゴシ水洗いしましょう

 

【お手入れポイント②】しっかり空焼きして水分を飛ばす

スキレットのお手入れ、次のポイントは“空焼き”です。水洗いしたスキレットは火にかけ、しっかり水分を飛ばしましょう。「拭けば大丈夫!」と思うかもしれませんが、この油断がサビ発生のもと。拭くことで表面の水は取れたとしても、洗ったときに微小孔に浸透した水が鉄内部で残っている可能性があります。その残った水分がサビの原因に…。面倒でも欠かさず空焼きをしましょう。

▲ハンドル部分までしっかり空焼きして水分を飛ばします

 

【お手入れポイント③】油を塗ってコーティング

そして最後は“油塗り”です。空焼きで水分を飛ばしたら少量の食用油をスキレットにひき、キッチンペーパーなどで全体にのばすようになじませます。こうすることで油の膜ができて酸素や水分の浸透を防ぎ、サビにくくなるんです。これでお手入れは完了! ちょっと時間はかかるけれど、このお手入れをすることでスキレットが錆びずに長持ちしますよ。

▲スキレットに食用油をひき、キッチンペーパー等でのばして完成!

 

ひとつあるだけで自宅でもアウトドアでも大活躍の“スキレット”。使い込んでいくうちにどんどん馴染んでくるのもうれしいですよね。便利だからこそ長く使いたいし、お手入れすることで愛着もわいてきます。調理方法はもちろん、お手入れまでしっかりマスターして、“myスキレットごはん”を楽しみましょう。

▼使用したスキレット
>> LODGE「グリルパン10 1/4インチ」

 

(取材・文/南場みなみ)

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