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「フルーツ×醤油」の新感覚調味料で、いつもの料理がさらにおいしくなる!

&GP / 2017年8月9日 7時0分

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「フルーツ×醤油」の新感覚調味料で、いつもの料理がさらにおいしくなる!

日本人にとって欠かせない調味料である“醤油”。こいくち醤油、うすくち醤油、たまり醤油…など、醤油にもいろいろな種類がありますが、果汁をプラスしたフルーツ醤油という、何やら美味しそうな醤油が存在するという情報をキャッチ。一体どんなものなのか、この目と舌で確かめてきました。

■フレッシュなフルーツを使った変りダネ醤油

訪れたのは、醤油専門店「SOY&CO.1879」。フルーツ醤油「ビューティーソイソース」の企画・販売元です。

「ヨーロッパでは、ベリーソースやピューレのような果汁を活かしたソースをよく見かけるので、それを醤油に変えてやってみようと思ったのがフルーツ醤油開発のきっかけでした」と言うのは、代表取締役の岡崎利彦さん。

▲意外にも男性の購入者も多く、全体の4割くらいを占めるのだそう。また、海外の人にも人気なのだとか。醤油に関する先入観がない分、受け入れられやすいよう

フレーバーは全10種類。入っているフルーツの種類によって、味や香りだけでなく、醤油の色にも違いがあります。

「1879年から変わらない製法で作られているうすくち醤油に、柿だけを使った純柿酢と、兵庫県の日本酒から作っている純米酢、ミネラルシュガーと天然だし、それにそれぞれの果汁が入っています。ベースは全て同じで、果汁と砂糖の量がフルーツによって違います。果汁自体に糖度が高いものは砂糖を減らしていますし、少ないものは足しています」(岡崎さん)

醤油というよりはポン酢に近い感じでしょうか? おすすめの使い方を教えてもらいました。

「かけるだけでワンランク上の料理になることを目指して作られていますので、刺身でもフライでも、いつもの料理に醤油やソースなどの代わりに使ってみてください。和食にかけると洋食っぽいかんじになり、洋食にかけると和食っぽくなりますよ。サラダなどにドレッシングとして使うのもおすすめ。そのままでもいいですし、オリーブオイルなどと混ぜてオリジナルドレッシングを作ってもOK。味が定まっていないものに加えてもらうと、味が引き締まりますよ」

■どんな食べ物に合うのか、いざ実食!

では早速実食です! 岡崎さんからのアドバイスをもとに、それぞれの醤油に合いそうな食材につけていただいてみました。

▲今回試してみたのは、この8種類。左から、ざくろしょうゆ、かしすしょうゆ、ぱっしょんふるーつしょうゆ、ようなししょうゆ、らずべりーしょうゆ、ぶるーべりーしょうゆ、ばななしょうゆ、ちぇりーしょうゆ。内容量100ml

 

■醤油が欠かせない刺身をフルーツ醤油で

「ちぇりーしょうゆ」(648円)

岡崎さんによると「ちぇりーしょうゆ」に合うのは、赤身の魚。マグロのカルパッチョや刺身などがおすすめと言うので、マグロの刺身で試食してみることに。

▲醤油の色は赤みがかった茶色。チェリーというより酢の香りがする

▲たっぷりつけても赤身の味をじゃましないマイルドな味わい

くせのないマイルドですっきりとした味が、赤身の刺身のコクや旨みを引き出してくれているように感じました。

 

「かしすしょうゆ」(756円)

続いては「かしすしょうゆ」です。こちらはカツオや鴨肉と相性がよいとのことなので、カツオのたたきと一緒にいただきます。

▲カシスの色が強く出た、赤っぽい醤油。香りもカシスの甘酸っぱさが強し!

▲香りも味もカシスの存在感大!

「かしすしょうゆ」は、カツオのたたきなどはっきりと味がするものにも負けない濃さがあります。カシス自体が主張の強い個性的な味がするので、薬味的な役割を発揮して、カツオの生臭さも全く感じません。

 

「ようなししょうゆ」(566円)

くせがなく、甘めの「ようなししょうゆ」。白身魚に合うとのことで、鯛の刺身につけて試食です。

▲爽やかな風味で、色は薄め

▲刺身が洋食に早変わり

あっさりとした白身と洋梨の爽やかさがマッチして、鯛の旨みを引き立ててくれます。刺身がカルパッチョ風の洋食っぽいテイストで食べられます。

岡崎さん曰く、白身魚には「ばななしょうゆ」もおすすめとのこと。さっぱりとした食材には、甘みの強いフルーツを使った醤油が合うようです。

■メイン系のがっつり男飯にも使える!

「ばななしょうゆ」(566円)

「ばななしょうゆ」は、前述のように白身のお刺身にも合いますが、一押しなのが餃子とのことなのでチャレンジ。

▲色は薄く、バナナの甘い匂いが香る

▲マイルドな味なので何にでも合いそう

まろやかでやさしい味わいの醤油です。餃子には味の強いフルーツの方が合うのかなと思っていましたが、「ばななしょうゆ」が意外とマッチ。旨みをプラスしてくれておいしかったです。

▲ちなみに酸っぱい方が好きな人は、「ばっしょんふるーつしょうゆ」で食べるのもおすすめ。酸味がガツンとくるので、普段酢多めで餃子のたれを作っているならこちらを

 

「ざくろしょうゆ」566円

「『ざくろしょうゆ』は、エスニック料理によく合います。トンカツにもおすすめです」とのことなので、トンカツを用意しました。

▲色は濃いめ。見た目はウスターソースっぽく見えなくもないが、酢の香りが…

▲とんかつがあっさりテイストに変わる!

濃厚なソースで食べるのが一般的なこってり系の揚げ物には、それに負けないくらい強い味を持つ「ざくろしょうゆ」がぴったり。酸味が強めなので重めのとんかつがあっさりと感じられ、最近脂っこいものがキビしいという人も食べやすそうです。

また、「『ざくろしょうゆ』はゴマ油との相性も抜群です」と岡崎さん。ゴマ油と混ぜれば中華風ドレッシングになります。

▲ゴマ油と混ぜるだけでドレッシングの出来上がり! サラダや冷奴に合いそう

■おつまみや一品料理にももちろん合う!

「ぱっしょんふるーつしょうゆ」(648円)

ぱっしょんふるーつしょうゆは野菜に合わせると良さそう。ドレッシング代わりにオニオンスライスにかけるのが岡崎さんのおすすめです。酸味が強い醤油ですが、この食べ方だと全く気になりません。

▲今回試したフルーツ醤油の中で一番色が薄い

▲ぱっしょんふるーつしょうゆをかけるとオニオンの辛さも和らぐ

 

「らずべりーしょうゆ」(756円)

次は、「らずべりーしょうゆ」。「豆腐や納豆と合わせるとおいしい」とのことなので、納豆に入れてみました。

▲色は赤茶色で、果汁の香りは一番強い。ラズベリーの香りを感じる

▲納豆がラズベリー風味の洋風おつまみに

ラズベリーの風味が強く感じられ、とてもフルーティ。良い意味で最も「醤油らしくない」と思いました。ベースがうすくち醤油なので、大豆の味がダイレクトに伝わってきます。これはご飯にかけるよりも、酒のつまみとしてそのまま食べた方がよいかもしれません。

「ぶるーべりーしょうゆ」(864円)

豆腐には、もうひとつのベリー系醤油、「ぶるーべりーしょうゆ」をかけてみることにしました。

▲黒に近い茶色。酢の香りが強い

▲深みのある上品な味わいで何にでも合いそう

同じベリー系の「らずべりーしょうゆ」よりも香りは控えめでくせもありません。ベリー系独特の風味があるので、肉料理やチーズなど臭みの強い食べ物との相性もよさそうです。

ちなみに、他のフルーツ醤油でも冷奴を食べてみたところ、「ようなししょうゆ」は豆腐になじんで違和感なく食べられ、「らずべりーしょうゆ」では、洋食感がアップしました。

■おまけ:デザートにもかけてみた

最後にデザート系にもトライしてみました。「バニラアイスに醤油をかけるとみたらし団子の味になる」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。普通の醤油でもおいしいのであれば、フルーツ醤油をかけておいしくないわけがありません!

▲普通のバニラアイスでトライ!

▲「かしすしょうゆ」をかけたところ。見た目はリキュールっぽくておしゃれ

カシスとアイスは合いそうかと思ったのですが、酸っぱさが強く感じられ、アイスの甘さと醤油の酸っぱさで味が定まらない感じでした。

▲「ようなししょうゆ」をかけたところ

「ようなししょうゆ」×バニラアイスはアイスの甘さが引き立ち、おいしく食べられました。あまり主張しないフルーツ醤油の方が合うかもしれません。

▲「らずべりーしょうゆ」をかけたところ

「らずべりーしょうゆ」はバニラアイスにベストマッチ。ラズベリー風味のアイスクリームと言っても過言ではないくらい!

ひとかけするだけでいつもの料理がバージョンアップするというのがフルーツ醤油の魅力。メインのおかずからデザートまで自由な発想でいろいろなものにちょい足し可能です。一味違う日本の国民的調味料を使って、ワンランクうえの料理をぜひ堪能してみてください!


>> SOY&CO.1879

 

(取材・文/坂田圭永)

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