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暑いから「KaiHouse本格かき氷器」で台湾風マンゴーかき氷を作ってみた

&GP / 2017年7月30日 9時0分

暑いから「KaiHouse本格かき氷器」で台湾風マンゴーかき氷を作ってみた

暑いから「KaiHouse本格かき氷器」で台湾風マンゴーかき氷を作ってみた

夏真っ盛り、暑い日に食べたいのはやっぱりひんやり冷たいかき氷。氷をセットしてガリガリ削り、山盛りになった氷に赤や青、緑色のシロップをたっぷりかけて、キーンとなりながら食べる。もはや夏の欠かせない行事です。

老舗刃物メーカー貝印が開発した「KaiHouse本格かき氷器」って知ってますか。他のかき氷器と比べると1万6200円とかなり高価。一体どんなかき氷が作れるのか気になります。そこで、同封されたレシピにならってシロップから作り、定番のいちごかき氷と台湾風のマンゴーかき氷を作ってみました!

■普通のかき氷器と何が違うのか?

KaiHouse本格かき氷器は、まず見た目がレトロ感。キッチンに置くだけでおしゃれになるのも魅力です。サイズは一般的なかき氷器よりも少々大きめの高さ435㎜×幅220㎜×奥行220㎜。色は黒と白の2色展開で、白の方は数量限定。黒は昨年完売した人気商品です。

違いその① 刃が違う

一番のポイントは、なんといっても100年以上続く老舗刃物メーカーのノウハウを生かした、氷を薄く削りだす「鋭い刃」。業務仕様のかき氷器を目指して開発されたもので、家でもお店で食べるようなふわふわかき氷がつくれるとのこと。

違いその② 氷が違う

かき氷の主役は氷。その氷の良し悪しで、かき氷のおいしさが決まってしまうと言っていいほど。普段使う小さな四角の氷を作るアイストレーでは作れない均質で透明な氷を作れるのが、この筒状の「専用製氷器」。貝印独自の二重構造設計で、不純物の少ない透明な氷を作り出せます。

 

■いちごかき氷を作る!

さて、紹介はここまでにして、早速ふわふわかき氷を作りましょう!

まずは氷を作ります。ミネラルウォーターを沸騰させて、弱火で5分間加熱。沸騰させることで不純物などを取り除けるため、より透明な氷を作れます。火を止めて十分に冷まし、製氷器の内側の線まで(約650ml)注ぎ、冷凍庫で凍らせます。

完全に凍るのは、およそ8~12時間後が目安。筆者にとっては、この製氷器で氷をつくるのは初めてなので、できあがりが楽しみです!

その間にいちごシロップを作っていきましょう。

普段は絶対にシロップから作るなんてことはありませんが、氷にこだわるからには、そこにかけるシロップにもこだわりたい。その思いで人生初のシロップ作りから始めました。

いちごシロップの材料はこちら。

  • 基本のシロップ:50ml
  • いちご:70g
  • いちごジャム:70g
  • はちみつ:40ml
  • レモン汁:5ml

はて、基本のシロップとはなんぞや……ということで、まずはシロップを作るベースとなる基本のシロップを作ります。

材料はこちら。

  • 水:500ml
  • グラニュー糖:280g
  • きび砂糖:30g
  • 水あめ:100g

鍋に材料を入れて沸騰させます。砂糖が溶けたら火を止めて、冷まします。このレシピは、市販のシロップよりも甘さ控えめのため、好みで甘さ加減を調節してみるのもいいでしょう。

材料を火にかけ沸騰させると……

きれいな黄金色になりました。砂糖が溶けたあまーい香りが漂います。

先ほど紹介したいちごシロップの材料をミキサーで撹拌。よく混ざったら完成です!

そして8時間後――お待ちかねの氷が固まりました!

氷を出しやすくするため、製氷器の側面に水をかけて、氷の外側を少し溶かすのがおすすめです。ちなみに、1回の氷で約3人前のかき氷が作れます。

濁った層と透明な層が、上下ではっきり分かれています。透明な層は空気や塩素、ミネラル分など不純物を含まないため、おいしく溶けにくいです。

■ついに氷を削る!

氷をセットし、ストッパーの爪でしっかりと固定します。手が刃や爪に当たるとけがをする恐れがあるので、慎重に乗せましょう。

側面にあるハンドルを回すと、縦に設置されたギアが回転し、ストッパーを上下に動かせます。氷を固定したら、上部にあるグリップを握ってひたすら回す! 均質の氷なので力を入れなくても削りやすい!

薄く削れた氷が次から次へと器に流れ込んでいきます!

一度止めて見てみると、ひとつひとつの氷が薄く平らにスライスされるのが見えます。途中でシロップをかけて、また氷を削ります。削れた氷が均一に器に入るよう、器の位置を動かして調整するのもポイント。

ガリガリガリガリ――そしてついに完成!

薄くきれいな氷に、いちごのつぶつぶが残るお手製シロップをかけて、なんともおいしそうな見た目ですよね。

早速ひとくち、いただきまーす!

……おいしい。口に入れるとふわふわシャクシャクした食感で、くちどけはなめらか。ただ屋台のかき氷のようなガリガリとした固さはないけれど、行列のできるお店のようなふわふわでもない。感覚としてはその中間です。いちごシロップも甘さ控えめのなかに、いちごの果肉感が残っていてとってもおいしい!

普段かき氷を食べていると、下の方の氷がすぐ溶けて液体になってしまい、残念な気持ちになります……。しかし今回は、食べ進めても氷があまり溶けていないことに気づきました。氷が薄い分溶けやすいかと思いきや、手間暇かけた甲斐があります。また、器を事前に冷やしておくのもポイントです。

 

■台湾風マンゴーかき氷を作る!

お次は台湾風マンゴーかき氷を作ります!氷を作るときにもマンゴーを使っていきます。

材料はこちら。

  • 基本のシロップ:80ml
  • 冷凍マンゴー:300g
  • 水:120ml
  • 練乳:30ml

ミキサーに材料を全ていれて撹拌し、ドロドロに混ざったら水のときと同様に、製氷器に入れて冷凍します。

マンゴーシロップの材料はこちら。

  • 基本のシロップ:100ml
  • 冷凍マンゴー:100g
  • レモン汁:5ml

大きめの耐熱ボウルに基本のシロップと冷凍マンゴーを入れ、600Wの電子レンジで5分加熱します。粗熱が取れたらミキサーで撹拌し、ボウルに戻して再度電子レンジで1分加熱します。粗熱がとれたらレモン汁を加えて完了です。

8時間後――固まったマンゴー氷をかき氷器にセットして、いざ削ります!

マンゴー氷を製氷器から出すときに少し時間がかかったため、表面の氷が若干溶けていますが勢いで削っていきます。水の氷のときよりもさらに軽く削れます。

黄色なので、透明のときよりも平たい氷の形がよくわかります。途中でマンゴーシロップをかけて、もう一度削ります。

 

■マンゴ―かき氷が完成!

あの台湾でも大人気のマンゴーかき氷を自宅で再現できるなんて最高……! なんて思いつつ、ひとくち。

いちごかき氷のときよりも、マンゴーが入っている分、シャーベットのようなしっとりした氷の食感です。なめらかさにマンゴーの甘さが相まって、気分は“台湾で食べるかき氷”です。以前に一度だけ台湾を旅行したのですが、そのときに食べたマンゴーかき氷を思い出して懐かしくなりました。マンゴー好きにはたまりません。

マンゴーかき氷の際は、平たい皿に盛ると、より台湾のかき氷感が出るのでおすすめです。

今回作ったいちごかき氷とマンゴーかき氷以外にも、抹茶白玉や白くま、カプチーノなどの作り方も付属のレシピブックに掲載されています。また、専用製氷カップは単体1080円で購入できるので、みんなでワイワイ作りたい人は2-3個持っていてもいいかもしれません。

ただ、軽い力でするすると削れる構造や鋭い刃がある反面、本体の分解ができないため、洗いづらさはあります。

貝印の「KaiHouse本格かき氷器」のお値段は1万6200円。「数千円の安いかき氷器で十分だ」と思う人もいるかもしれません。しかし、お店で食べる一杯千円を超えるかき氷を、家で好きなだけ食べられると思えば魅力的です。

この溶けそうな暑い夏に、家族みんなで、友人とパーティで、大活躍してくれそうな一台です。

>> 貝印「KaiHouse本格かき氷器」

 

(取材・文/中川美紗

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。

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