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消しゴムギミックが地味にイイ!シャープペン「デルガード タイプER」【文具のツボ】

&GP / 2017年8月30日 11時0分

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消しゴムギミックが地味にイイ!シャープペン「デルガード タイプER」【文具のツボ】

書いて。間違いたら消して、また書いて――。

これは、シャープペンや鉛筆で文字を書くときおなじみの動作。けど、試験中や会議で急いでメモをしたいときなど、「いちいち消しゴムを取り出すのが面倒くさい!」と思うことも。それに、消しゴムっていうのは使いたいときに雲隠れする、天邪鬼な奴ですよね。

「デルガード タイプER」は、本体を上下逆さまにするだけでペン尻から消しゴムが飛び出てくるシャープペン。文字を消したいとき消しゴムを瞬時に使えます。

「でもシャープペンに消しゴムがついてるのって、当たり前じゃない?」とお思いの方もいるでしょう。「デルガード タイプER」に付いているのは、普通の消しゴムじゃないのです。

 

■飛び出た消しゴム、しっかり固定します

「上下逆さまにするだけで消しゴムが出て来る」

この謳い文句だけで“タダモノじゃない”感が漂う、ゼブラの「デルガード タイプER」。ぺン尻の消しゴムは、普段シャープペン内に隠れているので、使うときはキャップを外す必要がありません。そのため、急いでいるときに颯爽と消しゴムを登場させられます。

しかし、それでけではありません。「デルガード タイプER」の見せ場はここから。消しゴムを紙に押し付けて動かしてみましょう。無造作に飛び出たはずの消しゴムにしっかりロックがかかり、内側に引っ込まないことがわかります。もちろん筆者は、自分からロックをかけるなど特別な動作はしていません。

この消しゴムにロックがかかる秘密は、「デルイレーサー機構」という機能にあります。

 

■「デルイレーサー機構」って何?

ここで「デルイレーサー機構」について簡単にご説明します。先ほど筆者はシャープペンを上下逆さまにして消しゴムを外に出しました。それは、シャープペン内部の消しゴムホルダーが落下したから。

「デルイレーサー機構」は、このとき落下した消しゴムホルダーを固定し、シャープペン内に消しゴムが戻らないようロックをかける機能のことです。ロックがかかるから、力を込めて文字を消すことができます。

ちなみに、本体の向きを戻すと消しゴムホルダーは元に戻り、そのまま筆記を続けられます。これなら、急いで筆記したいときに、消しゴムを探したり消しゴムのキャップを着脱したりといった手間がかかりません。消しゴムを使うために必要な動作は、「シャープペンを上下逆さまにする」。これだけでOKなのです。

 

■芯が折れにくいからサクサク書ける!

「デルガード タイプER」のもうひとつの特徴であり、最大のポイントは「芯が折れにくい」ということ。

たとえば、紙面に対し強い筆圧が垂直に加わると、芯が上方向に逃げて折れることを防ぎます。また、斜めに強い筆圧がかかると、ペン先から金属部分が自動で出てきて芯を包み込みます。

▲「デルガード タイプER」は筆圧に応じて芯をガードする

つまり、ペン先を素早く動かしても、加わる力の強さや角度に合わせて芯をガードする機構が自動で働くのです。試験中に芯がポキポキ折れると、その分タイムロスが発生します。しかし「デルガード タイプER」なら芯が折れるリスクを軽減できるので、筆記に集中しやすいのです。

*  *  *

本体を逆さまにするだけで消しゴムを使えて、おまけに芯が折れにくい構造も持った「デルガード タイプER」。マークシートのように細かい部分だけを消す試験ならこれ1本で大丈夫かも。販売価格は756円です。個人的な感想ですが、「芯が折れないシャープペン」ってゲン担ぎにはもってこいだと思いませんか?

>> ゼブラ「デルガード タイプER」

 

(取材・文/神戸紅実子

kambe_profile

かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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