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“線を引く”その一瞬が楽しくなる蛍光マーカー紹介します【文具のツボ】

&GP / 2017年8月23日 11時0分

“線を引く”その一瞬が楽しくなる蛍光マーカー紹介します【文具のツボ】

“線を引く”その一瞬が楽しくなる蛍光マーカー紹介します【文具のツボ】

本や雑誌を読んでいるとき、気になった箇所を見つけると、無意識の内に線を引いていることがあります。ときには、「線を引く」作業、そのものが楽しくなることも。ここでは、そんなマーキング作業がより楽しくなる蛍光マーカーを紹介します。

線を引く「シュッ」という感覚を楽しめたり、気に入った文章をビビットなカラーで目立たせたりできるのは、蛍光マーカーならでは。ぜひ、ペンケースの新しい一員として、蛍光マーカーを加えてみてください。

■“窓”付きのペン先でどこまでマーキングしたかわかる!

「ペン先に窓が付いている」

三菱鉛筆の「プロマークビュー」をひと言で説明すると、そうなります。もう少し丁寧に説明すると、ペン先に約7mm四方の窓が付いた蛍光マーカー、と言えるでしょうか。紙にペン先をあてると、ペン先の窓からマーカーでなぞった箇所となぞってない箇所を確認できるのが特徴です。

つまり、ペン先を見ながら線を引けば、蛍光マーカーにつきものの、「線がはみ出た!」という失敗がないのです。

また、ペン先に直線のガイドラインがついているので、真っ直ぐ線を引くのをアシストしてくれます。そして、蛍光マーカーとしては太めの芯にも注目。実際に持ってみると、思いのほかしっかり軸をしっかり握れることがわかるでしょう。

力強い線を、目立たせたい箇所だけに「ピタッ」と引くのにおすすめの1本。ひとひねりで簡単に外せるキャップも魅力です。販売価格は1本162円。

>> 三菱鉛筆「プロマークビュー」

 

■インクがすぐ乾く“窓”付き蛍光マーカー

“窓”付き蛍光マーカーシリーズとして、同じく三菱鉛筆に「プロパス・ウィンドウ クイックドライ」があります。従来のインクと比べ3分の1以下の時間で乾く「Q-Dry (クイックドライ)インク」を使用しているため、雑誌やプログラム、パンフレットなどツルツルした素材の紙でも、手を汚さずに線を引くことができます。

ペン先は「プロマークビュー」より少し細め。細かい箇所のマーキングに使いましょう。販売価格は1本140円です。

>> 三菱鉛筆「プロパス・ウィンドウ クイックドライ」

 

■しなるペン先! 曲面のマーキングもラクラク!

辞書や雑誌をマーキングしているとき、ペン先が浮いてあらぬ方向に線を引いてしまった経験はありませんか?

紙に余計な汚れを作ってしまったことにも「イラッ」としますし、気持ちよく線が引けなかったことにも「イラッ」としますよね。そんなイライラを解消するために紹介したいのが、ゼブラの「ジャストフィット」です。

その特徴は、何と言ってもしなりにしなるペン先! ペン先に柔らかい素材を使用しているため、ペン先を筆のようにしならせることが可能。ペン先と紙面が密着することで、辞書や雑誌のように盛り上がりがある紙面でもペン先が浮かず、スムーズに線を引くことができます。

販売価格は、1本108円。読書中のマーキングが習慣の人にもおすすめです。

>> ゼブラ「ジャストフィット」

 

■こすると消える やり直しOKの蛍光マーカー

パイロットの「フリクションライト」は、「蛍光フリクションインキ」を搭載した蛍光マーカー。マーカーでなぞった箇所を、ペン尻の専用ラバーでこすってあとから消すことができます。つまり、「マーキングし過ぎてかえって重要な箇所がわからなくなった」という事態を防げるのです。

▲マーキングして……

▲こすると摩擦熱で色がなくなっていく

ちなみに、厳密に言うと「フリクションライト」は摩擦熱を使ってインキを“無色”にする仕組み。消しカスが出ないので、ゴミが少ないのも特徴のひとつです。

こするときは、ペン尻を「ギュッ」と押し付けるのではなく、優しく動かすのがポイント。ただ、紙質によっては色が完全に消えないこともあるので、注意しましょう。実際筆者が使ってみると、「若干跡が残るな」という印象を受けました。また、インキが完全に乾かない状態でこすると、インキが横に広がったりペン尻のラバーに移ってしまうので、これにも注意が必要です。販売価格は1本108円。

>> パイロット「フリクションライト」

 

普段本や雑誌を読まなくても、プリントを読んだり会議資料をチェックしたりと、何かをじっくり読む機会は意外と多いもの。そんなときは、「これは!」と思った箇所にマーカーで線を引いてみましょう。あとから読み返したときに重要なポイントがわかるのはもちろん、線を引く「シュッ」という感覚がやみつきになって、字を読むこと自体が楽しくなるかもしれません。

 

 

(取材・文/神戸紅実子

kambe_profile

かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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