知っておくと役に立つ!スマホ版「Googleマップ」の便利ワザ3選
&GP / 2017年9月18日 19時0分
知っておくと役に立つ!スマホ版「Googleマップ」の便利ワザ3選
スマホの「Googleマップ」アプリ、使ってますか? GPSをオンにして現在地情報を取得するようにしておけば自分がどこにいるかが分かるなど、スマホの機能を駆使してくれることで、地図が苦手な人にとっても便利に使えるようになっています。
そんなGoogleマップですが、地図として使う、ナビとして使う、スポット検索で使うといったこと以外にも、実は細かな機能が詰め込まれています。そこで、知っておけば意外と役立つ(かもしれない)、Googleマップの実用的な小ネタを3つご紹介します。ぜひ試してみてください。
■スケール
PC版Googleマップでは常に表示されているスケール。いわゆる物差しで、今の地図でこの長さはどのぐらいの距離かが分かるものです。紙の地図では縮尺(25000分の1など)と共にどのページにも書かれているのを見たことがあるのでは。
▲右下に小さく表示されている。この20mは、右側にある線の長さが、いま表示している地図では20mだという意味になる
このスケール、アプリ版Googleマップでは、地図を拡大縮小している時だけ表示されるようになっています。
▲何もしていない時はスケールは表示されない(左)。地図を拡大縮小すると、その時だけ表示される(右)
拡大縮小操作を終えると消えてしまうので、目安としてはあまり使えないと思っていたら、実は常に表示させる方法が用意されているんです。
▲左上のメニューから<設定>をタップ
▲<地図上にスケールを表示>をタップ。最初は「ズームイン/ズームアウト時に使用」になっている
▲<常に使用>を選ぶ
▲これで地図上に常にスケールが表示されるように。拡大や縮小をすると、それに合わせてスケールも変わっていく
大まかな距離は、スケールを見ることで分かります。詳細な距離が必要ない場合でも、これなら目安になるので便利ですよ。
■距離測定
PC版Googleマップでは使っている人もいるかもしれない距離測定。アプリ版でも使いたいと思っても、どこをどう探してもないので、ないのかもしれないと思っていた人も多いのでは。実はちゃんと実装されているんです。
▲PC版Googleマップでは、地図上で右クリックをすると出てくるメニューから[距離を測定]を選び、測りたい位置を左クリックしていくと2点間の距離を教えてくれる。いくつもポイントを作れば、最初の場所からの総距離を教えてくれる。直線距離しか測れないが、大まかな距離の目安にはなる
PC版では右クリックメニューという分かりやすい場所にありますが、アプリ版はかなり分かりづらいところにあります。
▲ここからの距離を測りたいと思う場所を長押し。この時、すでにスポットとして表示されている場所ではできないので、<指定した地点>と出る場所にすること
▲<指定した地点>部分を上にスワイプすると、[距離を測定]が出てくるので、そこをタップ
▲<指定した地点>から青い小さな◯がビョンと伸びて出てくる。◯に上下左右に出っ張りが出ているマーク(以下、ターゲット)が、表示している地図の中心点になっている
▲地図をスクロールして、ターゲットを移動させる。前の地点からの距離は左下にリアルタイムで表示される。前の地点との距離を測りたい場所まで移動したら右下の<+>地点を追加をタップ。さらに距離を測りたい場合は、地図をスクロールしていく
▲距離を測定中も地図の拡大縮小は可能。2本指を広げたり閉じたり(ピンチイン、ピンチアウト)することで行う
▲地点はいくつでも追加可能。距離は、最初の地点からの総距離になる
▲ポイントする地点を間違えた場合は、右上の<←>マークをタップすれば、最新の地点をキャンセルできる。キャンセルするとターゲットの内側が白から透明になる
▲キャンセル後、そのまま地図をスクロールすれば、別の地点を追加できる
▲右上の<・・・>をタップして出てくる<クリア>をタップすれば、最初の地点以外の地点をすべてクリアできる
これから行く場所は駅からどれくらいの距離なんだろうかなどを知りたい時の目安になる距離測定。ちょっと分かりづらい出し方になりますが、知っておくと役に立つ時があるかもしれませんよ。
■3D表示
地図は基本的に上空から見た平面図として表示されます。そのため、今いる場所が分かったとしても、自分がどの方向を向いているのかが分からないという人も多いのでは。GPSをオンにしても、向いている方角を正確に示してくれない場合もあります。そんな時、目印になるのが建物の大きさだったりします。Googleマップにある3D表示を使えば、周りの建物の大きさが分かって、自分が向いている方角を知る目安になるかもしれません。
▲広い道路が交わる交差点など、自分がどこにいるのか見失いがち。まずは自分がいる場所を、建物の影が出てくるまで拡大する
▲そして2本指でタップして、画面に指をつけたままゆっくりと上にスワイプすると、徐々に目線が下がっていくようなカタチになり、建物が立体的になっていく
▲スワイプしている指を離してもそのままだ。もっと細かく見たいなら2本指を広げる動作(ピンチアウト)すれば拡大できる
▲さらに2本指を回転させるように動かすと、地図も回転していく。自分のいる場所からの視点になるようにしてみよう
▲元に戻したい場合は、右上のコンパスマークをタップすれば、最初の状態である地図の上側が北になるように戻ってくれる。そのまま2本指でタップして下にスワイプすれば、上空から見た地図に戻る
この3D表示機能は、残念ながら航空写真時には表示されません。また、建物の大きさはあくまで目安で正確なものではありませんが、それでも人の目で見たイメージには近い状態になります。自分の位置を見失いがちな人は一度試してみてはいかがでしょうか。
<取材・文/樋上隆志>
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
GWのUターンラッシュでスマホを活用する技 道路の渋滞情報と、電車の混雑状況を確認しやすいアプリはどれ?
ITmedia Mobile / 2024年5月5日 19時25分
-
iPadでGoogleの生成AI「Gemini」(旧Bard)を使うとYouTube検索が捗るかも?|iPad Hacks
&GP / 2024年4月28日 19時0分
-
お気に入りスポットに絵文字が追加できるの知ってる?「Google マップ」の地図を自分らしくカスタムしよ
isuta / 2024年4月24日 18時0分
-
GoogleマップでEV充電スポットが探せるように
ASCII.jp / 2024年4月18日 16時15分
-
「そのまま12時方向に進んで」視覚障害者のための優しい地図音声道案内「くすくすマップ九州」誕生 コーヒーの香りやガソリンスタンド店員の声オーライオーライ」も情報に
RKB毎日放送 / 2024年4月10日 19時42分
ランキング
-
1「新紙幣出てきたんだけど」 レジで“千円札”見た若者がポツリ→まさかの正体にショック広がる 「そうだよねえぇ」
ねとらぼ / 2024年5月7日 12時0分
-
2「既存作品と類似している」と指摘 上演中の演劇が急遽中止で劇団側謝罪
ねとらぼ / 2024年5月8日 13時13分
-
3「iPad(第10世代)」が大幅値下げ、「iPad mini」は値上げ 価格改定で明暗分かれる
マイナビニュース / 2024年5月8日 13時31分
-
4シャープ、デザイン一新&ディスプレイ大型化の「AQUOS wish4」
マイナビニュース / 2024年5月8日 11時0分
-
5「天才なのか狂気なのか」 ガソリンタンクに液体窒素を入れてみたら…… 海外の“とんでもない実験”に心臓バクバク
ねとらぼ / 2024年5月6日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください