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メモ・録音etc……意外と使える!仕事中に便利なiPhone通話アプリ3選

&GP / 2017年10月26日 21時0分

メモ・録音etc……意外と使える!仕事中に便利なiPhone通話アプリ3選

メモ・録音etc……意外と使える!仕事中に便利なiPhone通話アプリ3選

デスクワーク中の電話であれば、片手にペンを持ち、会話をしながらメモをとることができますが、外出先ではそうもいかず……。ペンやメモ帳を出すのに手間取った結果、「すぐかけ直します」と、いったん電話を切った経験があるのでは? そこで、今回は、ビジネスシーンの通話をもっと便利にしてくれそうなiPhone向けアプリを実際に使ってみました。

■通話中にも素早くメモをとれる「Quick Notes」

iPhoneには元々「メモ」アプリが入っていますが、電話中に「メモ」を使おうとすると、(1)アプリを探して(2)メモを新規作成(3)文字入力をしたら保存……と手順が多い上に、そもそも画面にたくさん並ぶアイコンの中からアプリを探すのもひと苦労です。

「Quick Notes」は「Quick」と謳うその名の通り、iPhoneのウィジェットから瞬時にアプリを立ち上げ、即時に文字入力を行うことができるから軽快。アプリの起動にも時間がかからないので、通話中であってもスマートにメモをとることができます。

▲ホーム画面から左にスワイプし、ウィジェットから「Quick Notes」のアプリを立ち上げ、入力するだけ(ウィジェットへのアクセスはiOSのバージョンにより、異なる可能性あり)

リマインド機能も実装されており、“メモったけれどメモったことを忘れてしまう”というメモあるあるを回避できる点も親切。例えば、「18時から会議室5で打ち合わせ」とメモをとり、17時45分にリマインドさせればよいというわけです。

▲画面下にボタンが3つだけのシンプルなメモ画面

ただし、前述のように高速起動とシンプル操作が売りな反面、使える機能はこれだけ。複数のメモを保存しておくことはできず、長期保存したいメモは標準で入っている「メモ」アプリに移すことになるのでご注意を。

ちなみに、標準アプリの「メモ」をウィジェットに追加することもできます(上の画像の編集ボタンからウィジェットに表示させるアプリを設定可能)。追加してしまえば、「Quick Notes」とほぼ同様に扱えるので、急ぎのメモは「Quick Notes」、企画書や長文の文章を考えるときは「標準メモ」と、用途によって使い分けるとよさそうです。

■大切な通話を録音できる「TapeACall」

取引先や顧客、上司と電話する際に、メモするよりも、会話を録音したほうが早いこともあります。しかし、万能といわれるiPhoneであっても通話録音機能はついていません。そこで便利なのが「TapeACall」。

▲録音の赤丸、再生の三角で初見でも迷うことなく操作ができた

同アプリには無料版と有料版(1200円)があり、無料版は録音時間が1分間と短く、有料版は制限なく長時間の録音が可能です。同アプリ、擬似的にグループ通話を行うことによって録音するという仕組み。そのため、「グループ通話」機能のあるソフトバンクか、「三者通話サービス」のあるauでしか使うことができないのは少々残念です(ソフトバンク、auともにオプション機能となり事前申し込みが必要)。

録音するまでの基本的な使い方は以下の通り、とても簡単。

【自分から電話をかける場合】

1)「TapeACall」を起動させ、中央にある赤丸をタップし、画面に表示された録音用の電話番号へ発信
2)画面左下の「通話を追加」をタップし、録音しながら通話したい相手に発信
3)画面左下の「通話を追加」が「グループ通話」に切り替わるのでタップし、グループ通話にする

【相手から電話がかかってきた場合】

1)相手からの着信を受ける
2)通話を切らずに「TapeACall」を起動する
3)画面中央の赤丸をタップし、録音用の電話番号へかける
4)画面左下の「グループ通話」をタップし、グループ通話にする

▲電話をかける・受ける、どちらの場合でも「グループ通話」を押さないと録音できません

録音データはアプリ内で一覧化され、必要なデータはダウンロードして再生が可能です。また、録音データはメールに添付して送信できるので、「同僚にいまの会話を共有しておこう」という際にも役立つはず。

有料版であっても、録音のためにICレコーダーを別途購入することを考えれば、かなり経済的だと思います。残念なことに、グループ通話に対応していないNTTドコモとY!モバイルユーザーは利用することができませんが、それを除けば通話録音アプリとしては、優秀ではないでしょうか。

■ダラダラ通話を防げる「通話タイマー」

仕事のデキる人は「電話時間が短い」と、よくいわれるように、仕事中の電話時間は非常に重要。通話中に「あ、そういえば…」と、次々話題を展開し、ダラダラと会話してしまうのは、自分はもちろん相手の時間も奪ってしまうためナンセンスです。だからこそ、決めた時間にピッタリと電話を切る習慣を身につけたいところ。

「通話タイマー」は、そんな“長話さん”にピッタリ。設定した時間になったらバイブレーションで知らせてくれます。

使用方法もいたってシンプル。アプリを立ち上げて、0秒~29分55秒の間で、5秒単位でアラームを設定。あとは電話をかけたい相手の電話番号を直接入力するか、iPhoneの連絡先から相手を選び、「通話タイマー」から電話をかけるだけ。通話中に設定した時間になると、バイブレーションで知らせてくれ、「●分経ったな」と時間を意識することができます。

 

▲有料版(120円)なら、「発信履歴機能」や「ブックマーク機能(One-Click発信)」などの機能も使える

ちなみに、同アプリは通話料の節約という点でも◎。例えば、iPhoneの契約内容が「1回あたり5分以内の通話は無料」であれば、アラームを4分30秒くらいに設定しておき、バイブレーションが作動したら電話を切る、ということができます。そうすれば、電話料金が発生することもありません。

欲を言えば、時間が経過したら強制的に電話を切る機能もあればいいのですが、「通話タイマー」の開発元によると、iPhoneの仕様上それは不可能なのだとか。自分で切る手間はありますが、話し始めると止め時がわからなくなってしまう人は、試してみる価値のあるアプリでしょう。

アプリというとカメラやゲームに注目してしまいがちですが、通話もまだまだ利用する基本的な機能。普段の通話を便利にするアプリをプラスすれば、ビジネスもまだまだ効率化できそうです。

※本文の表示価格や機能については2017年10月19日現在の情報です

 

(写真・文/奈古善晴「考務店」)

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