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初プログラミングでも安心! iPadでゲームしながら「Swift」を学習する方法

&GP / 2017年7月26日 7時0分

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初プログラミングでも安心! iPadでゲームしながら「Swift」を学習する方法

プログラミングと聞くと、「なんか難しそうだな」と思いますよね。一方で、「ちょっとやってみたい」「アプリ作りに興味がある」と密かに思っている人も多いのではないでしょうか? お子さんがいる人なら、2020年以降のプログラミング必修化も気になるところです。

そんな方々に朗報。実はiPadの無料アプリでプログラミングが勉強できちゃいます! 今回はApple銀座で開催された「How to:プログラミングを始めよう」のセッションを体験してきたので、その様子も含めて学習方法をご紹介しましょう。

 

■iPadでSwiftの基礎を勉強しよう

世に存在するプログラミング言語には、さまざまな種類がありますが、使用目的や特徴がそれぞれ異なります。iPadでも学習できる「Swift(スウィフト)」はiOS、Mac、Apple TV、Apple Watch向けのアプリケーションを開発するために用いるもの。簡単に言えば、iPhone向けのアプリを作れるプログラミング言語です。

iPadで「Swift」を勉強するには、「Swift Playgrounds」というアプリをインストールします。iPadで「App Store」を起動し、「おすすめ」タブの下部で「Apple App」を選択。その画面に表示される「Swift Playgrounds」をインストールしてください。

▲「How to:プログラミングを始めよう」のセッションでは、「Swift Playgrounds」がインストールされたiPadを貸してくれる。自前のiPadを利用する場合は予めインストールしてから持ち込むとスムーズだ

▲「How to」のセッションでは講師役のスタッフがサポートしてくれるので、初心者でも安心だ

「Swift Playgrounds」を起動したら、まずは「プレイグラウンドを入手する」を選択しましょう。最初は「コードを学ぼう1」をインストールします。

▲「Swift Playgrounds」の画面。最初は「コードを学ぼう1」に取り掛かろう

ここでプログラミング経験者は「あれ?キーボード使わないの??」と不安になるでしょうが、ご安心を。Playgroundsはゲーム感覚で楽しめるアプリ。画面タップだけでプログラミングの概念を学習できるようになっているんです。

 

■キャラクターに宝石をゲットさせよう

ゲームのルールは簡単。画面右側に登場するキャラクター「Byte(バイト)」をコマンドで動かして、課題をクリアしていきます。

▲「コードを学ぼう1」の画面。画面構成は右にアニメーション。左に課題とコード入力領域がある。画面下部には、使用できるコマンドの一覧が表示される

例えば、このステージだと、Byteに宝石をゲットさせるのがゴールとなります。必要な指示は「3マス分前に進む」ことと、「宝石をゲットする」こと。

▲3マス前進して宝石をゲットすればゴール

 

画面下部には、使用できるコマンドが用意されています。「collecGem()」は宝石をゲットする指示、「moveForward()」は1マス前進させる指示。つまり、「3マス分前進して、宝石をゲットする」という指示は下記の通りになります。

moveForward()

moveForward()

moveForward()

collectGem()

コンピューターを相手にするときには、とにかく具体的な指示を出さないといけません。初心者は違和感があるかもしれませんが、ゲームを進めていくうちにだんだん慣れてくるでしょう。

▲画面下のコマンドをタップで選択できる

▲画面左側の入力欄にコマンドを入力して、正しい支持を完成させよう

▲指示が完成したら、画面右側下部にある「コードを実行」をタップすると、指示した通りにキャラクターが動く

▲課題をクリアしたら「おめでとう」とか「よくできました」と表示される。失敗した場合には、左側のコマンドを修正して再び挑戦しよう。コマンドに対して、選択、カット、コピー操作などが可能

こうして、各ステージの課題をクリアしていきます。最初は簡単な指示のみで済みますが、ステージを進めていくことで課題が複雑になっていきます。例えば、複雑な迷路を効率よく進んだり、ワープしたり、地面のスイッチを押したり、などなど。

▲少しずつステージが複雑になっていく。画面は「関数」を学ぶステージの例

一般的に、プログラミングを学習すると言えば、“「Hello World」と文字を表示させてみよう”、などから入りますが、なかなか小難しいですよね。もちろん文法は重要ですが、入門者が言語の文法から覚えていくと、「プログラムが何をしているのか」「何のためにプログラムを使うのか」が見えてきづらいのも事実です。

▲「How to:プログラミングをはじめよう」では、学生から社会人まで、幅広い年代が参加できる

一方、「Swift Playgrounds」では、ゲーム感覚でプログラムの使い方を覚えることから始められます。ステージを進めることで「関数」や「ループ処理」「条件分岐」などの基本が身につけられる仕組み。「Swift」だけでなく、これから他の言語に挑戦したい入門者にも、おすすめできる内容です。プログラミングに興味がある人はまずはここから挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

■「How to」はここから申し込める

「How to:プログラミングを始めよう」のようなAppleが開催しているプログラムの日程は、「Today at Apple」のページから確認できます。

▲「Today at Apple」のウェブページ

「</>プログラミング」のタブを選択すると、開催予定のプログラムが分かるので、是非チェックしてみてください。ちなみに学習する細かい内容については、その日のプログラムごとに内容が少しずつ異なるそうですよ。

 

(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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