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ライブに向かうバスの中は、VRで気分を盛り上げよう!

&GP / 2017年9月3日 7時0分

ライブに向かうバスの中は、VRで気分を盛り上げよう!

ライブに向かうバスの中は、VRで気分を盛り上げよう!

WILLERとKDDIが、高速バスでの移動中にVRコンテンツが楽しめる「ライブバス VR」の提供を開始することを発表した。

WILLERは移動ソリューションを提供する会社で、高速バス「WILLER EXPRESS」のほか、アーティストのライブ会場に直行する「ライブバス」も運行している。「ライブバス」ではアーティストグッズのプレゼントや限定DVDの放映など、オリジナル特典が付くことをセールスポイントとしている。新たに提供される「ライブバス VR」では、KDDIが制作した、アーティスト出演のVRコンテンツを楽しめる仕組みだ。

▲前方、左からWILLERの代表取締役 村瀬茂高氏、KDDIのビジネスIoT企画部 部長の原田圭悟氏。後方は、ライブバス VRの第1弾に起用されたDISH//(デュッシュ)のメンバー

 

第1弾として運行されるのは、5人組ダンスロックバンド「DISH//(ディッシュ)」の武道館ライブに向かうツアーバス。2018年1月1日に開催される「DISH// 日本武道館 ’18 元旦 単独公演」に向けて、大阪・名古屋・仙台を出発する「ライブバス VR」の車内で、限定のVRコンテンツを楽しめる。その映像は、バスの車内で撮影されたもので、ライブバス VRに搭乗したファンは、メンバーと一緒にバスに乗り、近くの席から話しかけられているような臨場感を体験できる仕掛けだ。あたかもその場に居合わせたかのような立体的な音質で再生される「バイノーラル音源」を採用していることも特徴だ。

▲VRコンテンツのイメージ。これは「雑談」編

▲「デート」編

▲「告白」編

▲「おまけ」編

VR機器には、汎用性に優れたハコスコを採用。乗車時に1人ひとりに渡されるハコスコ(通常版)に、自分のスマホをセットして視聴できる。さらに、バス1台につき1台の最新モデル「ハコスコDX2」が用意されており、より臨場感あふれるコンテンツを交代で楽しむことが可能だ。

▲ハコスコDX2

▲自分のスマホにVRコンテンツをダウンロードして楽しめる

VRコンテンツの利用料はツアー料金に含まれるが、視聴に自分のスマホを用いるのでデータ通信料は必要。ただし、4つのコンテンツのうち最もデータ容量の大きいものでも200MB程度とのことなので、ダウンロードに伴う通信料はさほど高額にはならないはずだ。また、DISH//仕様のオリジナルのハコスコも発売され、帰宅後に限定VRコンテンツを視聴することもできるという。

DISH//のファンにとっては、ライブ会場に到着する前から、バス車内で歓声が巻き起こりそうなサービスだが、DISH//のファンではない方も、第2弾以降に登場するアーティストに要注目だ!

>> WILLER「ライブバス」

 

(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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